2025年10月3日(金)、ギヨーム大公は伝統的な儀式を経て宣誓を行い、ルクセンブルクの新大公に就任しました。

↑この記事の続きです。


市庁舎前での祝賀行事からその夜の晩餐会までをお伝えします。



衣装を着替えたギヨーム大公とステファニー大公妃は大公宮殿を出て、ルクセンブルク市庁舎へと向かいました。

ギヨーム大公は軍服からスーツに、ステファニー大公妃は白いドレスに着替えました。








新大公夫妻は、ギヨーム2世広場に集まった数千人の群衆の中を歩き、市庁舎前に設置された式典の会場へ向かいました。




大公宮殿と市庁舎はわずか数十メートルしか離れていませんが、新大公夫妻はできる限り多くの方々と握手を交わし、道中で花束などを受け取りました。









ルクセンブルク市庁舎前には屋外ステージが設置され、新大公夫妻はそこで初めての公式行事を行いました。この最初の儀式はルクセンブルク市が主催したものです。















ギヨーム大公とステファニー大公妃は、来賓と共に大公宮殿から市庁舎へと歩みを進め、そこで公式会合が開かれました。会合では、リディー・ポルファー市長による演説とゴールデンブック(芳名帳)への署名が行われました。


ルクセンブルク市長のリディ・ポルファー氏は、ルクセンブルク語とフランス語でスピーチを行いました。




式典は、ギヨーム大公とステファニー大公妃による芳名帳への署名で締めくくられました。



二人は君主として初めて芳名帳に署名しました。



この後、ルクセンブルク政府主催のレセプションも行われました。


政府は、セルクル・シテにおいて、欧州および各国機関の代表者、外交団員を招いてレセプションを開催しました。出席者は、リュック・フリーデン首相とザビエル・ベッテル副首相に付き添われ、新大公夫妻の前を行進し、大公夫妻に挨拶しました。



新大公即位初日は、大公宮殿での祝賀会で幕を閉じます。ギヨーム大公とステファニー大公妃は、ベルギー国王夫妻、オランダ国王夫妻、フランス大統領、ドイツ大統領を招き、初の晩餐会を主催しました。



来賓を迎えるために大公宮殿のエントランスへ向かうギヨーム大公とステファニー大公妃。



ギヨーム大公はスーツから午前とは別の軍服へ、ステファニー大公妃は午前と同じドレスに着替えました。



午前の式典と違うのはティアラを着用されたこと。


イヤリングは衣装を着替えても同じ物を着用されていました。髪型はティアラの着用に合わせて一度変更されたようです。




ギヨーム大公の弟フェリックス大公子と妻のクレア妃です。

左からアレクサンドラ公女の夫ニコラ・バゴリー氏、四男セバスティアン大公子、クレア妃、次男フェリックス大公子、三男ルイ大公子です。アレクサンドラ大公女は妊娠後期の為、晩餐会は欠席されたようです。


リュック・フリーデン首相と妻のマージョリン・フリーデン夫人



フランスのエマニュエル・マクロン大統領とブリジット・マクロン夫人。


ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領と妻エルケ夫人。


ベルギーのフィリップ国王とマティルド王妃が到着されました。

マティルド王妃はARMANI PRIVEの新しいドレスを着用されました。







オランダのカタリナ=アマリア王女とベルギーのエリザベト王女が揃って入場されました。

それぞれ国王の第一子であるお二人は将来のオランダ女王とベルギー女王です。






ベルギーのエリザベト王女はJenny Packhamのドレス、オランダのカタリナ=アマリア王女はMonique Lhuilierのオフショルダードレス。どちらも新調されたドレスでした。



マキシマ王妃は愛用ブランドNATANの新しいドレスを着用されました。



サファイヤのティアラとジュエリーが豪華です!
自身の戴冠式など重要な場面で着用されるQueen(女王または王妃)専用のティアラ。










マリア=テレサ大公妃のドレスはNATAN。











乾杯する主賓席のゲスト達。
立ち上がり乾杯しているのがギヨーム大公で、ギヨーム大公の向かって左にオランダのマキシマ王妃とベルギーのフィリップ国王。向かって右側にステファニー大公妃、ウィレム=アレクサンダー国王、マティルド王妃が座っています。

新大公夫妻の正面にはアンリ大公とマリア・テレサ大公妃が座りました。

マリア・テレサ大公妃の隣にはマクロン大統領が座りました。










マクロン大統領はリュック・フリーデン首相との乾杯でウィンクキラキラ



この祝賀ディナーには130人のゲストが出席し、食器からメニューに至るまで、すべてが新大公夫妻によって厳選されたものだと言われています。








ベネルクス諸国の女性王族の華やかな1枚。


オランダのウィレム=アレクサンダー国王も見守るなか、アンリ大公が豪華ショットの撮影を担当!
アンリ大公も写るこの写真は誰が撮影されたのでしょう?フィリップ国王かアンリ大公の息子達の誰かかもしれませんね。


次回、紹介しきれなかったゲストについて続きます。

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以上です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。