少しずつ
大学生の頃、初めて村上春樹さんの小説を読みました
今では世界的に著名なベストセラー作家ですが
当時はまだそれほど有名ではなくて
大学の先輩に紹介されて初めて知りました
それまで読んだことのないような
ちょっと風変わりで不思議な世界に
なんとなくひきつけられて
以来、彼の著書をずっと読み続けてきました
何度か引越しをしてきて
たくさんの本を手放しましたが
何故か
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
だけは
文庫で上下巻をずっと持っています
引越しのたびに荷物を整理していると
必然的に気に入ったものだけが残るようになります
本だけでなくCDも服も雑貨も
どうしてそれらを選んでずっと手元においているのか
自分でも基準がよくわからないのですが
でもそれなりに理由があるらしく
ときどき引っ張り出して手に取りたくなるんですよね
で、くだんの文庫本も
少し前にすごく久しぶりにまた読んでみたら
昔とはちがう箇所が心に残りました
主人公の男性が
少し親しくなった女性に仕事について尋ねます
彼女はその仕事を選んだ理由を答えて
「私のことを知りたいの?」と聞き返します
「どこで生まれたとかどんな少女時代だったとか
どこの大学に行ったとかいつ処女を失っただとか
好きな色だとか、そういうことを」
「いや。今はいい。少しずつ知りたい」
「あなたのことも少しずつ知りたいわ」
少しずつ、というのが
ポイントなのかなあ
誰かを好きになると
いろんなことを知りたくなるけれど
このごろは若い頃ほど急いで知りたくなくなってきたように思います
昔は恋をすると
本当に性急に相手のことを知りたがっていました
何が好きで何が嫌いか
どんな家庭で育ってどんな思い出があるのか
何なら歴史を学ぶように
その人の年表を知りたいと思っていたくらい
でも今は
まるでその逆です
だいいち
その人のことを何から何まで知ることは不可能だし
相手に自分のことを全て知ってほしいかというと
実際のところそうでもない…
何から何まで全て、ではなく
大事な部分を信じるに足るだけ知ることができれば
あとはいわばオマケみたいなもの
よく子供向けの小さなお菓子に付いている
お気に入りキャラクターのオマケと一緒で
ゆっくり時間をかけて少しずつ手に入れるのが
楽しくてちょうどいいです
ダンス
お気に入りのテレビ番組のひとつ
「サラリーマンNEO」
毎週木曜日の深夜番組です
そのなかのひとつのシリーズに
「サラリーマン体操」というのがあります
本日のテーマはズバリ
サッカーワールドカップ
がんばれニッポン
外人選手との言葉の壁を乗り越える体操!
その体操とは
ゼスチャー、つまりダンス
アメリカ人にはフラダンス
フランス人にはフレンチカンカン
アルゼンチン人にはタンゴで、というわけです
世界には有名な踊りがたくさんあります
コサックダンスにフォークダンス
サンバにサルサにベリーダンス
そういえば日本にもたくさん踊りがあります
カナダでは…
何でしょうね???
言葉はいらない?
チャットをしていて
彼が突然インターネットから文章を引用してくることがあります
たとえば甲状腺機能低下について話していて
その関連資料を見つけたとき、とか
あのう
めちゃくちゃ長文なんですけど…
そして見たことのない専門用語もたくさん
あんまり長い文章を提供されると
読む気が失せます
試しに
いったいどれだけの単語が
辞書を必要とするかわかる?
と聞いてみると
No idea.......how many?
ほらー
全部スラスラ読めてると思ってたんでしょう?
何度も言ってるんだけど、と思いながら
改めてそのあたりを説明してみました
You should not worry for these little things.
The only impotant thing for me is you, not your English skills.
So, you should really not worry about that.
I am happy when you are here, so happy.
Do you think I care about your English? Not at all!
毎度のことですが
ちょっとポイントが違うんですよね
わたしは伝えたいの!
そして理解したいの!
それはちっぽけなことではないの!
No need any word anywhere when you love someone.
ロマンチストだなあ
でも
まあそういうことで、いいか