アトリエ・ポレポレのブログ -6ページ目

久々の再会から生まれたもの:2025年8月9日

8月9日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

8月の第2週のポレポレは、

お盆の時期と重なった場合は

お休みにすることもありますが、

今年は8/9だったため、

開催することができました。

 

 

この日はなんと、

ポレポレを立ち上げのときから

支えて来られた

太田さんが数年ぶりに来られました。

 

太田さんが代表を務める
NPO法人新しい住まい方研究所の
ホームページはこちら

 

東京都美術館で1990年代に開催された
エイブルアート展の

ボランティアをされていて、
その頃にポレポレにも

顔を出されていた方々も合流されました。

 

久々の再会で話が盛り上がり、

この日のテーマは

なかなか出されなかったのですが、

太田さんたちの存在が

大きく影響したテーマとなりました。

 

 

「あう」


メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

この日のテーマを私が目にしたときには、

動詞ではなく、感嘆詞の「Ah!」だと思って

笑ってしまったのですが、

麻子さんの話を聞くうちに

動詞のテーマだったとわかりました。

 

 

調和という意味での

「合う」にしたそうです。

 

 

その次には、声が「合う」ということで

合唱をしている場面を描いていました。

『大地讃頌』を歌っているそうです。

 

 

この日の最初に描いた作品では、

太田さんとの再会も重なりますが、

久しぶりにいとこに

「会う」場面を描いたそうです。

 

 

 

 

麻子さんの向かいのテーブルでは

裕士さんが描いていました。

 

 

前回もお化けが登場していましたが、

握手しているのは

麻子さんの影響もあったのかもしれません。

 

 

その前に描いた作品では、

握手ではなくグータッチしていました。

 

太田さんが来られたこともあってか、

最近来られていない

メンバーのみなさんの名前を

次々と出して気遣っていた裕士さん。

 

もし会えたら、こんな感じで

やりとりするのかもしれませんね。

 

 

 

 

太田さんと会って

はしゃいでいた様子の美名子さん。

チームラボの作品から影響を受けた

続きの作品を描いていました。

 

 

ペインティングナイフを使って

勢いよく色を付けていきました。

 

 

作品に区切りを付けた後は、

次の作品の下塗りをしていました。

次に何を描くかは「決めていない」と

このときには言っていたのですが、

これからどうなるでしょうか……?

 

 

 

 

芳賀さんは、バスの中で遭遇した出来事の

絵の続きを描き、

「思ったより進んだ」とのことでした。

 

 

奥のテーブルの二人と

会話をしながら描いていた芳賀さん。

 

裕也さんとは前日も一緒だったそうで、

バンドの練習の話など、

やりとりを繰り広げていました。

 

 

太田さんの会話にも

突っ込みを入れていた萌さんが、

作品が完成したようで、

サイモンさんを呼んで話し掛けています。

 

 

ひまわりの絵の空のところに

花火を描きたくなったそうで、

描き加えたとのこと。

 

本当は花火を見ている人物の姿を

描きたかったそうですが、

それは別の作品に描くそうです。

 

 

裕也さんは色の塗り直しをしていて、

「次回には完成しそう」と言っていました。

次回は記念の日になりそうですね。

 

 

 

 

こちらの方は、

蜂に刺される場面の

続きを描いていましたが、

当日編みぐるみを持って来られました。

 

左の作品は九州の方に、

右の作品は東京タワーのある地域の方に

プレゼントしたいとのことでした。

色々な形での表現を

楽しまれているようです。

 

 

 

 

太田さんたちが来たことで

ポレポレの雰囲気にも活気が出て、

片付けも早く終えることができました。

 

サイモンさんが片付けを終えた後で、

「今日は疲れた」と言っていましたが、

色々な人と会えて

心地よい疲れだったんじゃないかな、

と想像しています。

 

平和だからこそ

こういう時間が持てるんだな、と

8/9という日に改めて感じました。

 

 

次回は8/23です。

みなさんに「あう」のを

楽しみにしています。

メンバー発信のテーマから:2025年7月26日

7月中に更新するつもりだったのですが、

8月になってしまいました。

7月26日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

画像を見たらわかるでしょうが、

厳しい暑さに見舞われたこの日でした。

 

そんなこの日のテーマは……。

 

 

「にげる」

 

この時期は暑さからも

「にげ」ないといけないですね。

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

サイモンさんに相談されて

この日のテーマを考えられたのは、

こちらの方でした。

 

以前からの続きの作品でしたが、

「にげる」とも関係する絵でしたね。

 

早めに床屋さんに行くとのことで

完成はしませんでしたが、

蜂に刺された場面に色を付けていくと、

大変さが増していました。

 

 

 

 

裕士さんの作品は、

逆光で描かれていました。

 

 

炎天下の中で、

慌ただしく「にげて」いるそうです。

 

 

次の作品は、

1枚目と連作になっているのかな?

 

 

空中でも水中でも

皆が同じ方向に「にげて」いました。

 

 

最後の作品では、

どちらが「にげて」いるのでしょうか……?

