みなさん、ポテトタイマーをご存知ですか?
マクドナルドの2020年福袋の中に入っていたオモチャで、店内で調理中に聞こえるあのイライラ音・・・
じゃなくてアラーム音の「ティロリ。ティロリ。」が鳴って時間を知らせるタイマーです。
音のリアルさから爆発的人気、年明けと同時に各店売り切れ。
オークションサイトでは2500円前後で取引される人気グッズになりました。うーん、買えぬ。
よし、自分で作ろう。
まず、製品の「ティロリ」音をネットから拾い、WAV形式に変換します。
いちばん良い部分を切り抜いて、繰り返し貼り付けます。
作成した音声データを、サウンドモジュールのWT588Dに焼き込みます。
この部品は優秀で、チャイムも歌も鳴き声も、WAV形式ならばなんでも登録・再生。
合計1分以内で数十本の効果音を登録可能。
表示部は128×64ドットの有機ELディスプレイなので、液晶風デジタル数字を
エディターでドット打ちします。全数字分を手描き。単位の「M」と「S」も作っておきます。
うん、なんとかそれっぽく出来た?右下のアイコンはポテトのつもりだが、潰れてるなあ。
接続図。たったこれだけ。
WT588Dは信号線たった1本で駆動するシンプル設計。とても便利。
SSD1306はI2Cなので、これまた信号線2本で表示するので楽々。
プログラムは省略しますが、2つのボタンに以下の機能を割り当てました。
・ボタン1短押し = +1秒
・ボタン1長押し = +10秒
・ボタン2短押し = スタート/ストップ/再開
・ボタン2長押し = リセット
こんな感じになりました。
ボタンを押した時やリセットしたときも、それぞれピコピコと効果音が鳴ります。
うーん、自己満足。
80円マイコンボードが届いたら、これのnanoの代わりに差し替えられるか試してみたいです。