“大学”への夢をありがとう
長男の大学受験。今朝国公立大学2次前期試験に向かった。私達親子には、モチベーションとして、共通テストが、この受験の頂点だった。その後、受験をどう位置付けするかに苦心した一ヶ月あまり。第一志望のE 判定地元国公立大学工学部。第二志望のB判定隣接県私立大学情報理工学部。入試の出来映えで、志望校を変えることはない。あるとすれば、全て不合格ならその後どうするかというところ。私立大学は、狙いたかった特待生合格はならずも、それでも合格し、4月にくぐる門があることだけは、確定した。今となっては、第一志望国公立大学受験は、この一年の取り組みの最後の締め、大学から結果をもらうこと、それが、この国公立大学2次前期後期受験の最大の目的だ。万にひとつの可能性はある、そういう意味では、まだいくらかの合格を願う思いも残す。国公立大学進学はわずか数人の市内高校に入学し、入部した部活動は、週一のみ。入学後ゲームにあつい2年間だった。中学で、あんなに成績を伸ばし、国公立大学進学も望めるかに思われたが、高校内では、数学物理と1位経験はあるものの、井の中の蛙状態。やっぱり、偏差値50を切る進学校なりの環境下、周囲が囁くなりに、中学でのあの成績は、大学受験層では維持できなかった。環境がいかに大事か、高校受験での志望校を決めるにあたり、気にしたことが、白日の下に晒されたこの1年。高校3年生になって、塾に通い、決して最初からアクセル全開ではなかったが、少しずつ受験のペースをつくってきた。大学進学を志望するも、志望を決めるにあたり、長男本人に、職業なり、大学の学部学科なりを調べるなどの探索がなく、母がかなり主導して決めた志望校。いろいろイライラさせられた。それでも夏休みには、しっかり取り組み、まるで無敵にでもなったかのような、受験勉強には手応えを感じていた。共通テスト前は、いかにも受験生らしく、朝から晩まで勉強に励んだ。あなたが、大学を目指した。楽に合格を決めて、進学先を早くから決めるのではなく、年明けからの一般入試に、心血注いできた。親として母は、やきもきし続けてきた。だけど、あなたが挑戦したから、私達は、大学受験生の親ともなれた。我が家は、大学に関わった者はいない。学力層の高い、多くの受験生が挑戦する中に身をおいて、その景色を胸に刻んできなさい‼意外と出来たももちろん、全然歯が立たなかったも良し、自分の大学受験はこうだったと、これからの人生、振り返る先にある、その軌跡の一方となる今日の1日。親も、我が子の受験を通して、大学への夢を共にした。大学受験をする子供の親にしてくれて、ありがとう、長男‼