プリンセス達の衣装かぶりシリーズ9回目です。
↓①〜⑧はこちらをご覧ください
2014年6月3日、オランダのマキシマ王妃はアペルドールンにあるロー王宮で開催されたモナコ公アルベール2世を歓迎するディナーでLANVINのワンショルダードレスを着用されました。
マキシマ王妃よりも早い2014年2月9日、スペインの女優マリア・レオンがスペインのアカデミー賞とも言われる映画賞、28th Goya Awardsで同じドレスを着用しました。
イギリスの歌手シェリル・コールも2014年10月18日、サイモン・コーウェル等と審査員を務めるオーディション番組Xファクターで、同じドレスを着用しました。
時期不明ですが、ポルトガル有数の大貴族カダヴァル公爵家の第11代当主で、カダヴァル女公爵ディアナ・デ・カダヴァルも同じドレスを着用しています。

2017年9月2日、ルクセンブルク大公国のクレア妃はスペインで開催された夫フェリックス公子の従妹マリー・ガブリエル公女のウェディングパーティーでパステルイエローのSelf-Portraitのレースドレスを着用しました。
クレア妃よりも2年近く早い2015年12月17日、ミランダ・カーも広告塔を務めるKORA ORGANICSのポップアップストア出演の為に訪れたオーストラリアのショッピングモール、ウェストフィールド・ボンダイ・ジャンクションで同じドレスを着用していました。
2022年4月3日、デンマークのマリー妃はカンボジア訪問中にZARAのプリントミディドレスを着用されました。
2022年の6月17日にモナコ公国ステファニー公女の息子ルイ・デュクリュエがInstagramに投稿した写真で、妻のマリー・デュクリュエも同じドレスを着用していました。ルイ・デュクリュエはグレース・ケリーの孫の一人です。
2023年2月3日、ウィレム=アレクサンダー国王、マキシマ王妃とカリブ海諸島歴訪の一環としてキュラソー島を訪問したカタリナ=アマリア王女も同じドレスを着用されました。
少し前の記事でスウェーデン王室ヴィクトリア王女の
ポーラー・ミュージック・プライズ(ポーラー音楽賞授賞式)の歴代ファッションを紹介しましたが、その中から今年のドレスも含めて3着衣装かぶりがありましたので、順番にご紹介します。
2022年2月12日、オランダ王室のエロイーゼ・ファン・オランジェ伯爵令嬢がヒルフェルスムで開催された2022年NPOザップ賞授賞式でH&Mのチュールドレスを着用しました。このドレスはスウェーデンのヴィクトリア王女も2023年5月23日のポーラー音楽賞の授賞式で着用されました。ヴィクトリア王女のドレスは膝や太腿が見えないようにスカート2段目のスリットが無いデザインに変更されているようです。ヴィクトリア王女はネオンイエローのドレスに黒いバッグとパンプスを合わせましたが、エロイーゼ・ファン・オランジェはゴールドのクラッチとパンプスを合わせています。個人的にはゴールドの方が好きです。
※Eloise van Oranje-Nassau van Amsberg
ウィレム=アレクサンダー国王の弟のコンスタンティン王子の長女です。オランダ王位継承順位は第5位、ベアトリクス前女王の初孫で、ウィレム=アレクサンダー国王の姪にあたります。
父親は王子ですが、王女ではなく「gravin van Oranje-Nassau(オラニエ=ナッソウ伯爵令嬢)」という貴族の称号を持っています。
オランダのメディアでよく呼ばれているように、日常生活でエロイーゼ・ファン・オランジェと名乗っているそうです。
このドレスの色違いのドレスがH&M Innovation Storiesコレクションの一部として公式ページに紹介されていました。
布地を再利用したリサイクルポリエステルでできています。これまで捨てられていた衣類や布地を新しい生地に変えることで、ループを閉じる(ゴミや有害物質を外に出さない)ことができます。さらに無駄なくリサイクルできるよう、すべて単一素材でできています。
2016年6月16日、ヴィクトリア王女はポーラー音楽賞授賞式でラルフ・ローレンのドレスにH&Mのショルダージュエリーをコーディネート。ビジューをちりばめたドレスの装飾のように見えますが、これは別のアクセサリーです。
約1年後の2017年5月17日には、ルクセンブルクのステファニー大公世子妃が同じラルフ・ローレンのドレスを着用しました。
このショルダージュエリーは2014年3月19日ウエスト・ハリウッドのエヴリー・レストランでのH&Mのコンシャス・コレクション・ディナーに出席した女優ソフィア・ブッシュがヴィクトリア王女よりも2年近く早く着用していました。
H&M Conscious Exclusive 2014 コレクション、発売当時の価格で£79.99(約13,900円)。
ヴィクトリア王女が2014年のポーラー音楽賞で着用したH&M(Conscious Collection)のドレス、9月には色違いのブラックも着用されました。
色違いのブラックは3名のプリンセスが着用しています。
2014年6月10日、ノルウェーのメッテ・マリット皇太子妃は、ニューヨークで開催されたamfARガラでこのドレスを着用されました。また、2016年5月11日、デンマークのメアリー皇太子妃もコペンハーゲンのフレデリック8世宮殿で開催されたコペンハーゲン・ファッション・サミット2016のファッション関係者を集めたディナーでこのドレスを着用されました。
2017年11月14日に、ヴィクトリア王女はシルバーのベルトを外してこのドレスを再び着用されました。
このドレスはモデルのミランダ・カーとアメリカの女優エミー・ロッサムも着用しています。
ミランダ・カーは、2014年2月26日にパリで開催された2014-2015年秋冬ウィメンズウェア・パリ・ファッション・ウィークでH&Mのショーを訪れた時にこのドレスを着用しました。また、2014年3月19日ウエスト・ハリウッドのエヴリー・レストランでのH&Mのコンシャス・コレクション・ディナーに出席した女優のエミー・ロッサムも同じドレスを着用しました。
背景が同じなので気付いた方もいるかもしれませんが、ヴィクトリア王女とショルダージュエリーがかぶったソフィア・ブッシュとドレスがかぶったエミー・ロッサムは同じH&Mのコンシャス・コレクション・ディナーに出席していました!
ヴィクトリア王女のH&Mかぶりを続けてご紹介しました。スウェーデン発のブランドH&Mの中でも麻、リサイクルポリエステル、オーガニックコットンなど地球に優しい素材を使用した「コンシャスコレクション」をヴィクトリア王女は度々着用されています。
またヴィクトリア王女のH&Mかぶりを見つけたご紹介します。
シリーズの続き
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以上です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。