2023年6月1日、ヨルダンのフセイン皇太子(28)はアンマンのザーラン宮殿でラジワ・ハーレド・アル・サイフさん(29)との結婚式を挙げました。
ラジワさんはアンマンのザーラン宮殿の庭園を横切り、フセイン皇太子が待つ結婚式の会場に向かいます。
ラジワさんはフセイン皇太子の弟のハシーム王子(18)にエスコートされました。
1993年のアブドゥッラー国王とラーニア王妃の結婚式でも、新婦をエスコートしたのは新郎の弟でした。
今年の3月12日にベイト・アル・ウルドゥン宮殿で行われたイマン王女の結婚式では、イマン王女も新郎の前まで兄のフセイン皇太子にエスコートされました。
ハシーム王子が兄フセイン皇太子のところまで新婦ラジワさんを送り届けます。ラジワさんの右で高円宮久子さまが祝福されています。
祈りの後、結婚指輪の交換が行われました。
ラジワさんはラジワ皇太子妃となり、将来のヨルダン王妃となる予定です。
フセイン皇太子とラジワ皇太子妃は道路沿いに集まった人々に挨拶できるオープンカーでパレードをしながら。アル・フセイニヤ宮殿に向かいました。アル フセイニヤ宮殿は、2006 年に建設されたヨルダン国王の公式の職場です。

ラジワ皇太子妃は結婚式の為に新しく作られたティアラを着用されました。
ウェディングドレスはレバノン出身のデザイナー、エリー・サーブのデザイン。長袖のウェディングドレスは、非対称のネックラインが特徴でした。
ドレープは、葉や花で飾られた身頃によって後ろでまとめられ、長いベールにも葉、植物、花のモチーフが刺繍されています。
フセイン皇太子の妹イマン王女は自身の結婚式でDiorのウェディングドレスを着用し、西洋(フランス)のブランドを選びましたが、ラジワ皇太子妃は東洋(レバノン)のブランドを選びました。
このドレスをヒール無しで着こなすのはすごいです。
ラーニア王妃はゴールドの袖や背中の刺繍がポイントのDiorの黒いドレスを着用されました。
フセイン皇太子の妹のサルマ王女(22)とイマン王女です。サルマ王女(26)のドレスはステラ・マッカートニー。サルマ王女は半袖のドレス!
アブドゥッラー国王とラーニア王妃の結婚式も同じザーラン宮殿で行われましたが、当時は王位継承者に指名されていなかったので、国際的なゲストは少ない結婚式だったようです。
アブドゥッラー国王とラーニア王妃は長男の結婚式に海外王室数十人を招待しました。ヨルダンの文化に配慮してゲストは腕と足を覆ったファッションで参列される方が多いようです。
スペインのフアン・カルロス前国王とソフィア前王妃。前国王夫妻は数年間別居しており、フアン・カルロス前国王はアラブ首長国連邦のアブダビから参列されました。ソフィア前王妃はスペインで公務を続けており、エリザベス女王の葬儀やギリシャ最後の国王コンスタティノス2世の葬儀等で夫妻は再会しています。
キャサリン妃のドレスは花嫁のウェディングドレスと同じエリー・サーブ。
日本からは高円宮久子さまと長女の承子さま。
国内ではなかなか見られない総柄のドレスで華やか。
披露宴と晩餐会に続きます↓
ロイヤルウェディングの記事→●
関連記事
以上です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。