1981年7月29日、セント・ポール大聖堂でチャールズ皇太子とレディ・ダイアナ・スペンサーの結婚式が行われました。
父親のスペンサー伯爵と馬車に乗り到着したダイアナ妃。長い長いベールやトレーンを折り畳んで馬車に乗りましたが、皺になってしまったそうです。
トレーンはイギリス王室史上最長の約7.5mでした。
ベールもトレーンも長いです。
正面のベールもボリュームがあります。
式の最中、何か会話をする二人。
マーガレット王女の娘レディ・サラ・アームストロング=ジョーンズもブライズメイドを務めました。
チャールズ皇太子にとって従妹です。
結婚式を終えて出口へ歩く2人…
チャールズ皇太子が見つめる先には……
カミラ・パーカー=ボールズ
グレーの衣装とピルボックス帽で参列したカミラ。
ダイアナ妃はこの時まだカミラとの関係を知らないのでしょう。
カミラ夫人はロイヤルウェディングから14年後、1995年に最初の夫と離婚します。
ダイアナ妃のブーケはクチナシ、ラン、フリージア、スズランなどを組み合わせて作られ、1mほどの長さがあり重さは約2kg。
挙式後、馬車に乗るダイアナ妃を手伝うブライズメイド達。
ロイヤルウェディングといえばパレードです。
結婚式の後、エリザベス女王と馬車に乗るダイアナ妃の父親スペンサー伯爵。
フィリップ殿下とダイアナ妃の母フランシスが一緒に馬車に乗りました。
おそらく宮殿のバルコニーまたは集合写真の撮影に移動中だと思います。
ブライズメイドとページーボーイに何かトラブルがあったようで、なだめるダイアナ妃とチャールズ皇太子。
エリザベス皇太后も心配そうに見守ります。
アンドルー王子もブライズメイドに語りかけます。
泣いてしまった幼いブライズメイドを抱っこするダイアナ妃。 ダイアナ妃は子供の扱いには慣れているでしょうが、ウェディングドレスの重さもあり大変だと思います。ドレスには1万個のパールがあしらわれ、約7.5mのトレーンがあります。
ダイアナ妃のウェディングドレスのデザイン画です。
デイヴィッド・エマニュエル、エリザベス・エマニュエル夫妻によってデザインされました。
ダイアナ妃のウェディングシューズです。
背が高いダイアナ妃はチャールズ皇太子との身長差があまり無いため、ローヒールのウェディングシューズでした。
ウェディングドレスに合わせた傘も作られました。
しかし当日は雨が降らなかった為、出番はありませんでした。
ウェディングドレスと共に出番が無かった傘も展示されていました。
袖にも大きなリボンとレースがついています。
ダイアナ妃&チャールズ皇太子のウェディングケーキです。
結婚式後の公式写真
ティアラは王室に伝わるものではなく、ダイアナ妃の実家であるスペンサー家のティアラです。
スペンサー家に生まれた女性または、スペンサー家に嫁いできた女性が着用できます。
キャサリン妃やメーガン妃がこのティアラを着用することは無いでしょう。
後列ダイアナの左はチャールズ皇太子の弟達、アンドルー王子とエドワード王子です。
左端のページーボーイはケント公爵エドワード王子の次男ロード・ニコラス・ウィンザー、右端のブライズメイドはマーガレット王女の長女レディ・サラ・アームストロング=ジョーンズです。
一番左のブライズメイドはクレメンタイン・ハンブロ、ダイアナの教え子で、前に紹介した画像で抱っこされていた今回最年少のブライズメイドです。
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以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。