昨年の日航3512便が新千歳空港でエンジンが煙が出て、乗客が脱出時に1人骨折など複数の負傷者が出た件で事故報告書が発表です。
直接の事故原因は、滑走路で待機中にエンジンに雪が付着、空気の流入が悪くなり、機内に異臭とエンジン後方から炎が出た可能性が挙げられるとしています。
その後、機長は脱出シューターの使用を決断しますが、乗客が荷物を持って脱出しようとしたため……
乗員が取り上げたところ、荷物が積み上げられ、十分な脱出の指揮が執れなくなったのも負傷者が出た原因としました。
航空機の脱出シューターは負傷者が出て当たり前のシロモノ。現在、世界最大の旅客機A380のカンタス航空32便事故では、着陸後もエンジンが炎上したものの、脱出シューターを使うと負傷者が出ると機長が判断、消火作業が終わるまで乗客を機内に待機させ、負傷者なしだった例があります。
サバイバルは結果が最優先、マニュアル通りでも負傷者が出れば、それは誤った判断だったと言えます。




