アトリエ・ポレポレのブログ -54ページ目

さりげなく取り入れて:2021年10月23日

10月23日のポレポレの

様子をお伝えします。

 

この日のテーマですが、

ポレポレでは珍しい内容でした。

 

 

「ガラス」

 

普段は形容詞や動詞のことが多いのですが、

サイモンさんに理由を尋ねると、

「たまには気分を変えるのも

いいんじゃない?」

とのことでした。

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

誰よりも早くから来て、

会場の準備を行っていた裕士くん。

ありがとうございます。

 

 

裕士くんが用いることの多い

フォレストグリーンで塗られたカーテンに、
登場する女の子と同じ服の色の

花を描き始めました。

 

 

部屋のカーテンを開けると、

窓ガラス越しの外に、

きょうだいが2人いたという場面とのこと。

 

「外出を我慢している」という話を

ご本人がよくしていたのですが、

作品を見ていると、

そんな裕士くんの思いが現れているように

個人的には感じました。

 

 

次の作品では、絵の具を直接

画用紙に乗せて色を塗っています。

 

 

今度は電車の窓のようですね。

次は人物を描くと予想されたのですが……。

 

 

完成した作品には、

意外なものが登場していました。

実は……。

 

 

麻子さんと同じテーブルで

描いていたことが作品に影響したようです。

 

 

麻子さんの描いているものは、

どこかで見覚えがありますが……。

 

 

「ガラス」というテーマで、

試験管やフラスコなど、

化学実験の場面を思い浮かべた麻子さん。

 

裕士くんの作品には、

こちらの影響があったんですね。

 

 

麻子さんがその前に描いた作品は、

ガラスの花瓶に入った花が、

窓越しに太陽の光を浴びる様子でした。

 

 

気にしていないようでも、

同じ空間で描く中で、

さりげなく相手の要素を

取り入れている姿は、

ポレポレで印象深い一面です。

 

 

 

 

補助のテーブルを使うことで、

「描きやすくなった」と

言っていた裕也くん。

この日は色鉛筆を使って、

少しずつ線を描いていました。

今年中の完成を願っています。

 

 

同じテーブルで描いていた萌さんが、

作品が完成したということで、

サイモンさんを呼び出しています。

 

 

もみじの葉っぱによる、

「ハロウィンじゅうたん」とのこと。

筆を使って、薄めの色を

どんどん塗り重ねて完成させていました。

 

 

 

 

描いているときの笑顔が

印象的だった晴子さん。

筆を手にすると、

少しずつ色を画面に置いていきました。

 

 

私には手前と奥に

2人の人物が見えてきたのですが、

みなさんにはどのように見えますか?

 

萌さんの姿が見えるところで

描いていましたが、

先程の「ハロウィンじゅうたん」と

色彩が似ているのは、

気のせいでしょうか?

 

 

上の作品もそうですが、見ていると、

奥のほうからこちらに迫ってくるような

動きを感じました。

 

 

 

 

こちらではハロウィンの

作品の続きを描いていました。

 

「来てください!」と言われたので、

何かと思ったら、

「かぼちゃが12個あります!」

という報告でした。

 

 

ハロウィンを迎える前に、

無事完成することができました。

 

終わると宣言通り、

一旦中断していた作品の続きを

描き始めていました。

 

 

 

 

まずは下塗りを始めていた美名子さん。

この日は薄めの色彩で塗ると、

雑巾を使って拭き取っていました。

 

 

この日は自分で撮影した写真を

参考にしながら制作を行っていました。

パステルで木を描いているようです。

 

 

途中から筆に変えていましたが、

「根っこを描くのが難しい!」と言って

苦労していたようでした。

 

 

上の作品は、

乾いてから葉っぱを描くことにするそうで、

新たにもう1枚描いていました。

 

同じように下塗りを終えると、

階段を描き始めていましたが、

「私、ここで転んだんです!」と

エピソードを話していました。

 

 

階段には、細かい絵が描かれた

タイルが貼ってあるそうで、

その模様を描いてみたいとのこと。

 

悩みながら模様を描いているうちに、

時間となったようです。

 

 

 

 

前回の続きをまず描いていた大河原くん。

 

 

「秋の益子焼」という

タイトルが付けられていました。

 

 

オレンジ色のイメージが

あったのかもしれませんが、

その次に描いたのは、

「かぼちゃだろ!」という作品でした。

 

 

山手線が一部運休になっていることを

話題にされていた大河原くん。

 

「ガラス」というテーマということで、

電車の窓ガラスを

こちらでも思い浮かべて描いたようです。

 

 

 

 

活動が終わると、最後までいたメンバーで

片付けを行っています。

いつもありがとうございます。

 

緊急事態宣言が解除されてから、

参加者数は少しずつ増えていますが、

早めに帰られる方と後から来られる方が

入れ替わりのような状況になっていて、

密にはなっていません。

 

無理はなさらないで

いただければと思いますが、

久しぶりに来られるという方も、

またお待ちしていますね。

同じ色が広がって:2021年10月9日

10月9日のポレポレの様子をお伝えします。

 

この日のテーマは……。

 

 

「あつめる、

あつまる」

 

