長野県諏訪郡下諏訪町にある
諏訪大社春宮のすぐそばにある
イースター島のモアイ像にも似た
すっごく癒されるお顔の石仏と出逢う。
春宮の境内の中から
浮島社を経由して
万治の石仏へ向かうのがおすすめ。
浮島社へと渡る赤い橋
ピンク色のかわいいコスモスが
季節を告げる
赤い橋をわたると小さな中州的な島。
ちいさな鳥居をくぐる。
諏訪大社下社の七不思議
どんなに大水が出ても、
流されない島という伝説をもつ
浮島社
清め祓いの神を祀っていて
六月三十日の大祓式、
夏越の祓いはここで行なうそうです。
ミニ!?御柱四本に囲まれていて
なんかかわいい( ´艸`)
浮島社がある清流は砥川(とがわ)。
霧ヶ峰の車山が源流で
諏訪湖にそそいでいます。
鎌倉武士が御射山の祭典に参列する時
まずこの川で身を清め
八島高原へ登山したと伝えられています。
万治の石仏を絶賛したという
芸術家 岡本太郎氏の石碑が
近くにあるそうで。
浮島社がある中島から
万治の石仏へと渡る赤い橋
浮島橋
人一人すれ違うのもやっとの狭さですが
だーれもいない時は、
橋の上で清流を眺めていたいところ。
橋の欄干にカメラを置いて
手で押さえながらブレ防止をして
シャッタースピードをいじれるカメラだったら
シャッタースピードを遅くして撮ると、
清流がこんなイメージに。
ミラーレス一眼 OLYMPUS PEN Lite E-PL6 ISO200 1/2秒で撮影
同 1/10秒で撮影
浮島橋を渡り、
案内板に沿って歩くこと1~2分程度で
万治の石仏に到着。
お参りの仕方をよく読んで覚えてから・・・
石仏とご対面を。
石の灯籠の先に・・・
万治の石仏
まんじのせきぶつ
石仏の「万治」は、
この石仏を建立した願主が、
万治3年(西暦1660年)と刻まれているところによるもの。
明暦3年(1657年)、
諏訪高島三代藩主忠晴が、
諏訪大社下社春宮に
遺石の大鳥居を奉納しようとした時のこと。
命を受けた石工が
この地にあった大きな石を用いようと
ノミを打ち入れたところ、
はからずもその石から血が流れ出た。
驚き恐れた石工は
大鳥居の造作を止め、
あらためてこの不思議な石に
阿弥陀様を刻み、
霊を納めながら建立された・・
とされているのがこの石仏だそうです。
石仏は自然石で石質は安山岩製。
高さ 2m6㎝
横 3m80㎝
奥行き 3m70㎝
胴回り 11m85㎝
顔の長さ 65㎝
顔周り 1m38㎝
1974年、
たまたま諏訪大社の御柱祭を
見学に来られこの石仏と対面された、
画家の岡本太郎さんや、
作家の新田次郎さん方が
感嘆されたことにより、
一躍話題を呼び講演又は雑誌等で
全国に紹介され知られることに。
イースター島のモアイ像にも似てる。
お参りの仕方にのっとって、
石仏のまわりを時計回りに三周。
石仏のお背中からのお姿も見れて
親近感が湧いてきます(*゚ー゚*)
神さまや仏さまに
五穀豊穣を祈る人々の願いは
自然災害が
全国各地で起きている2017年。
あらためて、
五穀豊穣も祈りたいなと。
どうか
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m(_ _)m