史上最悪の自己嫌悪
また、悪いクセだ。
開き直る。
居直る。
いつも追い込まれるとやってしまうんだ。
そして信じられないくらい相手を傷つける。
最後に自己嫌悪と反省。
飛びかかり、殴りつけ、噛みついて、引っ掻いて、叩き付ける。
そんな表現がぴったりなあたし。
最悪だ。
そして最低だ。
本当に反省すべきところなのにどうすれば本当に優しい人間になれるのかわからない。
つまりは、
あたしが心の弱い人間だからこそ攻撃的になってしまうんだ。
本当に心の強い人は本当に優しい。
あたしみたいに攻撃的な人はあたしの周りにはいない。
みんなあたしより強いってことなのかな?
言い争いになって
追い詰められたあたしは、頭が真っ白になった。
彼をやっつけなくちゃ。
ただそれだけが頭に浮かんで、次の瞬間には猛烈な攻撃に出てた。
いつも頭が真っ白になった後に出てくるものは攻撃性で判断ができなくなってる。
冷静になろうとすればするほど、攻撃性が強まってく気がして止められなくなる。
なんであの時、黙ることができなかったんだろう。
なんであんな事言ってしまったんだろう。
我慢ができなかったんだろう。
いつも悔やんでは繰り返し、
いつになれば大人になれるんだろうって悲しくなる。
大人は相手をあんな風に傷つけたりしない。
開き直る。
居直る。
いつも追い込まれるとやってしまうんだ。
そして信じられないくらい相手を傷つける。
最後に自己嫌悪と反省。
飛びかかり、殴りつけ、噛みついて、引っ掻いて、叩き付ける。
そんな表現がぴったりなあたし。
最悪だ。
そして最低だ。
本当に反省すべきところなのにどうすれば本当に優しい人間になれるのかわからない。
つまりは、
あたしが心の弱い人間だからこそ攻撃的になってしまうんだ。
本当に心の強い人は本当に優しい。
あたしみたいに攻撃的な人はあたしの周りにはいない。
みんなあたしより強いってことなのかな?
言い争いになって
追い詰められたあたしは、頭が真っ白になった。
彼をやっつけなくちゃ。
ただそれだけが頭に浮かんで、次の瞬間には猛烈な攻撃に出てた。
いつも頭が真っ白になった後に出てくるものは攻撃性で判断ができなくなってる。
冷静になろうとすればするほど、攻撃性が強まってく気がして止められなくなる。
なんであの時、黙ることができなかったんだろう。
なんであんな事言ってしまったんだろう。
我慢ができなかったんだろう。
いつも悔やんでは繰り返し、
いつになれば大人になれるんだろうって悲しくなる。
大人は相手をあんな風に傷つけたりしない。
問題集
どーすればいいか分かんないことばかり起こる一週間だった。
先輩とお茶がてらブラブラしてたら話の流れでN朗の店に行くことに…
Nは渋谷に三店舗目を出すって話で打ち合わせで店には顔出せないって事で先輩と2人でゆっくり舌鼓させてもらった次の日…
せっかく来てくれたのに会えなくてマジ
ちょっとヘコんだよ~
ってメール。
なんて返せって言うんだ…
なかなか気軽に恋愛関係に持ってこうって思えないあたしたち。
昔っからの友達って難しい。
お互いいい年して、共通の友達…どころか大親友もいて、家族も知ってて、なーんとなく付き合いました~なんか合わなかったから別れちゃいました~
なんて軽はずみなこと死んでもできない!
もちろん、今現在のあたしたちの微妙なバランスでちょっとモヤモヤっとしてるなんて近い人ほど他の誰かにも言いづらい。
こんなモヤモヤがもう半年も続いて、あたしもいい加減どうにか現状を変えたい気持ちはあるけど、じゃあ実際はどう変えたいかって明確なビジョンがないもんだからこれまた動けない。
嫌いじゃないし一緒にいてちょっとドキッとする時もあるけど…恋する気持ちが燃え上がる訳でもなく…
周りを考えると余計恋愛としては動きたくなくなっちゃう。
Nには会ってなかった数年間のゴタゴタ話はしてないのが悪いのかもしれないけど、話すタイミングもないし、、、
こーやって一生ダラダラしてく気がしてきた。
二件目はヤツ。
都合のいい関係はお互いの気持ちとバランスが取れてないとホント難しい。
普通の会話になんか相手にトゲを感じてしまう。
あたしはいつもと同じ振る舞いをしてるつもりなのに、ふとした一言一言に返ってくる言葉は、
気持ちがない。
冷たい。
もう、会いたくないってことか?
って…
確実にトゲだよね…
あたしたちにあるのはお互いのキズをなめ合う生易しさだけだと思っていたのに、最近じゃ本当の心を求められてるみたいで、
息苦しい。
彼のことは好き。
大事にしたいし、傷つけたくない。
とても惹かれるものを持っている人で魅力的な男性だと思う。
ただ、あたしが真剣に彼との将来を望んだところで、そう容易に叶えられる関係じゃない。
だからこそ、入り込んでしまわないよう自分から一歩引く努力はしてる。
なのに、なんであえてそんなこと言ったりするんだろ。
こう、彼の機嫌をなおすべくなだめてる自分がわからなくなる。
三件目は…
意外な展開に戸惑わされ…ビックリしただけで止まってしまった、同じ会社のSさん。
入社三年目にして東京に異動になったことをきっかけに最近初めてまともな会話をしたんだけど、、、
見た目サーファーみたいで軽そ~
って勝手な先入観だけでは知ってただけで、関西にいるときはどんな役職かもよく知らないで、電話では失礼ばっかだった


