*** あらすじ ***
2cm四方の小さなマイコンボード「Digispark ATtiny85」(のクローン)を試していたが、
6本しかないピンの機能縛りがきつい。
さらにP5ピンは 「りせっと」 というファミコンの赤ボタンみたいな機能が振られていて、使えない。
頭を抱えるネコダであった。
を参考に、DigisparkのP5ピンを使えるよう生かしてみました。(感謝です)
以下細かい話がつづきますが、ざっくりと雰囲気を見てもらえれば。
Digispark ATtiny85に、動作設定を決めるヒューズバイトという数字があるそうです。
これを16進数のDFから、5Fに変更して、リセット機能を外します。(注・DFは製品によりDDなど違う場合有り)
16進数のDF = 2進数の11011111
16進数の5F = 2進数の01011111
^^ここの差がリセット機能らしい
Arduino nanoを踏み台にして、Arduino ISPとやらでブートローダーを書き込む手順で進めます。
AVRdudeというよく分からない書き込みソフトを準備します。
やったことがないのでメッチャ怖いんですけど。
呪文1を入力します。現状の確認です。(注・COM6の番号は各々のパソコンで変わります)
変更前の「DF」が見えます。
呪文2を入力します。設定変更GO。
変更後の「5F」が見えました。
これで完了。
P5ピンをデジタル出力に使ってみると、
ちゃんと動くようになりました!
使えるピンが5本→6本に増えて、Digisparkの能力が当社比20%アップした感じさえします。
なお内蔵LEDを物理的に外せば、P1ピンのLOW縛りも無くなるらしいが・・・そこまでやるかなあ。
Digispark、もうしばらく触ってみたいと思います。