あじさいの
藍を愛でては
蚊に刺され
ネコダ芭蕉
・・・。
6月も半ば、
マスクが蒸し暑い季節。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
先週に引き続き、2cm四方の小型マイコンボード Digispark ATtiny85を試しています。
いいところがあれば、悪いところもあり。
クセが強い部品であります。
左は前回の、microUSBタイプ。
右側は今回登場、USBに直挿しタイプです。
小さすぎてガチで無くしていましたが、部品箱の中から出てきました。
プログラムを書き込むたび、DigisparkをUSB端子から抜き差しするのが面倒で
急遽購入した一品。【電源オンオフスイッチ付き】USBハブです。Amazonにて899円。
操作性が劇的に改善しました。
ボードを動作させたくないとき、手動でオフできるのも便利です。
個人的によく使う部品、0.96インチOLED表示部 SSD1306を試してみました。
ネットに載っていた動作手順を三つほど試して全部エラーで動かず、
Arduino IDEに入っていたサンプルプログラムでようやく文字を表示。
Digisparkの特徴、USBデバイスエミュレーションのテスト。
わかりにくいですが、これをパソコンにUSB接続するとマウスとして認識され、
K1ボタンを押すと「左クリック」、K2ボタンを押すと「右クリック」として動きます。
これもよく使う部品、サウンドモジュールWT588Dをつなげてみました。従来の大きさはこれくらい。
効果音のテスト基板が、4×5cmに収まり感動。
麻雀牌2個分くらいです。
Digisparkの悪い点。
使える入出力ピンが少ない。その上機能をいっぱい隠し持っていて、かぶる。
ただでさえ少ない6本のピンのうち、
P5 リセット用(使えない)
P4 USB
P3 USB
P2 SPI、I2C、INT0割り込み
P1 SPI、内蔵LED (INPUT_PULLUPが使えない。参考サイト)
P0 SPI、I2C
などと目いっぱい役割が振られており、
USBマウス機能とI2C表示部を使うと、もはやP1しか空きのピンがなく
そこも内部プルアップの押しボタンスイッチ等はつなげられないという。
時限爆弾の線を6本中1本切れ!と言われて、全部が起爆線だったような仕様です。
「P5を使えるようにする方法」の記事が載っていました。素晴らしきタイミング。
しかしファームの書き換えはちょっと難しそうだなぁ・・・。
先は長そう。あじさいの花が終わるまでに目処がつくのでしょうか。
応援してください。おしまい。