今朝、先住犬るなちゃん(♀ボーダーコリー2013年没)の幼馴染犬Sくん(♂柴犬)が亡くなったと連絡がありました。
るなちゃんより7年ながく生き、15歳という年齢で亡くなったSくん。
Sくんの生涯を思うといろいろ感じることがあり、Sくんは生きることをとてもがんばっていたと思います。
Sくんは生涯の大半を野外ですごしていました。お散歩が大好きで雨の日でも「お散歩へ行く」と言い、Sくんにとって散歩は特別な時間だったと思います。
Sくんとるなちゃんが初めて会ったのは、生後3か月ぐらいのときで、人気のない夕方の時間に散歩をしていたときでした。
るなちゃんはとてもご機嫌さんで散歩をしていて、わたしはその姿をみて自身うれしくなり、足取り軽く歩るくなちゃんの真似をして軽くスキップをしていたときでした。
誰もいないと思っていたところに小さなSくんと人がいておどろいたのを覚えています。
初めて会ったSくんとるなちゃんですが、ふたりとも緊張しすぎることなく自分と同じ月齢の他犬さんを見て、「あそびたい」と言っていました。
ふたりにまかせているとゴロゴロと遊びだし、全身が土だらけになっていたのを今でも鮮明に覚えています。
このときからふたりは仲良しで、一緒によく原っぱへお散歩に行っていましたが、わたしがるなちゃんのしつけやトレーニングを始めたころから、るなちゃんはイライラすることが多くなり、Sくんにそのイライラをぶつけるようになりました。なので、少し距離を取るようにしていたのです・・・。
今の暮らしになり、ふたりの関係性を壊したのはわたしだととても後悔していますし、心から反省しています。
犬や他の動物たちをみていると、生きることをとてもがんばっています・・・。
個々に違う生活、暮らしの環境下でそれぞれ懸命に生きています。人間と係わることになった動物たちのなかには、絶望することや毎日が絶望という日々であっても、その状態で苦しみ毎日をすごしています・・・。無気力になるほど苦しむ者はとても多く存在しています。
人間の飼育下であってもそうでなくても、生きることは多方面から楽ではないことです。
わたしたち人間の場合、自分の生についてその意味を探したり、生に価値をつけたりしがちで、誰かの役に立つ、立ってないとおもうこともあると思いますが、生きていること自体ががんばっているので、それを自分で自分を評価してあげるといいなと思いました(自分の生のすべてが他人の評価のなかで生きるのはつらいことだと思うので・・・つらくない人もいるかもしれませんが)。
わたしたちの暮らしは日々忙しく、生ということについて深く考えずに生きていることが多いと思いますが、種問わず生というとても近いことについて考えていけるといいなと思います。
Sくんが生きた15年・・・本当にとてもがんばっていたよね・・・。
今日はクリスマスイブということで、鹿のすぐるちゃん(♂3歳)とのぞみちゃん(♀推定3歳)に期間限定トナカイ?になってもらいました。
毛がポワポワなすぐるちゃん。
かわいすぎる・・・。
「んん?なんかよう?」
のぞみちゃんも毛がポワ。
「わたし ねむい…」
動物搾取に加担したくないという選択をするようになってからは、チキンなどを食べなくなったので、我が家のクリスマスは気分だけクリスマスを楽しんでいます。
今年は余裕がなく、クリスマスっぽいことは何もできませんでしたが、余裕ある年は一度ヴィーガンクリスマスをやってみたいなと思っています。
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