移転後初の晴天:2023年5月27日
5月27日のポレポレの様子をお伝えします。
引っ越しの日を除けば、
泉岳寺に移ってから、
ポレポレの開催日には
毎回のように雨が降っていたのですが、
この日は晴天に恵まれました。
ちょうどポレポレに縁のある方の
お誕生日でもあったので、
それを祝福していたのかもしれません。
参加者は少なめでしたが、
それぞれが広く場所を使って
ゆったり描くことができたようです。
そんなこの日のテーマは……。
「はじめる、おわる」
引っ越しが近付いた時期に
似たようなテーマが出たかもしれませんが、
改めてこのようなテーマが出ました。
メンバーの作品を見てみましょう。
この日は言葉数の少なかった裕士さん。
矢印が見られますが……。
時間をかけて丁寧に描かれた
こちらの作品は、
生き物の生涯を描いたものでした。
ドキッとさせられる描写もある一方で、
おじいさんの服の色などを見ていると、
裕士さんらしい作品だなと思いました。
その次の作品を描くときには、
「俺がガキの頃に……」と
つぶやいていました。
電車のようですが……。
中央・総武線各駅停車の
絵を描いたそうです。
今の車両の外観とは違っているのは、
裕士さんが子どもの頃に乗った
電車を描いたからなんだそうです。
こちらの方は、
まずは以前の作品の続きを
描いていたのですが、
その際に「季節外れになったから、
5月に描き終えます」と宣言していました。
続きの作品を宣言通り描き終えてから、
この日のテーマの絵を
描き始めたのですが……。
続きの作品が
小学校入学に関する絵だったので、
実はこの日のテーマ(「はじまる」)と
関係あると気付いたようで、
後から描く作品を、
対となる(「おわる」)ものに
しようと決めていました。
右のほうはまだ仕上がっていませんが、
高等学校卒業の場面を描いたそうで、
柔軟にテーマを反映させているところが
おもしろいな……と思いました。
力さんは、前回描こうと思っていた作品の
続きを描いていました。
前回と同じ家族を描いていました。
元々はこちらの絵のほうを
先に描いていたのですが、
この3人の関係性には
ストーリーがあるそうです。
遅くなってしまったことを
残念がっていた大河原さん。
心配せずにこれからも来てくださいね。
残念だったという気持ちも
反映されていたのかもしれませんが、
こちらの作品には、
「1日の早さ」という
タイトルが付けられていました。
こちらの作品では、
前の季節が終わって新しい季節が始まると、
咲く花も変わる様子を描いていました。
ポレポレ開催時点では、東京では
梅雨入りの宣言はされていませんが、
アジサイが咲き始めていますね。
完成はしませんでしたが、
萌さんもアジサイを描いていました。
演劇の練習を終えてから
来られたそうですが、
美術家の役をやるそうです。
まさにポレポレでの姿ですね。
裕也さんも、
一日用事があって大変だったようで、
色彩分割の作品では、
緑色を少しだけ塗っていました。
無理をなさらず、自分のペースで
描いてもらえたらうれしいです。
美名子さんは前回の続きで、
龍のうろこに色を付けていました。
サイモンさんたちと話をする中で、
龍の手の部分を変更することにしたそうで、
雑巾でこすっていました。
上から色を塗り重ねるなどして、
最終的にこのような作品になりました。
その次には、上野の不忍池で見た葦の絵を
描くことにしたそうです。
パステルで描いた後に、
筆でこすっていきました。
最終的にはこのような作品になりました。
次はどんな作品が生まれるか楽しみです。
こちらは板を建物の外に運ぶ場面ですが、
16:30を過ぎると、
このように皆で協力しながら
片付けを行っています。
晴天に恵まれたこともあり、
災い転じて福となす:2023年5月13日
5月13日のポレポレの様子をお伝えします。
泉岳寺でのポレポレの開催日には、
なぜか毎回のように雨が降っています。
止んでいる時間帯もありましたが、
この日もあいにくのお天気でした。
そんな天候の中でも、
メンバーのみなさんは
変わらずに来ていました。
この日、途中からポレポレに来た方は、
「あれっ? 看板が変わっている!」と
思ったかもしれません。
実は、この日は手違いがあって、
サイモンさんたちが持ち帰った
画用紙や続きの作品、看板が入った袋を
全部忘れて来てしまったそうです。
会場の近くの文房具屋さんも
この日はお休みだったりしましたが、
何とか紙を用意して、
活動を行うことができました。
いつも使う紙とは違ったり、
続きが描けなかったりして
ご迷惑をお掛けしました。
いろいろあったこの日のテーマは……。
「ふとい、ほそい」
メンバーの作品を見てみましょう。
自分の作品に取り組む前に、
ポレポレの看板の文字を