 

 

 

 

萌さんは前回の続きの

ひまわりを完成させたそうです。

 

その次の作品は完成しませんでしたが、

「虹色のひまわりを描く」と言って、

黄色以外の色も使って

ひまわりを描いていました。

 

 

裕也さんは、前回できなかった

色の塗り直しをしていて、

ライブの本番までに描き終えるという

新たな目標を立てていました。

 

萌さんの後ろのテーブルでは、力さんが

男性が登場する作品を描き始めていました。

 

 

 

 

この日も後半のほうに来られた大河原さん。

 

 

実際に先日警報が発令されましたが、

こちらの作品には、

「津波から脱出」というタイトルが

付けられていました。

 

 

こちらの作品には、

「真夏の恐怖から逃げろ!」という

タイトルが付けられていて、

大河原さんの心情が伝わってきました。

 

 

 

 

大河原さんの後ろのテーブルでは……。

 

 

「今日は完成しそうな気がする」と

来られた時にも話されていましたが、

宣言通り、「ひらく」のテーマのときに

描き始めた絵を完成することができました。

 

次の作品では、

怪物から「にげる」場面を

描き始めたそうで、

詳しく構想を教えてもらいました。

 

これからも自分のペースで

描いていただけたらうれしいです。

 

 

 

 

 

こちらでは、対照的に

1日で次々と作品が生まれていて、

ひとりひとりの違いが見えることが

おもしろいな、と思いました。

 

 

 

 

美名子さんは、

以前見たチームラボの作品に刺激を受けて

制作を進めていました。

 

下塗りを終えた上から、

白のパステルで描いていましたが、

隙間が出てきた所などが

イメージと違ったそうで、

大胆に濡れ雑巾で消していました。

 

 

ほとんど消していたのですが、

それが霞のようになって、

背景の効果を生み出していました。

 

パステルで描き直した後は、

アクリル絵の具と墨を混ぜたものを

筆で塗っていました。

 

 

作品を近くで見ると、

絵の具の盛り上がりが

このようになっていました。


 

 

 

この日には、

以前チラシのデザインをお願いした

岡崎さんが来られていたのですが、

岡崎さんから

ポレポレと同じぐらいの活動歴があり、

大阪の長屋を拠点としている

「アトリエひこ」の話を聞きました。

 

制度にとらわれない形で

ひとりひとりの思いを支える場所が

ポレポレと同じように

長く続くことを願っています。

描いてすっきりできる場所:2025年7月12日

7月12日のポレポレの様子をお伝えします。

 

 

この日は観光客の方が

普段より少なかった気がしましたが、

相変わらず国際色豊かな泉岳寺でした。

 

先日、ポレポレに縁のある方で、

怪我や体調不良に

見舞われた方がいると聞きました。

早く回復されることを願っています。

 

この日のテーマですが、そんな事情が

反映したかもしれません。

 

 

「いたい!」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

この日も背景を塗るときには、

画用紙の上に

直接絵の具を置いていた裕士さん。

 

 

注射の針が見られますが……。

 

 

のどとおなかが「いたくて」

注射を打っているようですが、

同時に虫にも刺されて

大変なことになっていました。

 

 

次の作品では、

ピラニアに噛まれている場面などを

描いていたようです。

 

実際の場面を想像すると怖いですが、

絵という形だからこそ

生まれた作品なのかもしれません。

 

 

 

 

こちらの方は、蜂に刺されて「いたい」

場面を描いていました。

なんと、8匹の蜂に刺されているそうです。

ここからどうなっていくでしょうか……?

 

 

その前には、

「かわる」のテーマで描き始めた

以前からの続きの絵を完成させていました。

 

上の絵とは

登場人物の表情が全然違いますね。

 

 

 

 

芳賀さんは、自分の乗ったバスで

お年寄りの方が転倒して

大変なことになったことがあったそうで、

その出来事を描くことにしたそうです。

 

お年寄りの方が早く回復されることを

願っています。

 

 

芳賀さんと同じテーブルでは、

「久々に形容詞のテーマですね」

と言いながら

麻子さんが制作をしていました。

 

 

作品を見ているだけで

「いたみ」が伝わってくる作品ですね。

 

 

上の作品と比べると、

「いたみ」の程度が違うかもしれませんが、

頭が「いたくて」頭痛薬を

服用している様子を描いていました。

 

暑い時期ですので、

みなさんも体調には

くれぐれもお気を付けください。

 

 

 

 

翌日に控えたダンスの公演が

楽しみな様子の美名子さん。

以前からの続きの絵を仕上げていました。

 

 

木をイメージした作品も仕上げていました。

本物の木の皮もコラージュされています。

 

 

最後に次の絵の下塗りをしていましたが、

大胆に塗っていたので、

周囲に絵の具が飛び出していました。

 

 

 

 

力さんは以前からの続きで、

色鉛筆を主に使いながら、

電車の中の様子を描いていたそうです。

 

 

出掛けられていたそうで、

ポレポレの終わり頃に

慌てて駆けつけてきた大河原さん。

 

この日描かれた作品には、

「自分のキズのいたさ(心の中のいたさ)」

というタイトルが付けられていました。

 


 

 

この日は体験の方が来られましたが、

帰る前に「描いてすっきりしました」

という言葉を

残されていたのでよかったです。

 

サイモンさんが、

「来たときと帰る前の表情が

全然違っていた」

という話をされていましたが、

それぞれの表現を尊重される中で

描いてすっきりできることが

ポレポレの魅力の

ひとつなのかもしれません。

 

この日は「いたい」というテーマでしたが、

心の痛さなど、

簡単には口に出せないものを

作品という形で

表現されている方がいました。

 

表現することで、

日常生活に穏やかに戻っていける面が

あるのかもしれませんね。

 

 

次回は7/26です。

来られる方はお待ちしています。