こんばんは。
品川区議会議員の阿部祐美子です。
出産後の心身ともに大変なとき
家事や育児を助けてくれる
産後ドゥーラさんがきてくれたら
とってもありがたいですよね。
品川区では、これまでも
産後ドゥーラさんを利用する場合は
産後6か月以内なら
20時間分まで、1時間当たり
2000円の補助を出していました。
それを新年度から、大幅拡充することは
予算案についてのブログにも書きましたが、
区議会での予算案の可決を経て
いよいよ4月1日からスタートするので、
制度の詳細をお伝えしたいと思います。
(ふたごちゃんの制度は、明日書きます)
助成上限が最大180時間に
まず、1時間当たりの助成金額が
2000円→2700円にアップします。
ドゥーラさんは人によって金額が違いますが
多くは3000円前後なので、
自己負担はぐっと下がります。
そして何よりありがたいのが、
対象がぐっと広がったこと。
これまでの生後6か月までだったのが
生後1年までに拡大。
赤ちゃんが活発に動き始める時期が
カバーできるのは良いですね。
利用可能時間は年齢や兄弟によって3種類。
①第1子 60時間
②第2子以降で出生時に3歳未満の兄姉がいる 180時間
③第2子以降で出生時に兄姉が3歳以上20時間
2人以上の乳幼児を在宅で
育てるのは大変だから
手厚くしましょう、という考え方ですね。
上のお子さんが幼稚園などに行き始める
3歳以上だとぐっと減ります。
ぎりぎり3歳違いだとちょっと辛い設定かも。
先日、区内のお母さんから
「生後6か月になってヘルパー制度に
気づいたけれど、使えなかった!」
というお声をいただきましたが、
そういう場合でも4月1日からは
満1歳になるまで利用可能ですよー♪
ちなみにこの図()は、品川区の
HPに載っています。
区のHPにしては珍しく
パターン別の詳しい説明があってびっくり
HPでの説明はこちら
利用の手順は
①区のHPに記載の提携ドゥーラさん
または、(株)キッズラインの産後ドゥーラさんと
個別に連絡して予約します。
②ドゥーラさんが自宅に来てサービスを提供。
所定の金額を払います。
③申請書(↓)に利用料金の証明を書いてもらいます。
*キッズラインの場合は領収証を添付。
④申請書は、区役所前にある子ども家庭支援センターに
郵送または持参します。申請書は期間中、
何度も出すことができます。
金額が大きくなりすぎないようにという配慮です。
⑤助成決定後、翌月20日ごろに
指定した口座に振り込まれます。
その他
申請書も、上記の区のHPからダウンロードできます。
提携している産後ドゥーラさんの一覧は →こちら
キッズライン利用の場合も産後ドゥーラのみ助成対象です。
多胎児(ふたごちゃん~)の場合は産前から利用でき、
時間も最大240時間。詳しくは明日(31日)に書きます。
子育ての大変な時期、「相談よりもまずヘルプ」だと思います。実現して良かった♪
これだけ助成対象が広がると、予約がとれるか心配。
品川区では、区内在住でドゥーラ協会の養成講座を受講し、認定を受けて区内で活動する方に、受講費用の一部を助成する制度も設けました。