意外とすごく年上でお偉いさんだったんですね……
この業界はみんな年齢不詳で困ります。
こっちに来て会議で会社にも行かないといけなくなって直接顔を合わせる機会が増えたものの、現場と会社じゃなかなか親交が深まるわけもなく。
たまたま懇親会でSさんと以前関西で担当営業と席が近くでかなり盛り上がって営業と飲みに行く約束をしてその日は終わった。
セールが始まってバタバタした毎日でそんな約束すーっかり忘れていたある日、雑貨のクレームが来て対応を会社に電話しないといけなくなった。
雑貨クレーム担当はヤな性格のババァ

最悪な気分で電話をすると…天の救いか、(タイミングかなり悪くかどっちともとれないけど)こんな繁忙期なのに長期休暇だそうで、同じ雑貨部の新卒が対応に…
内容だけに対応にかなりの不安を抱えながら次の日、
miumiuさん
出勤次第、雑貨部長Sさんに電話してください。
メモがカウンターに…
そんな大きなクレームに発展したのかと血の気が引くのを感じながらバックも置かず、受話器をとり、震える指でダイヤルすると…
おつかれー!
新卒が対応だと不安だと思ってさー!オレって優しくねぇー!?
部長自ら対応してもらえるなんて前代未聞の好待遇ですけど…
新卒以上に軽いノリが気になります…
一転、仕事の話になるといきなりマジメモードで淡々と進めてく。
ちょっと安心できました。
クレームも一段落したとき、思わぬ電話が…
雑貨部長に折り返しお電話くださいとのこと。
まだクレームが納まらなかったのか
不安になりながらまた電話すると初めの軽いトーンが返ってきた。
営業のDと3人で今夜ご飯のお誘い。
3人だし、部は違っても一応上司だし、今回はありえないくらいお世話になっちゃったし、、、
断れないなー
とその夜、営業は急な仕事で来れなくなったと謝りのメールが
なんとなく2人だけの懇親会みたいな感じで食事して帰ろうとしたとき、
miuちゃんさ~
いちおー彼氏追っかけて東京まで来てるの、オレ知ってたけどさ~…
間が空く。
会社にはまだ彼氏と別れたことは言ってない。
実は近々、転職を考えていて切り札にとっとくつもりだ。
え…?
何かあれば相談してよ~
軽そうで頼りないかもだけどさ~実はしっかり者だから!
ホラ、同じ関西のよしみじゃない?
一応、切り札はまだとっとこうと、とっさの判断で
ありがとうございます~
笑顔で返すと同時に、Sさんの指があたしの髪の毛に触った。
ビックリしたあたしの顔に、さっと手を引いて
歩きながらSさんは話を続ける。
オレだったらさ~仕事の話しだってよく理解できるし、、、
なんかオレmiuのことほっとけないんだわ~
ふーん。
Sさーん、そんなこと言ってるとやっぱり見た目通り軽いって言われちゃいますよ~
笑いながらわざと肩をぶつけると
ほんっと心外だよ
見た目だけで判断しすぎ!
オレ会社の誰とも噂になったことないだろ~!?
…ただ、おまえはなんかね~…
とにかく!困ったらオレのとこ一番に来いよ!
ま~おまえと違って今は悲しいことにフリーだからすぐ駆けつけてやるからさ~
てか…厳密に言うとオレのほうが出会ったのは早かったのに…なんだかな~
目的地の駅に着いてしまった。
Sさんはゆっくり振り向いてあたしの頭をなでた。
少し悲しそうな笑顔。
ヤバい。
なんかこのままだと好きになっちゃいそうな予感がする。
実は彼氏とはもう別れてます!って言いたい衝動が襲ってきたけど、これから転職するのに切り札をなくしてしまうということだけのせいで言えなかった。
ただ、いつの間にかつないだ手を少し強く握るしかできなかった。
全てを手に入れようとするのは欲張りすぎなのか。
先輩とお茶がてらブラブラしてたら話の流れでN朗の店に行くことに…
Nは渋谷に三店舗目を出すって話で打ち合わせで店には顔出せないって事で先輩と2人でゆっくり舌鼓させてもらった次の日…
せっかく来てくれたのに会えなくてマジ

