3331最後の活動日:2023年2月25日
更新が遅くなって申し訳ありません。
2月25日のポレポレの様子をお伝えします。
3331では最後の活動日ということもあり、
遠方から駆けつけてくれた方もいました。
ありがとうございました。
ポレポレと同じフロアでは、
アーティストの光島貴之さんが
対談をされているなど、
縁のある人が集う日になりました。
そんなこの日のテーマは……。
「うつる」
メンバーの作品を見てみましょう。
テーマを聞くと裕士さんが
すぐ描き始めたのは、やはりこの絵でした。
ポレポレの引っ越しでも
このような場面が見られることでしょう。
次の作品では、星の近くに
直接絵の具を置いて
描いているようですが……。
月に住んでいる生命体が
地球に「うつる」という作品とのこと。
一方で、地球からロケットで
「うつる」人もいるようです。
その後には輝かしい太陽を
描いていましたが……。
最初にこの絵を見たときには
意味がわからなかったのですが、
「この絵がなぜ『うつる』なの?」
と私が尋ねると、
「コロナが……」と言っていた裕士さん。
はっとさせられました。
正確には船の名前が違うのですが、
クルーズ船での集団感染のニュースから
3年が経ったんですね……。
この3年、いろいろなことがありました。
ひとつのテーマで
いろいろな話題を提供してくれた
裕士さんでした。
名残惜しそうにこの日のアトリエに
参加していた大河原さん。
裕士さんの作品にも通じますが、
こんな作品が登場しました。
一方で、こんな作品も登場しました。
WBCでは、どこかの試合で
大谷翔平選手がホームランを打って
ボールが次々と場外に「うつる」姿が
見られるでしょうか?
不安な中でも楽しい作品が見られて
ほっとしました。
久々にポレポレに駆けつけた力さんは
以前からの続きを描いていました。
セブンイレブンで勤務する女性が
お店で購入したまかないの食事を
食べている場面を描いたそうです。
オムライスのおにぎりなどもあって、
この時代ならではの
作品だな……と思いました。
ベビーカーが複数台ありますが、
この日はお子さんの参加もあって、
活気が出ていました。
裕士さんの手前では、体験のお子さんが
次々と作品を生み出しました。
楽しんで描いている様子が
伝わってきました。
こちらは弟さんの制作過程です。
いろいろな年代の方が
集えるのはいいですね。
甥っ子さんの世話を
されていることもあって、
萌さんが気にかけていました。
お世話をしながら
完成させた作品がこちらです。
萌さんたちが描くテーブルの後ろでは、
美名子さんが、普段よりも
小さいサイズの紙で描いていました。
何を描いているのかと思ったら、
「恐竜!」とのことでした。
終わった後には、
赤い画面をつくり始めました。
この日に完成はしませんでしたが、
もう1枚恐竜を描くことにしたそうです。
移転の準備をしながらの活動だったので、
個人的に感慨にふける間もなく
3331最後の活動は終了となりました。
上の写真はこのブログに残っていた、
3331で活動を開始した頃の画像ですが、
板の色が全く違いますね。
板の裏側と表側を比べてみると、
時間が「うつる」のを感じます。
次回3/11のポレポレは、
引っ越しのためお休みです。
泉岳寺での活動は3/25からになります。
活動を進めていきながら
環境を整えて行くことになるので、
最初は不便さを感じるかもしれませんが、
お許しください。
今後もよろしくお願いします。
【重要】アトリエ・ポレポレ活動場所移転のお知らせ
アトリエ・ポレポレから、
大切なお知らせがあります。
アーツ千代田3331のホームページでは、
少し前から書かれていたので、
ご存知の方もいたかもしれませんが、
耐震工事が行われるため、
この3月で3331が
閉館になることが決まり、
ポレポレも活動場所を移転しなくては
ならなくなりました。
3331の建物である旧錬成中学校は
耐震工事を終えた後は、
恒久的なアートセンターになる
予定があるそうです。
閉館の話は以前からわかっていたのですが、
次の活動場所と
セットでお伝えしたかったので、
このブログでは全くお知らせができず
申し訳ありませんでした。
全く説明をしていませんでしたが、
最近のアトリエで
上のようなテーマが出ていたのは、
移転のことが関係していました。
2010年からずっと利用してきたこともあり、
3331のスタッフの方とも
顔見知りになっていて、
ポレポレの活動への理解もあったので、
閉館の話を聞いたときは戸惑いました。
日程やアクセスなど、
ポレポレやエイブルアート芸術大学の活動に
合う条件を満たした場所が
なかなか見つかりませんでしたが、
様々な縁がつながり、
泉岳寺で新たに活動を行うことが
最近になって決まりました。
<住所>
港区高輪2-11-1
<アクセス>
都営浅草線 泉岳寺駅(A2出口) 徒歩3分
JR山手線・京浜東北線
高輪ゲートウェイ駅 徒歩7分
都バス 泉岳寺駅前(品97品川車庫前行)
泉岳寺は、赤穂浪士に縁のある場所として
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
書道教室や合気道教室が行われている
庫裏をお借りすることになりました。
本来ならば次回のアトリエは3/11ですが、
3/11は引っ越しを行うため、
活動はお休みになります。
泉岳寺での初回のアトリエは、
3/25からになります。
冬期は閉門が17:00のため、
絵を描く時間は16:30までになりますが、
ご了承ください。
場所は変わり、
最初は慣れない面もあるかもしれませんが、
変わりなくポレポレの活動ができるように
努めたいと思いますので、
引き続きよろしくお願いします。
荷物の整理をしていると、
長塚さんが使っていた顔彩が出てきました。
これを使って描きたいという方も
いるかもしれませんね。
これから新たな出逢いが生まれることも
楽しみにしています。
過去があるから今がある:2023年2月11日
2月11日のポレポレの様子をお伝えします。
前日は東京でも雪が降ったため、
こちらの作品のように、雪の上を滑って
ズボンのお尻の部分が
濡れてしまったという方もいたでしょうか?
