ま、いいか
苦労して彼にメールを送りました
今後のことを考えると
相手にとって不愉快でも伝えておいたほうが良い、と思うこと
そもそも今回ケンカになったのは
彼の二人の息子がかつて学校でイジメにあっていたという話が発端でした
何の前触れもなく彼がその話を始めたとたんに
ピンとくるものがあり
わたしが会話に待ったをかけました
彼の息子の話を聞くのは
それがどんな種類のものであれ
もちろんちっともかまわないのです
ただ、そのときの彼の文章を打つ早さと量の多さ、
それと表現の大仰な感じが
わたしの中で会話過去データを照合するまでもなく
緊急退避勧告!のアラートを鳴り響かせました
彼は、自分の嫌悪することについて語るとき
その筆は止まらなくなり(直接話していれば声が大きくなり)
感情がエスカレートして
こちらの打つ文章を見ていません
(直接話していればわたしの表情の変化に気づきません)
ふだんはそのあたりにはとても敏感で
仮にわたしが本当の感情を隠そうとしても
すぐバレるくらいなのに
今回の息子の学校でのイジメの話題は間違いなく
いかに息子が苦しんだか、とか
いかに家族が助け合ったか、といった内容だけではなく
彼をいじめていた人をまるで悪魔のように人非人のように表現し
それをどうすることもできなかった学校に対する非難も交え
本題よりもそちらがふくらんでいくきざしが見えたので
「ちょっとまって、その話聞きたくない、」
まで言ったところで
逆に彼がプチンと切れてしまった、という顛末
わたしが続けて「なぜなら」とキーボードを叩くまもなく……
相手を絶対的に悪く言う、というのは
ひいては自分の側こそが正しいと主張しているようで
わたしの好むところではないのですが
もしかしたらそのあたりは文化の違いもあるのかもしれない、とも思います
たとえば中東のどこかの国では
たとえ自分が手を滑らせてお皿を割ったとしても
「自分は悪くない、この皿は今日割れる運命だった」
と言うのがごく当たり前、という話をきいたことがあります
逆に他の文化圏の人々から見たら
日本の謙遜という文化こそが
理解不能かもしれないですし
それとも彼とわたしの場合ただ単に
個人的な傾向の違いなのかもしれませんが
いずれにしても
自身に満ちて善悪を決めたスタンスで
憎しみにも似た感情を高ぶらせながら
何かをとうとうと語られるのが
わたしは本当にイヤなの!
こんなにイヤだと思うまで溜めていたわたしも
もちろん良くなかったと思います
これまでもそういう話は愉快じゃないと伝える機会はあったのに
ただスルーしたり反応をしなかったりと
控えめなアピールしかしてこなかったのは
わたしの怠慢です
でもこんなふうに
知らず知らずのうちに我慢を続けてしまって
あるときもう耐えられない!と一気に吐き出すことが
わたしにはときどきあります
今回はわたしが臨界点に達したそのときに
彼も怒ってしまったので
結果としてケンカになってチャットは強制終了
30分後に彼からの怒りのメール
You offended my sons and you offended me.
You denied the sufferings we have been through.
It was more than enough for us to have to endured these sufferings for years,
we didn't need anywone to denie or relativise these sufferings.
だそう
「苦しみ」が3回も書かれててますけど
更にその後のお詫びのメールでは
I misunderstood you a lot and also,
I forgot to remember that our English is not very good.
と、いちおう自分の誤解を認めてはいましたが
とにかく
わたしにとって、どんなことをどんなふうに聞くことが不愉快なのか、
それは何故なのか、
またそういった文化だか個人だかの相違から生じるすれ違いを
お互いに会えない日々の中でどうやって埋め合わせられるのか、
などなど
なるべく穏便にかつ間違いなく相手に伝わるように
ものすごい労力をかけて書いたわけです
文章も長くなったし
2時間以上かかったよなあ…
で、返事が
I can say that I understand you perfectly and that from now,
I will refrain to talk about matters that can be hurtful to you.
Yes, cultural differences exist but with good will,
they are not important matters.
They are only problematic if good will is not present.
