ツバス、ハマチ、メジロ、ブリと成長するにつれて呼び名が変わる出世魚。 脂が乗る冬場が旬で、「寒ブリ」として重宝させます。 西日本では縁起物として正月料理を彩ります。


 タンパク質やミネラル、ビタミンを豊富に含んでおり、刺し身や塩焼き、照り焼き、煮つけなど幅広い料理に向く。 天然物は富山県、石川県、長崎県など日本海産が多いようです。


 流通量は平年並みで、スーパーなどでは、養殖が100g当たり240円~300円で例年並みのようです。



◇ブリのたたき◇

 皮をつけたまま、さく状に切ったブリをこんろやバーナーであぶります。 冷水に、1~2分漬けると身が締まります。 食感はカツオのたたきに比べ若干硬くなります。 仕上げはネギ、ニンニクをトッピングし、ポン酢などをかけます。


 刀を連想させる銀色の細長い体が特徴で、漢字では「太刀魚」と書くようです。 柔らかくて淡泊な白身は塩焼きやバター焼き、ムニエルなど幅広い調理に向くようです。


 市場には年中出回っていますが、漁の最盛期は10月~12月です。 愛媛県、山口県沖などで水揚げが多くされています。 岡山県内では倉敷市沖などで捕れます。 この時期は身太りも良くておいしいですよ。


 市場での流通量は平年並みのようです。 スーパーなどでは、切り身(約100g)が210円~330円程度で例年並みかやや高いようです。




◇銀皮造り◇

 鮮度がよければ、銀色の体表を生かし、昆布締めして皮が付いたまま刺し身にするのがお薦めです。 店頭では切り身で売られていることが多く、きれいな銀色で、切り口に透明感がある物を選んだ方がいいですよ。


 エネルギー源になるグリコーゲンやタンパク質、ミネラル類といった栄養分を豊富に含み、「海のミルク」と呼ばれています。 産卵期に向けて栄養を蓄える秋から冬が旬です。


 岡山県では備前市日生町地区や瀬戸内市邑久町地区、浅口市寄島町などで養殖が盛んです。 今季は、昨夏採取した種苗が少ないようで例年より水揚げ量は少ないようです。 でも、生育は上々で身太りはいいそうです。 生食、鍋物、グラタンなどと料理の幅は広いようです。


 市内のスーパーなどでは、むき身130gが400円前後で例年より高めのようです。



 料理のこつは、鍋物やフライなどの調理前、むき身を軽く洗ってさっと湯通しした後、流水で良く洗えば、汚れや臭み、えぐみが簡単に取れるそうです。 余った身はラップにくるんで冷凍保存してもいいようです。



◇生ガキ◇

 酢やレモン汁などで酸味を加えるとうま味が引き立つうえ、ぬめりも抑えられるようです。 もみじおろしやペッパーソースで辛みをアクセントにしたり、ケチャップをかけて洋風にするのもおすすめです。

 サクラエビの仲間で体長が2cm前後です。 大根と煮た「アミ大根」が岡山の郷土料理として親しまれています。


 瀬戸内海や有明海などに生息し、岡山県内では岡山市、瀬戸内市などで水揚げされます。 10月~翌年3月に出回りますが、成長するにつれて、 ヒゲ が伸びて食感が悪くなるため、年末までがおいしい時期と言われています。


 今シーズンは出回る量が多くて、例年の2倍超えのようです。 スーパーなどでは100gが140円~170円で例年並みの価格のようです。



◇釜揚げ◇

 熱湯でさっとゆで、酢しょうゆかポン酢をかけて食べるのが一番のおすすめです。 魚介類が苦手な子どもでも食べやすいと思います。 フライパンで油を使わずいり、ふりかけのようにして食べるのもおいしい。

 ボートのオールのような平たい脚で泳ぎ、長い距離を渡り歩くように移動することから名前が付いたと言われています。 標準和名はガザミです。


 岡山県内では岡山市の宝伝、瀬戸内市の牛窓、浅口市の寄島などの漁港で水揚げが多いです。 11月以降に卵を抱える雌が人気ですが、カニ独特のうま味と甘さが濃いのは交尾に向けて体力を蓄える9月、10月の雄だとか。


 市場での流通量は例年より3割くらい少ないようで、スーパーなどでは100gが400円~600円で例年よりやや高めのようです。



◇ワタリガニの選び方◇

 重くて、甲羅の中心やオール状の平たい脚(第5脚)の腹側の付け根を押して硬い物が身が締まっていておいしい。 蒸したり、焼いたりするときは、甲羅を下にしてうま味を逃がさないように工夫するといいでしょう。

