前国王ジグメ・シンゲ・ワンチャック国王の娘であるユーフェルマ・チョーデン・ワンチャック王女(27)が、2020年10月29日に結婚式を挙げたことが発表されました。ユーフェルマ王女の夫となったDashoThinlayNorbuはジェツェン・ペマ王妃の弟です。
Jigme KhesarWangchuck王の異母妹であるユーフェルマ王女の結婚式は、首都ティンプーのDechecholing RoyalPalaceで行われました。新郎新婦ほ新婦の父である元国王と、ブータンの精神的指導者であるジェ・ケンポから祝福を受けました。
ユーフェルマ王女は2016年にアメリカのジョージタウン大学で社会学の学位を取得しました。また、ブータンのパラリンピック委員会の会長でもあります。ユーフェルマ王女は海外のスポーツの大使でもあり、ブータンのアスリートを支援しています。
2018年にはインドネシアのジャカルタで開催されたアジアパラ競技大会の開会式に出席されました。
新郎のDashoThinlay Norbu(28)はジェツン・ペマ王妃の弟です。インドのニューデリー大学で学び、2019年からブータンの航空会社Drukairのパイロットを務めています。
ユーフェルマ王女は、第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク(64)の末娘です。元国王は2006年に第一王子のジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュクに譲位しました。
元王には4人の妻がとの間に、5人の王子と5人の王女をもうけました。現在の国王は、前王と3番目のお妃であるテシャリン・ヤンドーン妃(61)から生まれましたが、5人の王子の中で最年長です。一方ユーフェルマ王女の母親は4番目のお妃であるシャンゲイ・チョーデン妃(57)です。
元国王は名門の出身ウギェン・ドルジと、同じく名門の出であるトウジ・ザム夫人の間の6人姉妹のうち、次女から五女の4姉妹と1988年に結婚しました。ブータンは一夫多妻制の国ですが、4姉妹と同時に結婚とは日本人からすると驚きです。(現在の国王はジェツェン・ペマ王妃との婚姻で一夫一妻を貫くと宣言されています。)
現在の国王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王とユーフェルマ王女は異母兄妹であり、従兄妹でもあるようです。
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