メンバーの作品を見てみましょう。

 

 

 

裕士くんの作品には、

太陽やゾウなど、

好きなモチーフがいっぱい

「あつまって」いました。

 

 

ひとつひとつのモチーフに

時間をかけて色を塗るなど、

じっくりと制作に

取り組む姿が印象的でした。

 

 

「ゾウは何匹?」などと、

子どもたちの数の学習に

活用したいと思えるような作品でした。

 

 

上の作品が終わった後には、

おなかがすいたのか、

これまたご本人の好きなものが

「あつまって」いました。

 

 

改めて見ると、

いろいろな種類のドーナツがありますね。

 

左下にあるのは、

ビターチョコレート味とのことですが、

ご本人は「ビターは苦手」とのこと。

 

お茶会のときに、

ビターチョコレートを用意すると、

「ビターは食えねえよ!」と

言っていたのを思い出しました。

 

 

 

 

最近のポレポレでは、

プラスチック色鉛筆と水彩絵の具で

描くことが多かった卓也くんですが、

この日はガッシュで描いていました。

 

 

 

動物や果物がたくさん

「あつまって」いました。

こちらの作品もまた、

何が描かれているか

子どもたちに尋ねたら、

楽しめそうですね。

 

にじみ具合や輪郭線など、

プラスチック色鉛筆と

水彩絵の具の組み合わせとは、

違った雰囲気が出ていました。

 

 

 

 

美名子さんは前回の続きです。

パステルで描いているのが

何か尋ねたところ、

「家族」とのことでした。

 

 

大胆に絵の具を塗っていますが……。

 

 

相変わらず、

絵の具の盛り上がりがすごいですね。

乾くまでに時間がかかりそうです。

 

 

迫力のある作品が完成しました!

ご家族が「あつまって」いるということで、

この日のテーマが

影響したのかもしれません。

 

ちなみに、

中央にいるのが美名子さんとのことです。

 

 

終わった後には、

ハロウィンが近付いていることもあってか、

AKB48の『ハロウィンナイト』を

歌いながら、「かぼちゃを描く!」と

意気込んでいました。

 

 

まわりにはみ出した絵の具も含めて、

美名子さんらしい作品ですね。

 

 

 

 

ハロウィンといえば、

こちらでも宣言通り、

オレンジ色のかぼちゃが登場していました。

 

完成はしませんでしたが、

これまでと少し雰囲気の

異なる作品が生まれました。


 

オレンジ系の色彩は、

他のテーブルにも広がっていて、

こちらのテーブルでは、

オレンジ系だけの

クレヨンを用いて描いていたようです。

 

 

 

ハロウィンの絵もありましたが、

オレンジ系の色彩で、

地面や背景などを力強く塗っていて、

よく目立っていました。

 

この作品に登場する

キャラクターについては、

細かい設定があるそうです、

いろいろと説明していただきました。

 

 

終わり頃になってから

大河原くんが駆けつけ、

益子焼に関する作品を描いていました。

 

作品は途中で終わりましたが、

その画面もオレンジが中心でした。

 

同じ空間で描く中で、

必ずしも交わっていなくても、

互いに影響を与えて合っているのが、

ポレポレらしいと思いました。

 

上の画像の右下のほうに写っていますが、

大河原くんからお土産をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

こちらのテーブルでは、

見慣れた光景が戻ってきました。

 

裕也くんは以前完成させた作品を

ようやく萌さんに見せることができて

ほっとした様子でした。

 

 

前に一旦完成したと思われた

萌さんのこちらの作品は、

「色を塗り直す」と言ったこともあり、

改めてこの日塗り直していました。

 

薄めではありますが、

この作品のタイトルは、

「もみじのビル」とのことで、

やはりこちらにもオレンジの世界が

広がっていたようです。

 

 

 

 

緊急事態宣言も解除されるなど、

感染状況に関しては

多少落ち着いているかもしれませんが、

無理のない形で

活動を続けていければと思いますので、

今後もよろしくお願いします。

欠かせない音楽

前回のポレポレでは、裕士くんが久々に

音楽係をやっていましたが、

中山ラビさんの話題が出たとき、

訃報をこの日まで知らなかったようで、

かなり驚かれていました。

 

 

何枚か絵を描いた後で、

中山ラビさんの曲を自らかけ始めると、

生き物の図鑑を眺めながら

じっくりと聞き込んでいて、

なかなか描こうとしませんでした。
 

いろいろ思うことが

あったのかもしれませんね。

 

 

ずいぶんと曲を聞き込んだ後に、

ようやく描き始めたのですが、

何が登場したかというと……。

 

 

「あまい」というテーマ

だったからかもしれませんが、

本当に裕士くんらしい作品の登場に、

思わず微笑んでしまいました。


「ほんやら洞」のメニューの
一品に加えてもらえたらな……なんて
考えてしまいました。



サイモンさんが、

時々語られることがありますが、

音楽がその人の作品に

大きな影響をもたらすことがあります。

 

訃報を聞いたときにも書いたことですが、

中山ラビさんの曲は、

裕士くんをはじめ、

ポレポレの作品を生み出す

大切な要素になっているのだな……と

改めて思った日でした。