路面凍結が心配されましたが、
翌日はすっかり晴れて、
支障無く開催することができました。
体験の方も来られ、
楽しんで参加されていたのでよかったです。
メンバーのみなさんも気遣って
声を掛ける様子が見られました。
そんなこの日のテーマは……。
「むかしといま」
前回は「ふるい」というテーマでしたが、
過去に目を向けるテーマが続いています。
メンバーの作品を見てみましょう。
テーマを聞くと
生き物を描き始めた裕士さん。
画面を4分割して次々と描いていました。
恐竜やマンモス、アンモナイトなど、
太古の生き物の姿を描いていました。
終わった後に描かれたものは
どこかで見覚えがある気が……。
こちらの電話機は
現存するものもありますが、
若年層の方だと使ったことが
ない方もいるかもしれませんね。
上の裕士さんの絵と一緒に、
こちらの作品を並べると、
過去があるから今の電話があるという
変遷がよくわかるかもしれません。
描いたのは麻子さんでした。
こちらでは
電車を描いているようですが……。
昔の路面電車と
今の中央線を対比させたそうです。
昨年に鉄道開業150年を
迎えたことを教えてもらいました。
こちらはテレビの「むかしといま」です。
手回しチャンネルの
ブラウン管テレビの絵ですが、
人によっては電子レンジと
勘違いする方もいるかもしれませんね。
久しぶりに太郎さんが
来られてうれしかったです。
海の話をされながら描いていましたが、
太郎さんの緑シリーズは健在でした。
あっという間に
こちらの作品を描き終わると、
早めに帰られていましたが、
太郎さんの筆の動きは
その場に残っていました。
美名子さんは配水管の絵の続きです。
パステルの粉を振りかけて、
さびを表現していました。
粉を振りかけるだけでなく、
直接パステルで塗って
さびを表現する場面も見られました。
最終的にはこのような形で完成しました。
細部の色の変化にも
注目してみてくださいね。
終わった後には
普段よりも小さいサイズの紙を選ぶと
前日雪が降ったときに見た
近所の公園の光景を描いたそうです。
美名子さんの後ろのテーブルでは、
いつものやりとりが
繰り広げられていました。
裕也さんはハンドサッカーの後だったので、
疲れもあったそうですが、
ポレポレに駆け付けてくれました。
萌さんは以前からの
ドラマのキャラクターの絵を
完成させていました。
こちらも他の絵との
コラボレーションを考えているそうです。
裕也さんの前のほうでは、
一緒にハンドサッカーをやっている
芳賀さんが描いていました。
昨年からの続きですが、
裕也さんが通っている施設の
お祭りに行ったときの
思い出を描いたそうです。
それぞれが楽しんでいる様子が
伝わってきて、
当時を振り返るという点では、
テーマと重なった作品になっていました。
この日は、地下の階段を降りると、
このような看板が立っていました。
昨年もそうだったのですが、
ポレポレの隣の部屋では、
私が学生時代にお世話になった
佐藤洋一先生の
早稲田大学社会科学部
空間映像研究ゼミナールの
研究発表展「境目を縫う」が
開催されていました。
写真や映像を活用しているという
共通点はありますが、
学生のみなさんの多様な研究成果が
発表されていました。

この日のテーマとも関係しますが、
学生時代に卒業制作として
ポレポレの映像制作と作品展を行った頃、
このように隣同士で活動できる日があるとは
思ってもいませんでした。
3331で活動を続けてきたからこそ
実現したことでもあり、
過去があるから今があると
改めて感じた出来事でした。
ありがとうございました。


























