ちょっとヘコんだよ~
ってメール。
なんて返せって言うんだ…
なかなか気軽に恋愛関係に持ってこうって思えないあたしたち。
昔っからの友達って難しい。
お互いいい年して、共通の友達…どころか大親友もいて、家族も知ってて、なーんとなく付き合いました~なんか合わなかったから別れちゃいました~
なんて軽はずみなこと死んでもできない!
もちろん、今現在のあたしたちの微妙なバランスでちょっとモヤモヤっとしてるなんて近い人ほど他の誰かにも言いづらい。
こんなモヤモヤがもう半年も続いて、あたしもいい加減どうにか現状を変えたい気持ちはあるけど、じゃあ実際はどう変えたいかって明確なビジョンがないもんだからこれまた動けない。
嫌いじゃないし一緒にいてちょっとドキッとする時もあるけど…恋する気持ちが燃え上がる訳でもなく…
周りを考えると余計恋愛としては動きたくなくなっちゃう。
Nには会ってなかった数年間のゴタゴタ話はしてないのが悪いのかもしれないけど、話すタイミングもないし、、、
こーやって一生ダラダラしてく気がしてきた。
二件目はヤツ。
都合のいい関係はお互いの気持ちとバランスが取れてないとホント難しい。
普通の会話になんか相手にトゲを感じてしまう。
あたしはいつもと同じ振る舞いをしてるつもりなのに、ふとした一言一言に返ってくる言葉は、
気持ちがない。
冷たい。
もう、会いたくないってことか?
って…
確実にトゲだよね…
あたしたちにあるのはお互いのキズをなめ合う生易しさだけだと思っていたのに、最近じゃ本当の心を求められてるみたいで、
息苦しい。
彼のことは好き。
大事にしたいし、傷つけたくない。
とても惹かれるものを持っている人で魅力的な男性だと思う。
ただ、あたしが真剣に彼との将来を望んだところで、そう容易に叶えられる関係じゃない。
だからこそ、入り込んでしまわないよう自分から一歩引く努力はしてる。
なのに、なんであえてそんなこと言ったりするんだろ。
こう、彼の機嫌をなおすべくなだめてる自分がわからなくなる。
三件目は…
意外な展開に戸惑わされ…ビックリしただけで止まってしまった、同じ会社のSさん。
入社三年目にして東京に異動になったことをきっかけに最近初めてまともな会話をしたんだけど、、、
見た目サーファーみたいで軽そ~
って勝手な先入観だけでは知ってただけで、関西にいるときはどんな役職かもよく知らないで、電話では失礼ばっかだった


意外とすごく年上でお偉いさんだったんですね……
この業界はみんな年齢不詳で困ります。
こっちに来て会議で会社にも行かないといけなくなって直接顔を合わせる機会が増えたものの、現場と会社じゃなかなか親交が深まるわけもなく。
たまたま懇親会でSさんと以前関西で担当営業と席が近くでかなり盛り上がって営業と飲みに行く約束をしてその日は終わった。
セールが始まってバタバタした毎日でそんな約束すーっかり忘れていたある日、雑貨のクレームが来て対応を会社に電話しないといけなくなった。
雑貨クレーム担当はヤな性格のババァ


