Digispark ATtiny85のP5ピンを生かしてみた | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
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*** あらすじ ***

 

2cm四方の小さなマイコンボード「Digispark ATtiny85」(のクローン)を試していたが、

6本しかないピンの機能縛りがきつい。

さらにP5ピンは 「りせっと」 というファミコンの赤ボタンみたいな機能が振られていて、使えない。

頭を抱えるネコダであった。
 

 

 

 

silph-p90さんのブログ

を参考に、DigisparkのP5ピンを使えるよう生かしてみました。(感謝です)

以下細かい話がつづきますが、ざっくりと雰囲気を見てもらえれば。

 

 

 

 

Digispark ATtiny85に、動作設定を決めるヒューズバイトという数字があるそうです。

これを16進数のDFから、5Fに変更して、リセット機能を外します。(注・DFは製品によりDDなど違う場合有り)

 

16進数のDF = 2進数の11011111

16進数の5F = 2進数の01011111

                ^^ここの差がリセット機能らしい

 

Arduino nanoを踏み台にして、Arduino ISPとやらでブートローダーを書き込む手順で進めます。

AVRdudeというよく分からない書き込みソフトを準備します。

やったことがないのでメッチャ怖いんですけど。

 

 

 

呪文1を入力します。現状の確認です。(注・COM6の番号は各々のパソコンで変わります)

変更前の「DF」が見えます。

 

 

呪文2を入力します。設定変更GO。

変更後の「5F」が見えました。

これで完了。

 

 

 

P5ピンをデジタル出力に使ってみると、

ちゃんと動くようになりました!

使えるピンが5本→6本に増えてDigisparkの能力が当社比20%アップした感じさえします。

 

 

 

なお内蔵LEDを物理的に外せば、P1ピンのLOW縛りも無くなるらしいが・・・そこまでやるかなあ。

Digispark、もうしばらく触ってみたいと思います。