最初に書いた美名子さん。
小さいサイズの紙に
下塗りをしていましたが……。
普段は大きなサイズの紙に
描いていることもあり、
4枚を組み合わせることにしたそうです。
龍をイメージしながら、
黒や白のクレヨンを使って
姿を浮かび上がらせていきました。
そこからモノクロームではない
色を加えていきました。
だんだん迫力が出てきましたね。
「テーマ通りに描きます!」と
言っていた麻子さん。
最初に描いたのは……。
のり巻きでした。
背景の色がその存在を引き立てていました。
次に描いたのは、ダックスフントと
フレンチブルドッグとのことでした。
こちらの作品は、小さいサイズの
紙を用いて生まれました。
人物の姿がたくさん見られますが……。
描いたのは、芳賀さんでした。
彩色の場面では
クレヨンを使うことが多いのですが、
この日は「たまには違うことしよう!」と
鉛筆の下絵の後で絵の具を塗っていました。
まずは人物に色を塗っていました。
家族で船に乗った思い出を描いたそうで、
「だいぶ進んだ!」と喜んでいました。
こちらの方々は、
前回の続きを描きたかったのですが、
続きの作品がなかったため、
新たな制作に取り組み始めました。
以前から自分たちの作品を組み合わせる
構想がよく出ていたのですが、
裕也さんのヘルパーさんと話す中で、
3人でコラボレーションしながら
描くことにしたそうです。
萌さんが描いたスカイツリーなどを、
裕也さんのヘルパーさんが切り、
裕也さんが色を塗って
組み合わせるとのこと。
この日は最後までいられるとのことで、
3人のやりとりがラジオのように最後まで
ポレポレの空間に響いていました。
この日は完成しませんでしたが、
楽しそうに取り組む姿が印象に残ったので、
次回の完成を楽しみにしたいと思います。
力さんも続きをやる予定でしたが、
新たに小さなサイズの紙に
作品を描いていました。
1枚の作品を描くのに
時間をかけることもありますが、
結果的に小さなサイズになったことで、
この日に完成することができました。
コンビニエンスストアの店員さんが
主人公ですが、
このふたりの間には物語があるそうです。
「迷わずに来られた」と
安心した様子だった大河原さん。
不思議な作品が登場しましたが、
こちらには「ほそい人 ふとい人」という
タイトルが付けられていました。
その後には、
あんこが好きとのことで、
よもぎのあん団子を描いたそうです。
「大・小だんごの日」という
タイトルが付けられていましたが、
食べ応えがありそうですね。
「木の根っこは太い」と
書かれていますが……。
枝との対比だと、
確かに違いがよくわかりますね。
次回に持ち越しとなることも多いですが、
この日に完成させることができました。
普段はもう1枚描いても
続きとして残すことがほとんどですが、
小さなサイズの紙を選んだこともあり、
もう1枚仕上げることができました。
どちらも好きな食べ物とのことでした。
同じテーブルで描いた裕士さんですが、
何やら画面に見覚えがあるものが……。
一部写真が光っていて申し訳ありません。
他の方の要素を取り入れつつも、
自分の色やモチーフを生かして
自分の作品を描いていました。
自分の近くにCDデッキを置いて、
音楽係をしている裕士さん。
次の作品では、泉岳寺ならではの
モチーフが登場していました。
泉岳寺でよく見かけるのは右の線香ですが、
蚊取線香のほうが見慣れているという方も
いるかもしれません。
ゴシック体の文字が
裕士さんらしいなと思いました。
「ポレポレには失敗がない」と
サイモンさんが言われたことがありますが、
紙を忘れたことで
いろいろな出来事が生まれ、
「災い転じて福となす」ということを
実感したこの日のポレポレでした。
見学者の方からの言葉:2023年4月22日
4月22日のポレポレの様子をお伝えします。
泉岳寺での活動も3回目を迎えました。
無事にこの日を迎えられたことに
感謝したいと思います。
泉岳寺に移転してからは
参加者が一番多い日となり、
活気が見られた一日でした。
この日のテーマは……。
「ふしぎ」
テーマの上に書いてありますが、
活動時間は16:30までとなっていますので、
ご注意ください。
メンバーの作品を見てみましょう。
太陽を描くことの多い裕士さんですが、
何かがいつもと少し違う気がしました。
太陽だけでなく、雲にも表情があって、
「ふしぎ」ということだったようです。
怖い顔でなく、笑顔で見守って
くれているようでよかったです。
こちらでは、「へのへのもへじ」が
登場していました。
ひらがなで顔の表情ができるというのも
確かに「ふしぎ」ですね。
泉岳寺の近くでは見かけませんでしたが、
お近くの田んぼで、
こんなかかしを見たことがある方は
いらっしゃるでしょうか?