最悪な気分で電話をすると…天の救いか、(タイミングかなり悪くかどっちともとれないけど)こんな繁忙期なのに長期休暇だそうで、同じ雑貨部の新卒が対応に…
内容だけに対応にかなりの不安を抱えながら次の日、
miumiuさん
出勤次第、雑貨部長Sさんに電話してください。
メモがカウンターに…
そんな大きなクレームに発展したのかと血の気が引くのを感じながらバックも置かず、受話器をとり、震える指でダイヤルすると…
おつかれー!
新卒が対応だと不安だと思ってさー!オレって優しくねぇー!?
部長自ら対応してもらえるなんて前代未聞の好待遇ですけど…
新卒以上に軽いノリが気になります…
一転、仕事の話になるといきなりマジメモードで淡々と進めてく。
ちょっと安心できました。
クレームも一段落したとき、思わぬ電話が…
雑貨部長に折り返しお電話くださいとのこと。
まだクレームが納まらなかったのか
不安になりながらまた電話すると初めの軽いトーンが返ってきた。営業のDと3人で今夜ご飯のお誘い。
3人だし、部は違っても一応上司だし、今回はありえないくらいお世話になっちゃったし、、、
断れないなー

とその夜、営業は急な仕事で来れなくなったと謝りのメールが

なんとなく2人だけの懇親会みたいな感じで食事して帰ろうとしたとき、
miuちゃんさ~
いちおー彼氏追っかけて東京まで来てるの、オレ知ってたけどさ~…
間が空く。
会社にはまだ彼氏と別れたことは言ってない。
実は近々、転職を考えていて切り札にとっとくつもりだ。
え…?
何かあれば相談してよ~
軽そうで頼りないかもだけどさ~実はしっかり者だから!
ホラ、同じ関西のよしみじゃない?
一応、切り札はまだとっとこうと、とっさの判断で
ありがとうございます~
笑顔で返すと同時に、Sさんの指があたしの髪の毛に触った。
ビックリしたあたしの顔に、さっと手を引いて
歩きながらSさんは話を続ける。
オレだったらさ~仕事の話しだってよく理解できるし、、、
なんかオレmiuのことほっとけないんだわ~
ふーん。
Sさーん、そんなこと言ってるとやっぱり見た目通り軽いって言われちゃいますよ~
笑いながらわざと肩をぶつけると
ほんっと心外だよ
見た目だけで判断しすぎ!オレ会社の誰とも噂になったことないだろ~!?
…ただ、おまえはなんかね~…
とにかく!困ったらオレのとこ一番に来いよ!
ま~おまえと違って今は悲しいことにフリーだからすぐ駆けつけてやるからさ~
てか…厳密に言うとオレのほうが出会ったのは早かったのに…なんだかな~
目的地の駅に着いてしまった。
Sさんはゆっくり振り向いてあたしの頭をなでた。
少し悲しそうな笑顔。
ヤバい。
なんかこのままだと好きになっちゃいそうな予感がする。
実は彼氏とはもう別れてます!って言いたい衝動が襲ってきたけど、これから転職するのに切り札をなくしてしまうということだけのせいで言えなかった。
ただ、いつの間にかつないだ手を少し強く握るしかできなかった。
全てを手に入れようとするのは欲張りすぎなのか。
幸せな時間たち
久々にお腹がよじれるくらい爆笑した。
最近特に仲良くしてる高校の同級生の彼(N朗)と飲みに行って終電なくなったからお泊まりに。
はじめは2人だけだったのがいつの間にかもう一人同級生であたしの大親友でもあり彼の小学校からの幼なじみでもあるA美とNの同居人の男の子も加わって大宴会に…
朝の早い同居人は早々と自分の寝室へ行き、あたしたちもそろそろ寝ようかというとき、誰がどこで寝るのかでひと悶着…
同居人と一緒に寝たくない女性陣は
「あんたあっち行きなよ!」(小声)
「男同士で寝るとかキモすぎやろ!俺はmiumiuと一緒に寝たいんや!A美あっちで一緒に寝てこいや!」
みんなで一緒にいるときはこう大胆告白してくるのになんで2人だと高校に戻ったみたいに遠慮がちなのやら…

と一人ちょっぴり呆れているとジャンケンで寝場所を決める事に
神様のイタズラか…
三人で五回連続アイコ(笑)
小声の爆笑は治まらず3人でタブルベットに寝ることに

かなり大柄なNを真ん中に普通に縦に寝てみると明らかにあたしは体の半分が落ちてしまう

突然Nがあたしを抱き寄せ
「miuちゃん
俺にこう抱きついて寝れば落ちないよ~ホラ、俺がしっかり抱きしめといてあげ…」
すかさずA美の鉄拳制裁(笑)
笑っちゃダメだと思うほど笑いが止まらず、真夜中に三人の不気味な小声の大爆笑

