雨で散歩にいかない犬たちは少し残念そうにしていたが、室内でゆったり休憩する日もあっていいのだと思う。
鹿たちは小雨のなか庭で過ごし、時折室内へ入ってきて休んでいた。
鹿のすぐるちゃん(♂4歳)はソワソワしていて、排泄が多い一日になった。ストレスがかかっていたり、不安が大きかったりすると頻繁に排尿、排便をする。人間であるわたしもそうなるので、哺乳類としての共通点に共感する。
雨なのでわたしはSNSを見る時間が多く、「日本とアメリカ 子どもが褒められた時の親の反応の違い」(「Kevin’s English Room 3人組動画クリエイター。ケビン・かけ・やま)というのを見て、過去に自分が経験してきたことだと思った。
日本では子どもが他の人から褒められたとき、親は「いやいやそんなことないです。全然ダメダメです」とか「いえいえ、うちの子は○○ができないし、○○も多くてダメで~」とか子どもを否定するネガティブな言葉が言われることがよくある。
一方アメリカでは、「ありがとう!自慢の子ども」「わたしの小さな太陽」と子どもを肯定する言葉が言われるそうだ。
この違いは、子どもの事故肯定感や他の感情、考え方などに大きな影響を与える。
子どもの立場からすれば、身近なおとなに大事にされたいと思うし、自分の立場に立ってほしいだろうと思う。
わたしは他の人から褒められているのに、わたしのお世話をする身近なおとなが「いやいや、そんなことはない。何もできない子です」と繰り返すことに、大変ショックを受けたし、なぜわたしの立場に立ってくれていないのだろうかと不信感が増していった。
このようなことを海外と日本で比較することに対し、日本は日本のやり方があるとかこれが日本の文化だとか言われることがあるが、これは文化とかの話しではなく、人権の問題であり、個々の生涯に関わる問題でもある。
子どもを否定することは子どもの自己肯定感をひどく削り取る。
それは、その一時だけではなく、繰り返されることでどんどん削られていき、本人の性質に
多大な影響を与え、生涯苦しめることになる(幼少期からの経験で形成された自分を簡単に変えることは難しく、子どもがおとなになってもずっと苦しみ続けることになる)。
このことは、犬やその他の動物たちにも言えることだ。
なので、アメリカやヨーロッパなどでは、子どもやおとなの肯定感を傷つけることに対し批判的であるし、法律や規則で子どもたちを守っている。
子どもがつらい思い少なく、自分で状況判断をしたり、そのままの自分で生きるには自己肯定感が大きく左右する。
子どもがおとなに肯定してもらうことは、国や人種が違っても共通してうれしいことではないだろうか。
それを、日本は昔からこうだからと決めつけて、繰り返し子どもたちを傷つけるのは見直していかなければいけないひとつではないだろうか。
日本には「お世辞」というのも頻繁に使われているが、誉め言葉がお世辞であってもわたしはその言葉通りに受取り、返答をしている。
これに対し、「あの人お世辞なのにそのまま受け取ってるよ。ばか?」と思われることもあるかもしれないが、そのことはわたしや同居動物たちには関係のないことなので、考えないようにしている。
日本の子どもたちの自己肯定感が他国に比くらべて低いという調査報告書がある。この報告は子どもたちのつらさの声であると思う。
わたしは肯定されず育ってきたが、犬鹿たちや他の者に同じことをしないようにしていきたい(負の連鎖を止めたい)。
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