ポテトタイマーを自作してみた(Arduino、SSD1306、WT588D) | a24a24a24のブログ

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アメピグ残党。
釣り、温泉、お出かけ、パソコン。最近、電子工作。

みなさん、ポテトタイマーをご存知ですか?

 

マクドナルドの2020年福袋の中に入っていたオモチャで、店内で調理中に聞こえるあのイライラ音・・・

じゃなくてアラーム音の「ティロリ。ティロリ。」が鳴って時間を知らせるタイマーです。

音のリアルさから爆発的人気、年明けと同時に各店売り切れ。

オークションサイトでは2500円前後で取引される人気グッズになりました。うーん、買えぬ。

 

よし、自分で作ろう。

 

 

 

まず、製品の「ティロリ」音をネットから拾い、WAV形式に変換します。

いちばん良い部分を切り抜いて、繰り返し貼り付けます。

 

 

作成した音声データを、サウンドモジュールのWT588Dに焼き込みます。

この部品は優秀で、チャイムも歌も鳴き声も、WAV形式ならばなんでも登録・再生。

合計1分以内で数十本の効果音を登録可能。

 

 

表示部は128×64ドットの有機ELディスプレイなので、液晶風デジタル数字を

エディターでドット打ちします。全数字分を手描き。単位の「M」と「S」も作っておきます。

 

 

うん、なんとかそれっぽく出来た?右下のアイコンはポテトのつもりだが、潰れてるなあ。

 

 

接続図。たったこれだけ。

WT588Dは信号線たった1本で駆動するシンプル設計。とても便利。

SSD1306はI2Cなので、これまた信号線2本で表示するので楽々。

 

プログラムは省略しますが、2つのボタンに以下の機能を割り当てました。

・ボタン1短押し = +1秒

・ボタン1長押し = +10秒

・ボタン2短押し = スタート/ストップ/再開

・ボタン2長押し = リセット

 

 

 

こんな感じになりました。

ボタンを押した時やリセットしたときも、それぞれピコピコと効果音が鳴ります。

うーん、自己満足。

 

80円マイコンボードが届いたら、これのnanoの代わりに差し替えられるか試してみたいです。