NO.576
著者:山本甲士
読了日:2020年10月2日

内容、浪人生の「真崎光一」と父母と妹の住む家に、祖母が引っ越して同居することとなった
「光一」は家族の中で時間に比較的余裕があり、浪人ということで親に負い目もあるということで、祖母の面倒を見るように言われる

はじめは渋々祖母の用事に付き添っていた「光一」であったが、祖母の知人たち達とのつながりや、祖母の他者との交流の持ち方を目の当たりにして、祖母=「ただものではない人」と思いながらも、素直に「敬意」を持てないでいる様子

その後、家族の個々の問題が浮上、父のリストラ、母のパート失業、中学生の妹の非行問題などを、祖母が間接的にかかわり解決していく過程で、祖母に対する信頼と敬意を強くしていくのであった

感想、「光一」の視点で描かれているので、彼の疑問や驚きを追体験できるのがいい
話の途中までは、「こんなうまい話があるか!」と思うこともあるが、後半にかけて「こーんな祖母が自分にもいたらいいな」と変化していく
読後感もいいし、あったかい気持ちになれると思います


ページ数
345
読みやすさ
3(満点3)
わかりやすさ
3(満点3)
ストーリー
3(満点3)
テンポの良さ
2(満点3)
意外性
2(満点3)
私個人の好み
3(満点5)
合計
16(満点20)

2020年8作品目

つぶやき:
みなさんは「立禅」っというものを知っていますか?
この作品に登場する「健康法」的な扱いなのですが、元は武術の構えののようなものらしいのです
YouTubeなどで調べてみたら、体に良さそう
私事ですが、腰痛が最近ひどくて、同じ姿勢でいられなくなってきました
このブログも座椅子で書いているのですが、そろそろ限界に......
 

NO.575
著者:遠藤武文
読了日:2020年9月30日

初めて読む作家さんかと思いきや、二年も前に「プリズン・トリック」という小説を読んでいた
その時の自己評価も低かったが、この作品も向かなかったです

主人公は、政治家の身体検査を命じられた長野県警の捜査一課の警部補「城取圭輔」
後に発覚する秘書2名の謎の死
捜査線上に浮上する容疑者たちの強固なアリバイを暴く......みたいな

主人公の「城取」は、結構魅力的な人
飄々としていて権力者に屈しることもなく、部下の信頼も厚い

ただ、全体的に作品のテンポが悪く、読み進めにくい
また、重要な証拠品の「カメラ」の発見された経緯がイマイチかな

ページ数
319
読みやすさ
1(満点3)
わかりやすさ
2(満点3)
ストーリー
1(満点3)
テンポの良さ
1(満点3)
意外性
1(満点3)
私個人の好み
1(満点5)
合計
7(満点20)

2020年7作品目

つぶやき:
「ちょっと違ったかな」と読み始めてから感じたとしても、時間を消耗しながら読んでしまうことがある
この作品もズルズル、ノロノロしたな
 

NO.574
著者:矢月秀作
読了日:2020年9月21日

矢月秀作作品といえば、ザっと読めて迫力のアクション!
このシリーズも読みやすさやスピード感は一緒なんですが......
 

物語の主人公たちが所属する「警視庁暗殺部」が、「善」とか「正義」かと問われると
「?」「??」どうなんでしょうかと思うところ

今回の標的

残忍な手口によって違法な臓器売買をする組織、その調査と暗殺執行なんですが~

最後の方で、この人も「暗殺執行」しちゃうのか~、え~マジかって思うところもあって
少しすっきりしないとうか
殺さなくてもいい人が何人かいるんじゃないかな?と疑問なところもあるかな

ページ数
414
読みやすさ
3(満点3)
わかりやすさ
3(満点3)
ストーリー
2(満点3)
テンポの良さ
3(満点3)
意外性
1(満点3)
私個人の好み
2(満点5)
合計
14(満点20)

2020年6作品目

つぶやき:
このシリーズを読むと「罪」と「罰」のバランスについて考えさせられる
内容が難しいだけに、「救われる命」と「利用される命」を単純に天秤にかけられないよな