エリザベス女王はお気に入りデザイナー アンジェラ・ケリーによる白いドレスにウラジミール・ティアラを着用されました。このティアラはメーガン妃が自身の結婚式で貸し出しを希望しましたが、エリザベス女王の祖母、メアリー・オブ・テック王妃がロシアから購入した物だった為、エリザベス女王が断りメーガン妃のウェディングティアラは第一希望ではなかったと噂されています。
エリザベス女王のティアラは過去の記事でもご紹介しました↓
カミラ夫人はブルース・オールドフィールドによるクリーム色のドレスを着用されました。
キャサリン妃のドレスは黒に見えますが、ネイビーブルーのベルベッドでAlexander McQueenによるものです。
キャサリン妃は定期的に英国デザイナーのドレスを正式な場に選んでいます。
最近では11月のロイヤル・バラエティ・パフォーマンスでもAlexander McQueenのドレスを着用されました。
キャサリン妃 Alexander McQueenコレクションキャサリン妃が胸につけている黄色のリボンとブローチはRoyal Family Order、エリザベス女王から王室の女性に授与されるもので、公式晩餐会等ホワイトタイの機会と年次外交レセプションで着用されます。
カミラ夫人、アン王女、ソフィー妃もまたこのRoyal Orderを着用し、シャルトルーズ(明るく薄い黄緑色)のリボンに固定され、宝石に囲まれたた女王の肖像が特徴です。
ガラスに描かれた女王の肖像画はダイヤモンドに囲まれており、ダイヤモンドと赤いエナメルのチューダークラウンが上にあります。
キャサリン妃が初めてこのRoyal Family Orderを身に付けたのは2018年10月のオランダ国王夫妻を招いての晩餐会でした。
ロイヤル・ヴィクトリア勲章は1896年にヴィクトリア女王によって、彼女を助けた人々に個人的に報いることができるように始められました。君主個人からの贈り物という性質上、叙勲の決定は君主個人の判断によるとされています。
最上位の階級はKnight Grand CrossまたはDame Grand Cross (GCVO)で、キャサリン妃は結婚8周年の今年の4月に女性の最上位であるDame Grand Crossを授与しています。既にDame Grand Crossを授与されているカミラ夫人、アン王女、ソフィー妃、バージット妃とキャサリン妃に続いてDame Grand Crossを授与されるのは誰でしょうか。キャサリン妃が結婚から8年、カミラ夫人は7年、ソフィー妃は11年かかりましたので、メーガン妃が授与されるとしてもまだ数年かかるでしょう。
キャサリン妃が初めて公の場でRoyal Family Orderを身に付けたのは2018年10月のオランダ国王夫妻を招いた晩餐会でした。今年の6月のトランプ大統領を歓迎する晩餐会ではRoyal Family Orderとともに4月に授与された
ロイヤルヴィクトリア勲章をサッシュに付けた姿を披露しました。
キャサリン妃が着用したネックレスはエリザベス女王のコレクションからの貸し出されたNizam of Hyderabad necklace、バハマドル紙幣にはエリザベス女王が着用している姿が描かれています。
このネックレスは1947年11月に第10代ニザームOsman Ali Khanから、フィリップ殿下との結婚を祝いエリザベス女王に贈られたものです。38個のダイヤモンドのチェーンと13個のエメラルドカットダイヤモンドのセンターピースが特徴で1930年代にCartierによって作られました。
Nizam(ニザーム)とはインド・デカン地方に存在したニザーム王国の君主の称号です。
キャサリン妃は2014年2月のThe Portrait Gala 2014に出席した時にもエリザベス女王からNizam of Hyderabad necklaceを借りています。
以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。