季節は違いますが、
こんな作品もありました。
最近では日本でも見慣れた存在ですが、
確かに「ふしぎ」な表情をしていますね。
こちらの方は、
付箋を画材として取り入れていました。
上の2つの作品は、
セットになっているそうです。
付箋を和菓子に見立てており、
折り紙でつくったのは、
なんと「落雁」とのこと。
発想の豊かさに驚かされました。
背景をチョーク(落雁に似ていますね)で
塗って、にぎやかな作品になりました。
次回が楽しみです。
同じように発想の豊かな麻子さん。
指で豆をつかむポーズから、
「ふしぎ」なつながりが生まれたそうです。
まわりのものに合わせて自分の色を変える
カメレオンも確かに「ふしぎ」な存在です。
こちらは、理科の授業で行った
酸性・アルカリ性の実験のようです。
どうしてこんな色の変化が起こるのか
「ふしぎ」ですね。
「太鼓を描く!」と言いながら
背景を塗っていた美名子さん。
クレヨンで描いていたら
紙が破れてしまったそうですが、
それも面白がって制作しているのが
美名子さんらしいと思いました。
最終的にはこのように
「ふしぎ」な太鼓が登場しました。
移転したばかりということもあって、
「道を間違えてしまった……」と
残念がっていた大河原さん。
少しずつ慣れてもらえたらうれしいです。
テーマを巧みに取り入れている大河原さん。
これまた「ふしぎ」な作品が生まれました。
力さんは完成はしませんでしたが、
前回からの続きの人物画を
集中して描かれていました。
大河原さんと力さんには
テーブルを運ぶ作業を
手伝っていただきました。
ありがとうございました。
晴子さんも笑顔を浮かべながら
描かれていて印象に残りました。
この作品を見ていると、
こちらの方は
泉岳寺になってから初参加でしたが、
勢いよく筆を使って、
気持ちよく描かれていました。
上の画像は、描いた作品を
並べて乾かしている場面ですが、
テーブルいっぱいに作品が並んでいて
迫力がありました。
中央の部分は、
へらを活用して模様をつけていました。
おしゃべりをしながら描いていた萌さんは、
仙台の桜の絵を完成させていました。
萌さんも裕也さんも芳賀さんも
用事があるとのことで
早めに帰られましたが、
帰るときもにぎやかでした。
外の段差のある部分でも、
上の画像のように
スロープを活用しています。
アレンさんのお知り合いの方が
見学に来られたのですが、
裕也さんたちがにぎやかに帰られたときに、
「本当に楽しんでいますね!」という言葉を
発せられていたのが印象的でした。
絶対に誰もが合う場所では
ないかもしれませんが、
関わった人が笑顔で帰ることが多いことは、
ポレポレの「ふしぎ」な所かもしれません。


















































































