県の水産研究所によると、マダイは1月、ガザミ(ワタリガニ)は3月が旬であることが判明したようです。 漁獲量が多い時期がおいしくてその魚の旬と思いがちですが、うま味成分などの調査によると、漁獲量が多い時期でなくともおいしい魚がいるようです。
研究所によると、
①うま味成分の一つ遊離アミノ酸量。
②脂の乗りを表す租脂肪量。
③低いほど実入りが良いとされる水分量。
の3項目を1年を通してチェックし平均値をまとめたところ、特徴的だったのはマダイでした。
春に瀬戸内海で捕れる「桜ダイ」が最上級とされ、岡山県内では春から夏にかけて多く水揚げされています。 ところが、遊離アミノ酸、粗脂肪量ともに最高値を示したのが1月だったようです。 データーによると冬が隠れた旬のようです。
冬の味覚として親しまれているガザミ(雌)の漁獲量は10月~12月がピークです。 遊離アミノ酸量は11月から増すが、3月がもっとも高かったとのこと。水分含量も3月が最低とのデーターが出たそうです。
夏に多く捕れるマダコと冬から春にかけてシーズンとなるゲタは、年間を通して成分に大きな変化はないそうです。 季節に関係なくおいしく食べられるようです。
岡山県で有名なママカリは秋、スズキは夏に水揚げが多くなりますが、粗脂肪量も同時期に増える傾向が見られたようです。 コノシロは9月から11月の粗脂肪量が多かったようです。
厚生労働省の調査によると、日本人が1日に食べる魚介類は70g(2012年)で10年前に比べて約20%減っているようです。