こないだ2人で寝た時はいつの間にか床に1人寝てたくせに…
結局、タブルベットを横に使って川の字に寝ることに。
A美はちゃっかりベッドヘッドのクッションをうまく使って1人心地良さそうに寝始めたが、足元に寝たあたしは夜中に寝返りをしようとしたら片足が落ちそうになり思わずNのシャツを引っ張ると…
ぐいっと体ごと引っ張り上げられNの抱き枕状態に

寝ぼけてるんだ
と思っていると
「大丈夫?重くない?」
ちゃんと起きてたことにびっくりなのと、それでも抱きしめられたままな事にびっくりで
「…ううん、平気。」
としか答えられず固まってしまった。
大柄なNは正直重かったけど(笑)
すぐに寝息をたてはじめた彼から少し体を離そうと動けばもっと引き寄せられてしまって諦めてそのまま寝ることにした。
朝になって目覚ましが鳴っても抱き枕のまま。
A美が起き出して
「あんた!いい加減miumiu放しなよ!」
「イヤや~こんな機会めったにないのに~」
また朝から鉄拳制裁(笑)
うそつけ、
今まで2人っきりでいても絶対さわりもしなかったくせ(笑)
典型的なB型でワガママ放題のクセにあたしの言うことだけは聞くし、誰から見ても特別扱い(笑)
Nと一緒なら幸せなんだろな。
なのに、なんで、
あたしは
あの人なんだ。
決して、報われない、都合のいい、あの人のとこに、
帰ってしまうんだ。
最近特に仲良くしてる高校の同級生の彼(N朗)と飲みに行って終電なくなったからお泊まりに。
はじめは2人だけだったのがいつの間にかもう一人同級生であたしの大親友でもあり彼の小学校からの幼なじみでもあるA美とNの同居人の男の子も加わって大宴会に…
朝の早い同居人は早々と自分の寝室へ行き、あたしたちもそろそろ寝ようかというとき、誰がどこで寝るのかでひと悶着…
同居人と一緒に寝たくない女性陣は
「あんたあっち行きなよ!」(小声)
「男同士で寝るとかキモすぎやろ!俺はmiumiuと一緒に寝たいんや!A美あっちで一緒に寝てこいや!」
みんなで一緒にいるときはこう大胆告白してくるのになんで2人だと高校に戻ったみたいに遠慮がちなのやら…


と一人ちょっぴり呆れているとジャンケンで寝場所を決める事に

神様のイタズラか…
三人で五回連続アイコ(笑)
小声の爆笑は治まらず3人でタブルベットに寝ることに


かなり大柄なNを真ん中に普通に縦に寝てみると明らかにあたしは体の半分が落ちてしまう


突然Nがあたしを抱き寄せ
「miuちゃん
俺にこう抱きついて寝れば落ちないよ~ホラ、俺がしっかり抱きしめといてあげ…」すかさずA美の鉄拳制裁(笑)
笑っちゃダメだと思うほど笑いが止まらず、真夜中に三人の不気味な小声の大爆笑


こないだ2人で寝た時はいつの間にか床に1人寝てたくせに…
結局、タブルベットを横に使って川の字に寝ることに。
A美はちゃっかりベッドヘッドのクッションをうまく使って1人心地良さそうに寝始めたが、足元に寝たあたしは夜中に寝返りをしようとしたら片足が落ちそうになり思わずNのシャツを引っ張ると…
ぐいっと体ごと引っ張り上げられNの抱き枕状態に


寝ぼけてるんだ

と思っていると「大丈夫?重くない?」
ちゃんと起きてたことにびっくりなのと、それでも抱きしめられたままな事にびっくりで
「…ううん、平気。」
としか答えられず固まってしまった。
大柄なNは正直重かったけど(笑)
すぐに寝息をたてはじめた彼から少し体を離そうと動けばもっと引き寄せられてしまって諦めてそのまま寝ることにした。
朝になって目覚ましが鳴っても抱き枕のまま。
A美が起き出して
「あんた!いい加減miumiu放しなよ!」
「イヤや~こんな機会めったにないのに~」
また朝から鉄拳制裁(笑)
うそつけ、
今まで2人っきりでいても絶対さわりもしなかったくせ(笑)
典型的なB型でワガママ放題のクセにあたしの言うことだけは聞くし、誰から見ても特別扱い(笑)
Nと一緒なら幸せなんだろな。
なのに、なんで、
あたしは
あの人なんだ。
決して、報われない、都合のいい、あの人のとこに、
帰ってしまうんだ。