長野県諏訪郡下諏訪町にある

諏訪大社下社 秋宮

 

 

 

この日は、

諏訪大社下社春宮

万治の石仏

慈雲寺

秋宮と歩く。

 

 

 

諏訪大社下社秋宮の位置

 

 

 

慈雲寺を出て坂を下っていくと

下諏訪温泉街へと入っていく。

道端には、いくつかの銭湯があり

旅の途中に手軽に汗を流せたり

寒い時は熱い湯にひたれたりできます。

 

 

 

公衆浴場・遊泉ハウス児湯の前にある

児宝地蔵尊

古くから湯の町と呼ばれた下諏訪。

自然湧出の温泉が旅人の心身を癒してきたとのこと。

 

諏訪明神御神湯伝説に伝えられる女神が

化粧用に綿に湯を含ませて置いた所から

湯が湧いたという

日本三古湯として有名な

綿の湯が源泉。

 

湯質が良く特に子宝に恵まれるとの

評判が高かった児湯の跡地に

昭和62年に作られた遊泉ハウス児湯の前で

お地蔵さまが、

湯加減をみてくださいます(*゚ー゚*)

出ているお湯は、ホンモノ♪

 

 

 

下諏訪町文化財

史跡 本陣遺構

 

 

江戸時代中山道の大きな宿場として栄えた下諏訪宿の問屋兼本陣の大半がここに残っているそうです。

明治維新前は公卿や大名たちの休泊所にも。

文久元年(1861年)11月に、江戸へ御降嫁の和宮様のお泊所になり

明治十三年(1880年)6月24日、明治天皇御巡幸の時には御小休所になったそうです。

本陣 岩波家(本家)

明治天皇行在所『上々段の間』

和の宮御休息 本陣古美術館

中山道随一名庭園

入館料:大人¥500、小中学生¥300

 

 

諏訪大社下社秋宮側から見下ろした

大社通り

 

 

 

諏訪大社下社

秋宮の境内入口

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥居手前左手に千尋池

 

 

 

手水舎の龍の口

 

 

 

境内図

諏訪大社のご本尊は

偶像ではなく御神木

 

 

 

鳥居をくぐってすぐ正面に

寝入りの杉

 

 

 

樹齢600年~700年。

丑三つ時になると、

枝先を下げて寝入りいびきが聞こえ、

子どもに木の枝を煎じて飲ませると、

夜泣きが止まると言われています。

 

 

 

神楽殿

 

 

 

 

神様に雅楽や舞を奉納したり、

祈願を行う建物。

 

 

 

 

太くて大きなしめ縄

 

 

 

1835年立川流の宮大工

二代立川和四郎富昌により建立。

 

 

 

 

神楽殿の前の狛犬

 

 

 

向かって左側の狛犬

 

 

 

右側の狛犬

狛犬は、原村出身の彫刻家・清水多嘉示の作。

高さ1.7m、青銅製では日本一の大きさとのこと。

 

 

 

 

諏訪大社下社 秋宮の

神楽殿の大しめ縄

 

 

 

諏訪梶の神紋

下社は根が5本で、上社は4本とのこと。

 

 

↓こちらは諏訪大社上社前宮の神紋

足が4本。

諏訪大社上社 本宮の記事はこちら★

 

 

 

新たな装いで御柱年を迎えることができるよう

下社のしめ縄の新調は

御柱祭の前年のみ行われているそうで、

直近では2015年に新調。

 

 

 

長さ7・5メートル、

直径が最大で1・4メートルほど。

重さは、前回までは約1トンだったが、

重要文化財の神楽殿への負担を軽くするため、

約800キロに減量したとのこと。

延べ約250人が作業に当たり、

約2500本のわら束で作った。

 

 

 

 

諏訪大社といえば、

御柱(おんばしら)

寅年と申年の7年に一度行われる御柱祭(式年造営御柱大祭)で

社殿の四隅に建てられる樅(もみ)の巨木。

 

 

