6月といえば、例年ならイギリス王室の華やかなイベント、ロイヤルアスコットが5日間に渡って開催されます。今年は新型コロナウィルスの影響により、無観客でレースが行われました。


今年はダイアナ妃のロイヤルアスコットファッションを振り返ります。
●1981年
6月16日
ストライプのドレスに羽がトリミングされた帽子とライラックヒールを合わせた全身が統一されたコーディネート。
6月17日
6月18日
ベルヴィル・サスーンは1953年にロンドンで創業した上流社会の若い女性の為のオートクチュールブランドで、舞踏会や結婚式等のドレスをデザインし、アン王女も顧客の一人でした。ダイアナ妃には12年間で70着以上のデザインが提供されたそうです。
約1か月後の7月29日、レディ・ダイアナ・スペンサーはロンドンのセントポール大聖堂でチャールズ皇太子と結婚式を挙げ、皇太子妃となりました。
●1985年
ウィリアム王子とハリー王子の出産を経て、ダイアナ妃は初めて王族としてロイヤルアスコットに出席しました。
Jan Van Velden のスーツにFrederick Foxの帽子を着用してアンドルー王子と歩くダイアナ妃。
●1986年

Victor Edelstein(ビクター・エデルスタイン)のスーツを着用したダイアナ妃。Victor Edelsteinはロンドン出身のデザイナーで、ダイアナ妃がホワイトハウスでジョン・トラボルタとダンスを踊った時の有名なドレスのデザイナーです。
●1987年
●1988年
●1989年
6月20日
約1ヶ月前のアラブ首長国連邦訪問で着用された衣装と帽子をロイヤルアスコットで着まわし。イスラムの文化に配慮した髪の毛を隠すターバンのような帽子です。
右下の画像はロイヤルアスコットの後にウィンザーのスミス・ローン・ポロにジャケットを脱いだ姿で訪れた様子です。
6月22日
●1990年
6月19日
チャールズ皇太子、アンドルー王子、セーラ妃(セーラ・ファーガソン)と並んで歩くダイアナ妃。

妊娠中のメーガン妃が紫色のドレスに赤いコートとパンプスを合わせ、ダイアナ妃をオマージュしたファッションだと話題になりました。(色の組み合わせだけでしたが、キャサリン妃は挑戦しない色のコーディネートですね)
6月20日
ペールピンクと紫のキャサリン・ウォーカーのスーツ。
●1991年
6月18日
●1992年
6月16日
6月17日
1992年12月には別居が正式に発表され、ダイアナ妃のロイヤルアスコット出席はこの年が最後となりました。
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