6月~7月にかけて野生動物・自然環境保護の活動を行っている日本熊森協会が‶Save wildlife and forests, they will save us in future″「野生動物と森を守ろう。彼らは未来に私たちを守ってくれる」というチャリティーTシャツの販売を行っていました。
わたしも野生動物や自然環境を守りたいひとりとしてTシャツを購入しました。
Tシャツに描かれている絵や文字のデザインがよく、生地質も厚みもわたしは気にいりました。着心地がとてもいいです。
とてもかわいい絵です。
熊森協会さんは野生動物保護の団体としては大きく長年活動を行っています。
わたしは山里に引っ越しをしたことで熊森協会の存在を知りました。
それまでわたしがどれだけ自然環境や野生動物たちについて無関心だったか・・・。
山里に住むようになり、わたし自身も野生動物の状況を発信するひとりとして学びはじめることになり、野生動物や自然環境の意識を高めるにどのようなことが必要なの?どのような活動をすればいいのだろう?などたくさんのことを考え、今も考えこれからも考え続けたいと考えています。
野生動物に対しての扱いや自然破壊が悪化してることや社会のあり方などに自身が持つ希望が小さくなっていきますが、希望がなくても自分の中で思考できていることが希望だと感じています。
野生動物については政府が「駆除」を積極的に行っていることから、それ自体に目を向けなければいけないと思っています。
なぜ、この進みになっているのか?
駆除の目的は?
ジビエに関しては利権だということがわかっていますが、ジビエだけだはなく、今ここで起きていることのほとんどがそうではないでしょうか。
その政治のあり方を変えなければ野生動物の保護はできないと思います。
そして、政治の動きがここに住むわたしたちにどのような影響を与え、どのようなことを作り出しているのか・・・。
今の社会のあり方はわたしたち人々が作り出していますが、勝手に作られているのではなく、構造やシステムの中で作られています。
そこに目を向けるべきではと思います。
社会で起きている出来事はすべてつながっていることから、特定の動物種や植物種だけの扱いがよくなるということはないので、現在、熊森協会が行っている署名の内容に違和感がありました。
「小泉進次郎環境大臣に、クマを乱獲しないよう、罠捕獲の規制強化を求めます!」という署名ですが、なぜ、「野生動物捕獲の罠の禁止を求めます!」ではないの?かと。
他の動物保護関係者にも同様のことがみられますが、自然生態系の観点からも動物の扱いの改善という点からも特定の動物種だけではなく全ての野生動物を念頭に進めることができればいいなと思います。
たとえば、クマや猛禽類などの食事となる他動物種の存在が少なくなったり、完全になくなってしまうことでどのようなことが起きるか、自然の相互関係や生態系に詳しい人なら想像できるのではないかと思います。
それぞれが関心ある分野で個々人や団体の活動について自分たち自身で見直し意見交換をしながら、社会のつながりを理解し本質に働きかける、そのような活動ができるといいなと思いました。
昨晩、ある動画の存在を知りました。
道具などを使い、悲鳴を上げている動物を殴り刺し残酷に殺している動画です。
野生動物を罠で捕獲し、弱い者(動物)をいたぶり殺し、残酷なことを楽しみよろこぶのは社会の脅威になります。
そのような行為の動画などを見かけたらすぐに通報して画像を削除してもらうのがいいと思います。
虐待行為として取り上げられる動物種であればいいですがそうでない場合(「害獣」扱いをさている動物種)そのような残虐な行為は現在野放しになっています。
・虐待は犯罪です。
そういう点からも「駆除」という発想、行為はわたしたちにも大変よくないと思います。
残虐な行為を放置しないことは社会にとって多方面から重要なことではないでしょうか。
そのような行為を人間が行うことができない規制や法が必要です。
排除する、駆除すると言った考えよりも、地球で生きる生きもの全てが今を作っている構成員として同じ時を生きていくことが持続可能性を可能にすると世界で注目されています。
いつまでも今のままではいけない、と強く思います。
環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが目的へ向かうために飛行機ではなくヨットで大西洋を横断し、彼女が飛行機に乗らないのは社会のシステム変化が必要であることを伝えています。
気候危機が起こり、COVID-19が発生した現在、わたしたちの暮らしの形態は完全に変えないといけないところにきています。
社会の今までのあり方を(構造やシステム)を変え、新しい考えのもと新たな社会を作ってくことでわたしたちは存続していけるのではないのでしょうか。
他者がわたしたちの利益になるならない関係なく、それぞれの種がそれぞれに生きることは当たり前のことなのです。
そして、わたしたち個々人は社会を構成している一員である自覚が大事だと思いました。
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