自分のペースで通える場所:2026年4月11日
4月11日のポレポレの様子をお伝えします。
この日は25℃を超える夏日となりました。
暑い中でも泉岳寺には
次々と観光客の方が訪れていました。
この日のテーマは……。
「にげる」
メンバーの作品を見てみましょう。
「たくさんの動物を描く!」と言いながら
描いていた卓也さん。
この絵に特に時間をかけて描いていました。
いろいろな生き物が
それぞれの方向に「にげて」いますね。
こちらは最初に描いた絵ですが、
「にげて」いるのはワシでしょうか?
それともイヌたちのほうでしょうか?
後半のほうには
こんな色彩の絵も描いていました。
卓也さんに刺激を受けたのかは
わかりませんが、
裕士さんは一旦区切りを付けた作品に
鳥を描き加えていました。
桜が散る中で
人間たちが「にげて」いるようですね。
こちらの作品では、地上から水中に
場所を移して描いていました。
魚たちがゆったりと
「にげて」いるのかな?
この日は予定があって
早めに帰られた美名子さんは、
いつもとは違って
持ってきた枝に色を塗っていました。
こちらの方はこの日も
勢いよく色を塗り進めていました。
こちらは一部の作品ですが、
この日は黄色と緑の作品が多かったです。
麻子さんの作品では、
昔ながらの泥棒が
「にげて」いる様子が登場していました。
次の作品では、
磁石の反発でそれぞれ「にげる」様子を
描いていたようです。
色々な発想があることに驚かされました。
今日のテーマを聞くと、
MOON CHILDの『ESCAPE』を
口ずさんでいた麻子さん。
充実した様子で帰られていました。
芳賀さんは絵の具を塗り終えた後で、
「ここからクレヨンに
変えようかな」と言って、
動物の色を塗っていました。
「結構進んだ!」と喜ばれていました。
こちらは後半の時間帯の
ポレポレの様子です。
濱田さんは
いつも座ったことがないところで
描いてみたと思ったとのこと。
紙もあえて切り込みを入れて
制作に取り組んだそうです。
色々と試してみてくださいね。
力さんは以前からの続きで、
昔通っていた学校の寮を
イメージした作品を描いていました。
サイモンさんが
桜の絵を描いた萌さんに呼ばれて
こちらのテーブルに来ていますが、
この画像を見て「あれっ?」と
思った方がいるかもしれません。
前回、「しばらく来られない」と
言われていた裕也さんが、
生活の変化があっても
通えそうな見込みが
立ったとのことでよかったです。
ほっとした表情をされていた裕也さん。
心機一転で新たな作品に
取り組んでいました。
このブログを更新した時点では、
ちょうど長塚さんの回顧展が
終了したところです。
会場を訪れて作品の中の線を見ていると、
紙に身体を近付けながら
時間をかけて筆を動かしている
ポレポレでの長塚さんの様子が
思い浮かんできました。
裕也さんも長塚さんも
ポレポレの時間を大切に感じて
通い続けてきたということでは
共通しています。
どんな方であっても、
通いたいという思いがあれば、
うまく社会資源を活用しながら
自分のペースで通い続けられる状況が
できるといいな、と改めて思いました。
長塚均回顧展 ー旅ー
画材のところにDMが置かれていますが、
ポレポレメンバーの長塚均さんの回顧展が、
以前にアトリエ・ポレポレ展が開催された
足利のギャラリーで開催されます。
長塚均回顧展 ー旅ー
2026/4/15(水)-4/19(日)
11:00-18:00(最終日16:00まで)
詳しくはこちら
誰よりもポレポレを愛していた長塚さん。
(当時山口さんが書いたブログはこちら)
先日のポレポレ30周年イベントでも
私が話をしたときに、
「ポレポレの活動は、
今直接来られない人ともつながっている」
という話題を出したのは、
長塚さんのことも頭にありました。
30周年イベントのチラシの
前面に出ている写真は、
サイモンさんと一緒にいる長塚さんです。
20周年の展覧会の
ギャラリートークの日も
そうだったのですが、
私がイベントのときに着用していた
茶色の服は、長塚さんの服でした。
今でもメンバーのみなさんが
長塚さんを思い出して
長塚さんにちなんだ作品を
描かれることがあったりします。
長塚さんが亡くなってからですが、
長塚さんのブログの存在を知りました。
それを目にしたときに、
強い痛み止めを飲んででも、
長塚さんがポレポレに来て
絵を描きたいという
強い思いを持っていたこと、
本当にポレポレの時間を
楽しみに来ていたことを知りました。
絵を描くことに対する
様々な思いも書かれていました。
ブログも身体の痛みがある中で、
時間をかけて書いていたのかな、と
想像しました。
以前も追悼展は開催されましたが、
縁あって開催が決まった
今回の回顧展。
短い期間ではありますが、
ぜひこの機会に、長塚さんの作品を
直接目にしてみてください。
お近くの方だけでなく、観光も兼ねて
遠方の方も足を運んでみてください。
よろしくお願いします。
今後ご本人による更新はなく、
運営元の意向で
いつまで残っているかはわかりませんが、
長塚さんの旅の記録のひとつでもあるので、
展覧会を訪れるだけでなく、
ブログも読んでいただけたらうれしいです。
<絵画>のカテゴリーに
絵を描くことに関する思いが
書かれています。
きっとサイモンさんも
会場にいることが多いので、
長塚さんの旅について
一緒に話をしてみてください。

































