昨日から気分がすぐれず、とても落ち込んでいるわたしです。

 

野生動物たちへの暴力がこの世界からなくなることを願っています。

 

我が家のモッコウバラが今年もたくさんの花を咲かせています。

 

 

保護シカたちは、春になってから日中室内で過ごす時間が増えているので、毎日大量の洗濯物に追われています(たくさんオシッコをするので)。

 

 

保護シカすぐるちゃん(手前・♂6歳)の毛は、鹿の子模様が出てきてもうすぐ完全に夏毛になりそうです。

 

保護シカのぞみちゃん(♀推定6歳)は、まだ、白い斑点は出てきておらず、濃い茶色の冬毛がまだ多いです。

 

スヤスヤ寝るすぐるちゃん。お口をよく見ると……。

 

 

かわいいことに、舌が口から少し出ていました。

 

すぐるちゃんは、この数日、朝からとても元気よくごきげんさんです。

 

わたしの掃除の手伝いを毎日手伝ってくれているので、掃除はなかなか終わりません(笑)。

 

イヌとシカたちと一緒に生活するようになって思ったことは、動物たちと過ごすには時間と心の余裕が絶対的に必要だということです。もちろん、お金も必要ですが。

 

同居人の心の状態は、同居動物たちにすべて察知されるので、わたしはいつも穏やかにいられるように、暮らしの工夫をしています。

 

気分が落ち込んだり、悲しんだりすることはありますが、その時はみんなに素直に伝えます。

 

イヌの「しつけ」界隈ではしばしば「イヌに弱みを見せてはいけない」とか

「イヌの前で泣いてはいけない(弱気になってはいけない)」といったことが書かれています。

 

理由は、人間はいつでもイヌの上(リーダー)でなければならないというものです(リーダ論)。

 

イヌたちの正解には序列はなく、イヌたちは人間に対しても序列を作らないと諸研究で明らかになっています。

 

それ以前に、イヌたちは人間の心情を読み取るので、人間がイヌの前で演技しても、イヌたちには人間の心の中はお見通しです。

 

イヌたちのリーダーになるよりも、共に暮らす動物たちと、その時々の感情や思いを共有し、共に喜び、共に悲しみ、互いに助け合って、家族や仲間として心を通わせて暮らしたいと思います。

 

動物たちに命令をしたり、行動を支配したりするよりも、動物たちと対等の友だちの関係になり、お互い穏やかに平和に暮らすことが、双方にとってより豊かな日々をもたらすことでしょう

 

野生動物たち以外の人間との距離が近い動物たちの直面する状況は厳しいものがあるので、野生動物たちがこの社会の人たちに尊重される日は訪れずれるのか?このまま訪れないかもしれない、と気落ちします。

 

人間以外の動物たちへの配慮ができる社会になってほしいと心から願っています。

 

人間以外の動物たちの苦しみ、痛み、悲しみ、絶望など、個々の動物たちに経験させないためにも、人間は動物たちを利用することや支配することを止めなければいけません。

 

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