諏訪大社下社秋宮では

幣拝殿の向こう側の宝殿の奥に建つ

イチイの古木を御神体として祀っています。

昔は、自然信仰で

大きな山、石、木を通して神を崇拝していました。

 

その御神体を正面に見て、

右手前に立つのが

一之御柱

大きなもので長さ17m、重さ10tを超え、

山中から人力のみで運ばれ建てられます。

 

 

 

左手前が、

二之御柱

 

 

 

 

柵越しに、

左後ろにあるのが、

三之御柱

 

画像はないですが、

右後ろに四之御柱

 

 

諏訪大社下社

秋宮 幣拝殿

 

 

 

幣拝殿(へいはいでん)

参拝者が参拝したり、

神職が祭祀をおこなったりする建物。

 

 

1781年(安永10年)建立。

1983年に神楽殿と共に、

国の重要文化財に指定

 

 

 

 

 

 

 

 

諏訪梶の神紋

 

 

 

一般参拝客は、

足を踏み入れることができない

幣拝殿の向こうに、

宝殿(ほうでん)

御神体である建御名方神と

姫神・八坂刀売神の御霊代が祀られています。

左右2つの建物は、7年に一度の御柱祭で

1棟が建てかえられ、遷座祭が行われます。

 

 

 

御朱印やお守り等がある社務所

この日、諏訪大社下社の春宮と秋宮の両方を訪れましたが、

そのどちらでも御朱印をいただきませんでした。

 

その理由は、

御朱印を受付する神職(職員さん?)の方が

双方とも感じがよろしくなく

なんか、こう・・・『あっ、ちがうな』と。

 

ここを訪れる前に、

石廊崎の石室神社

で、とっても御利益がありそうな

御朱印の授受を経験していたので

その時と比べてしまった自分がいました。

 

 

 

神社の手水舎の神水が出るところが

龍の口である云われは

雲や雨を司る水の神様=龍神様にちなんで。

水=生命の源=とても大切なモノ。

社務所前にあった

竜頭から勢いよく流れていたので

触ってみると・・・

 

 

熱っ

っと、ちょこっと驚くくらいの

お湯が出ていました。

水だと思って、柄杓ですくって手に掛けると

熱さに驚きます(>_<)

※火傷するほどの熱さではありません。

 

 

 

OLYMPUS PEN E-PL6  ISO200 f/8 1/5秒

 

 

境内入口にある時計塔は

地元に本社がある日本電産サンキョー株式会社提供。

 

 

日本電産サンキョーは、

かつては世界のオルゴールの

ムーブメント(駆動機械部分)で

シェア80%を誇ったという

電子部品・システム機器製造会社

 

 

御柱祭の勇壮な

「木落とし」をイメージした

からくり装置。

オルゴールの音色とともに

上下にシーソーのように動きます。

■オルゴール(30弁オルゴール)の

曲は3曲あるようで。

①『小舟にて』

昭和30年春、当時の美智子妃殿下が、

日本電産サンキョーをご見学された時に、

ご希望された名曲。

②『御柱小唄』

申寅の年の御柱祭に歌われる端唄。

③『家路』

ドボルザークの「新世界交響曲第二楽章」より(午後4時のみ奏鳴)

■奏鳴時間

午前8時~午後4時(各時0分、20分、40分)

 

 

境内を出て、甲州道中を北西方面へ。

下図赤丸○のところ

 

 

鎌倉時代の修行僧のために建てられた

旦過寮が始まりとされている、歴史ある公衆浴場

天然温泉

旦過の湯(たんがのゆ)

湯口は52度と高温。

切り傷に効く源泉と伝えられています。

戦いで傷ついた武士もよく入浴したとか。

2012年12月にリニューアルオープン。

伝統の高温湯と常温湯に加え

露天風呂も設置されています。

 

■営業時間

5:30 開場

21:30 最終受付

22:00 閉湯

■入浴料金

大人(中学生以上)¥230

小人(小学生以下)¥110

 

旅の途中で浸る湯。

気分最高です(///∇//)

 

 

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