なんかカンタンにまとめられちゃったケド
ま、いいか
とりあえずは
そういうこと言わないようにする、と言ってくれたので
もしも今度言ったら
タダじゃおかないからね
国際電話
メール、送らなきゃ、書かなきゃ
連休のうちに…
でもなんだかまだ少しめんどうくさい
そんなことがウダウダと
しじゅう頭の片隅にあるのも面倒になって
犬の散歩中に携帯から電話しました
ところで
世の中にはSkypeという
遠距離恋愛にはとても便利なツールがあるようですが
わたしたちはこれを使っていません
そもそもメールだけだったので
そして彼の希望によりチャットとカメラを使うようになり
その流れで
電話はほんのときどきしかかけないからです
それに家からかけるよりも
携帯電話を使うことのほうが多い、というのも
理由のひとつです
たとえば
わたしが会社にいて昼休みに掛ければ
彼のほうはちょうど就寝前の時間で
たいてい自宅にいてつながります
ちなみにわたしはメディアコールというものを利用していて
これは通話の前にスポンサーのCMを10秒程度聞くことで
国際通話分がタダになるというしくみ
ですから海外にかけても国内通話と変わらない料金です
1回がせいぜい数十円か、20分くらい話しても数百円
一方の彼は
携帯電話からプリペイドカード式でかけてきます
よくわからないけれど
たぶんわたしより高い料金じゃないかなあ?
とにかく
今回も例によって携帯電話から
しかも戸外で犬に引っ張られて歩きながら話したので
あまり長く話すつもりはなくて
とりあえずお互い元気な声が聞ければいい、というのと
しばらくこちらから連絡していないことの埋め合わせのつもりでした
ところが開口一番彼は
Julien and I have been sick for two days,
because we both ate some canned tuna which was certainly not good.
ええっ?
どうやったらツナのカンヅメで体調を崩せるの?
(Julienは彼の息子のうちの一人で22歳)
なんだか思わぬ方向に話がいってしまってビックリ
でもとにかく快方に向かっているそうで一安心
彼が一人暮らしではなく
成人した息子二人と一緒にいることは
わたしにとっても本当に大きな安心です
なんといっても
不安障害で甲状機能低下症で
経済的にも一時ピンチになっていて自由業で
さらに彼が demon と呼ぶ元妻および彼女が引き取っている娘のことで
弁護士を介した折衝が続いているという
面倒をやたらとかかえている人です
彼自身も
息子たちがいなかったら今ごろ自分は
精神病院か老人施設にいてもおかしくない、とか言うくらい
とにかく
元気でいてくれないとおちおちケンカもできないので
電話してよかった、と思いました
ああ、でも
電話したことでちょっとだけ先延ばしにできただけで
そろそろちゃんと言いたいことをまとめて
書いて送らないといけないなあ……
チャットしない日々
先日メールでちょっともめてから
チャットをお休みしています
なんというか
気持ちがモヤモヤしたままなのに
どうでもいい日常会話に戻る気になれなくて
かといって肝心の
相手に訴えたいことを綴る気力も
ちょっと足りないのです
落ち着いてメールで送ろう、と思うのですが
パソコンの前に座って
何から書こう、と考え始めたら
文章を何度も書いては直し、の繰り返しになって
あっという間に数時間くらい経ってしまいそう
そう考えただけで
やたらと疲れそうで取り組めません
こんなときどうしたらいいか
いわゆる自分の処方箋みたいなものは
さすがに40年生きてきたなかで
多少分かっています
最善の策は
何もしない、です
GWもあるし
たぶん1週間くらいのうちにはちゃんと書いて送れるとふみました
「伝えたいことを英語でまとめるのに時間がかかるから
しばらく待ってちょうだい」
と彼に断って
図書館で話題の小説など借りてきては
読みふける毎日
今日はミシンを引っ張り出して
ちょっと縫い物をしました
好きなことするのって楽しいなあ
そんな日々のなかで
読んでいる本の中に、心の琴線に触れるものがあったり
久しぶりの友人とのやりとりで何かに気づいたり
そういうことの積み重ねも手伝って
ほんの少しずつですが
モヤモヤが晴れてきた気がします
クリアな答えにはまだ遠いけれど
ほどなく見えそうな予感…