 サンマは、秋の味覚の代表格ですよね。

定番メニューの大根おろしを添えた塩焼きのほか、刺し身やフライなど調理法は幅広い。


 脳の活性化を促すとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)や、ビタミン類を豊富に含んでいると言われています。


 日本近海では、盆時期になると千島列島沖から南下し、9月~10月に北海道や三陸沖で漁の最盛期を迎えます。


 今年は、高水温の影響とみられる不漁のようで市場の流通量は平年より3割くらい少ないようです。

 スーパーなどでは、1匹(130g~160g)が100円~210円程度と例年より1割~5割ほど高いようです。



◇煮つけ◇

 頭を落として、内臓を取り除いて筒切りにする。 水、しょうゆ、砂糖、酒、ショウガなどを加えて圧力鍋で煮ると、軟らかく、骨まで食べられます。 ご飯との相性もいいようです。

 コンブは古くから利用され、献上品としても用いられてきました。 主産地は北海道沿岸で、地域別にコンブの種類がおおよそ決まっています。 食用にしているのはマコンブ、リシリコンブ、エナガオニコンブ、ガゴメコンブなど約10種類です。


 体は葉、茎、根からなり、葉は帯状に長い。 2~3mから長いものは20mまで伸び、幅は6~30cmぐらいです。 茎は短く、下部が枝分かれして根となり、岩に付着して成長する。 天然物と養殖物があり、夏に収穫し加工します。 利用範囲は広く、だしの材料範囲は広く、だしの材料、昆布巻き、つくだ煮、とろろこんぶ、塩こんぶなどにします。


 栄養成分はミネラルや食物繊維が豊富です。 だしをとるだけでなく、コンブそのものを食べて健康維持を。

 岡山県では「シズ」と呼ばれ、タイの仲間ではなく、スズキ目に属する。 白身は甘み、うま味があり、味はマナガツオに似ています。 味噌漬けや煮つけが定番のようですが、さまざまな料理に向きます。


 岡山では8月~10月に体長10~15cmのものが多く捕れます。クラゲを好んで食べるため、クラゲが多い年は豊漁と言われています。


 スーパーなどでは、100gが80円~170円程度で並んでいるようです。 市場の量、価格ともに例年並みのようです。



◇一夜干し◇

 開いて塩水に浸す。 取り出した後は、表面の塩分を落とす程度に水洗いし、風通しの良い場所で一晩乾燥させます。 身は脂肪分が比較的に多いので、焼くと脂が染み出しておいしいです。


 テンジクダイは、体長5cm前後の小魚です。 マダイに似た甘みのある味わいが特徴です。 頭部に大きくて硬い骨のような組織(耳石)があるため、イシモチ、イシモチジャコとも呼ばれているようです。 岡山県内ではネブトの名でも親しまれています。


 日本沿岸に広く生息していて、瀬戸内海では 6月~9月に底引き網で多く漁獲されます。 岡山県内では、岡山市東区宝伝、瀬戸内市牛窓町、笠岡市で水揚げが多いです。


 市場での流通量は例年並みで、スーパーなどでは100g 60円~140円で例年並みのようです。



◇選び方と調理方法◇

 目が澄んで光沢があるものが新鮮です。 頭とはらわた、ウロコを取り、空揚げにすると酒のさかなにバッチリですよ。 三杯酢で南蛮漬けにしたり、すり身を団子にして汁物に入れるのもおいしいですよ。



 えら近くの斑点がいぼのように見えるため「イボダイ」の名前がつたそうです。 とはいえ、タイの仲間ではなく、メダイやマナガツオの近縁種でスズキ目に属すそうです。


 春にふ化後、しばらく内湾で過ごし、晩秋には体長20cmほどに成長して外洋にでまわる。 岡山県では7月~10月に10cmほどの稚魚が捕れる。 淡泊な白身で煮付けや塩焼き、南蛮漬けなどに向き、大衆魚として親しまれています。



◇空揚げ◇

 地物は小ぶりのものが多いが、適度に脂が乗り、値段も手頃です。 特に小さいものは丸ごと食べれる空揚げがお薦めですよ。 内臓とえらを取った後、上新粉をまぶして油で揚げます。 骨は軟らかく、気にならないくらいです。