先日のコンサルでの会話です。
飲食店を数店舗経営するクライアントは、
店長がバイトスタッフの文句を言うので
困っていると言いました。
店長「社長がバイトに甘いので、
もっと厳しくしてくれないと
働いていてイライラする」
社長「・・・」
社長の立場から言うと、
社員である店長は経営者目線で
「バイトを育てる」という観点から
バイトに接して欲しい。
それを同じ立場で文句を言うのは
意味がないとのこと。
確かに、社員もバイトと同じ考え方だと
手間がかかる人間が増えますね。
逆に社員が経営者の立場で接してくれると
味方が増えます。
その話を聞いて頷いていたところ、
その時に社長が
興味深いことを教えてくれました。
「でも、僕も昔社員として店長やってたとき
バイトにもっと厳しくしてくれ!って
社長に直談判したなー。
結局、経営者の立場にならないと
採用のコストや教育のコストなんか
想像つかないんですよね」
この話を聞いて
「視座」というキーワードを思い出しました。
視座とは、ものを見るときに
どの高さから見るかということです。
自分の時給のことだけを考えますし、
店長は、店舗の売上のことを考えます。
社長は会社全体を見る必要があるので、
一番高いところから見ている感じがしますね。
逆に言うと、経営者は
一番高く遠いところから見ているので
バイト一人一人の問題は
見えづらいかもしれません。
すると、一番低いところから見たほうが
バイト間の問題は
解決しやすいかもしれません。
つまり、高いところから見ることが
絶対的に良いというわけではないんです。
視座は、単に「見る場所が違う」っていう
その区別なんだと思います。
この視座を意識的に複数持ち
クライアントに提供することで
この視座自体を
「価値」としておく必要がある
改めてそう感じました。
視座も、視野も、視点も大切
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