社長からよく聞く不満があります。
「もっと早く言ってくれれば
対応できたのに」
「なんでここまで
こじれてから報告するんだ」
これ
本当に多いです。
でも
ここで一つ
見直したい視点があります。
部下の報告が遅いのは
部下の問題だけでしょうか。
もちろん
本人の意識の問題もあります。
でも
たくさんの会社を見てきて感じるのは
報告の遅さは
組織の空気を映していることが多い
ということです。
悪い知らせほど早く上がってくる会社は
例外なく
「報告した人が損をしない」
空気があります。
逆に
報告が遅い会社は
報告した瞬間に責められる空気がある。
「早く言うと怒られる」と学習してしまう
例えば
ミスの報告をした時に
「なんでこうなった?」
「前にも言ったよね?」
「で、誰の責任?」
こんな反応が続くと
人は学習します。
「早く言うと怒られる」
だから
なるべくギリギリまで
自分で何とかしようとする。
結果
もっと大きくなってから
上がってくる。
社長からすると
信じられないかもしれませんが
本人はサボっているわけではなく
怒られないように
必死で対応していることも多いです。
ここを誤解すると
問題の根っこを外します。
「報告ありがとう・・」に変えるだけ
報告が早い会社に共通するのは
ルールより先に
安心感があることです。
「困ったら早めに言っていい」
「途中でも相談していい」
「失敗しても、まず一緒に対処する」
このメッセージが
繰り返し伝わっている。
だから
小さいうちに問題が出てきます。
小さいうちに出れば
打てる手も多い。
以前
ある会社で社長に
こう提案しました。
「ミス報告があった時
最初の一言だけ変えましょう」
今までは
「なんで?」から入っていたのを
「報告ありがとう。
まず、今どうなってる?」
に変えてもらったんです。
たったこれだけ。
でも
数カ月で空気が変わりました。
報告が早くなり
トラブルが大事になる前に
手が打てるようになった
みなさんの会社では
悪い知らせが
早く上がってきますか?
もし遅いなら
部下の意識より先に
自分の反応を見直してみてください。
報告のスピードは
相手の勇気だけでなく
受け手の器でも決まります。
厳しいけれど
本当にそうです。
経営者は
問題をゼロにすることはできません。
でも
問題が早く出てくる組織は作れます。
それだけで
経営はかなり楽になります。
僕は
数字の異変だけでなく
現場で起きている小さな違和感が
早めに共有される組織づくりを
サポートしていきます。
部下の報告が遅い時は意識だけでなく組織の空気を疑おう悪い知らせほど早く言えるのは報告した人が損をしない会社
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