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厚岸漁協直売店「エーウロコ」のスタッフ日記

北海道厚岸(あっけし)から、旬の話題をお届けいたします!

こんにちは。加藤です。

 

今年は台風の発生が少ないですが、台風5号が迫ってます。

今晩は大時化ですので、海が攪拌されて良い効果が表れる事を祈ってます。

 

そんな中、本日、厚岸産メカジキの初水揚げとなりました!

私よりかなり重いドーンと180kg位!!

 

昨日、厚岸でただ1隻メカジキの突きん棒漁をやっている誠照丸の船主より『初もの獲れたけど、厚岸に揚げて良いか?』と連絡を頂いたので『是非、上場して下さい!セリ頑張ります』と伝え揚げて頂きました。

 

店長には『船主に頑張りますって言っちゃったから、アドレナリン出して頑張れよ』と伝えましたら、昨年の高値を上回る価格で塚田店長が買ってました笑

 

近年、誠照丸さんが厚岸で水揚げしてくれるようになり、厚岸で馴染みの無かったメカジキもファンが少しずつ増えておりますので、当店は積極的に取扱いしております。

厚岸の漁師が命かけて獲った水産物ですから。そりゃやるよね。

 

国内では気仙沼がブランド力が強く、高値も出やすい事もあって、実は道東で漁獲した物も漁業者がトラックをチャーターして、本州に運ぶのが普通なんです。

 

わざわざ、高い運賃と手間をかけて道外に運ぶより、地元で売れればお客様にも割安でお買い求め頂けるので、目指すは厚岸産メカジキは厚岸から流通させること。ですね。

 

釧路市漁協さんに解体協力を頂き、少し寝かせてから『厚岸漁協直売店でメカジキセール』やるぞ!!確認してないけどね

是非、その際は初物を楽しんで下さいませ。

 

 

また、今日は先日紹介した、さんま刺網漁の二回目の水揚となりました。

これが今日の一番大きくて鮮度良いサンマ。

先日の㎏25万とはなりませんでしたが、㎏3万超えで取引されました。

 

私も特注で注文頂いてまして…

これを買ってきました。大きさは2番クラスですが、鮮度は1番に勝るとも劣らない素晴らしいサンマ。

飛行機で鮮度そのまま飛んで行きました!

 

本来であれば、当店も買付予定でしたが、あいにくの明日の定休日と台風の影響で自粛しました。次回の水揚時は是非、買わせて頂きます!

 

また、食べないと説明できないので…

すぐ、食堂に持ち込んで食道に入れました。

脂のりも良く、醤油を弾きまくり。サンマの旨味抜群でした。

 

自信を持って販売出来るサンマでしたので、次回も積極的に進めて参ります!!

 

本日も沢山のご利用・ご来店有難うございました。

今週末は土用の丑の日ですが、カジキとサンマも最高ですよ!

 

でもウナギも旨いよね 笑 これ先日食べました。

一生懸命仕事して、またここに食べに行きます!

 

向かいに座ってる私の上司はこれでした。上司は『お前らとは働きが違うから俺はこれで良いんだ』と言ってましたが、本音なのかは分かりません。

 

では、また!!

こんばんわ、加藤です。

 

厚岸も、気温が30℃になったり18℃になったり、今朝なんて半袖で歩いたら変な人だと思われる位の気温でした。

涼しいではなく、寒い。10℃位だったのかなぁ。

 

そんな中、昨日の早朝に釧路市場から、目の覚める一報が!

『おい!刺網サンマ揚がったど!何か凄いデカくて良いサンマだど!早く見にこいや!』

大げさなのか?マジなのか? 5時頃に向かってみたら…

マジでした!!

こんなに丸くて良いさんまは、10年位見てないかも。

小さいサイズの物でも、近年の組成から見れば立派!

 

さんま刺網漁は、7/8日解禁となりましたが、近年の大不漁(昨年はゼロでした)により、広尾漁協所属の船1隻のみ準備を進めており、その船も出漁するか分かりませんでしたが、夢を見ながら出漁して見事漁獲して釧路港へ水揚げしました。

しかも漁獲した現場を図に落とすと… 

厚岸の真沖6時間位の漁場!厚岸沖かい!!と思った。

数量は発砲で28個と多くはありませんが、素晴らしい魚体のさんまでしたから、セリも何だが緊迫したムードが漂い

 

セリが始まると…

高値kg25万円でした!!

その次は23万円!!

 

さんまはやっぱり夢がある。

最高値で競り落としたのは、釧路水産最大手の笹谷商店さんでした。今年創業50周年を迎えた勢いそのままに、バンバン買付してました。本当に凄い会社だなぁと思います。素晴らしいわ。

 

笹谷商店の会長さんとセリ前にお会いしましたが『帰りなさい』のジェスチャーを頂きました 笑

『見にきただけですよー』と言ったら笑ってましたね。

 

いやー、本当に素晴らしいサンマでした。

サンマ業界の方々が口々に『こんなサンマ何年ぶりだべな!』とやっぱり言ってましたよ。

 

特に刺網でこんなサンマ揚がったのは20年ぶりとか?

当時は厚岸市場に1日数万箱水揚げされてたような時代でした。

データ出す為に、汗だくで腰は痛いし大変でしたが、今考えると本当に恵まれてた良い時代でしたわ。

 

そんな時代がまた来るか?と思わせる、そんな楽しい朝でした。

 

8月10日から、今年も一斉出漁します。

厚岸が誇る『厚岸サンマ船団』は素晴らしい設備と技術です。

どこにも負けないサンマを厚岸港に揚げて頂き、厚岸市場では北海道一の設備で最高の鮮度管理で流通させます。

 

今から楽しみ。心躍ります!!

厚岸のサンマ漁師が笑顔で水揚げするのが目に浮かぶ。

我々も頑張ります!!25万は負けたけど

 

本当に夢があるってやっぱり良いですね!

安定が一番だとは思いますが、たまには夢を追うのも必要かも。

 

当店も今年はバンバン取扱いしちゃうかな。

店長、すぐ興奮するからなー笑

 

皆さん、今年は期待しましょう!!

 

 

おはようございます。加藤です。

さて、テンション上げて書くかな 笑

 

先日のうりゅう町での即売会では沢山のお客様にご来場頂き、本当に有難うございました!

確かに超お買い得価格にてご提供させて頂きましたが、

30℃以上の炎天下の中、開店前から数百人ものお客様に列を作って頂き、過去最高の販売実績とさせて頂きました。

体調を崩す方が出ないように、少しでも涼しさをと漁業用の130㎏の角氷を持ち込み、子供達には直接触れて頂いたり、冷却用として保冷剤を配布させて頂いたりさせて頂きました。

ちょっと観光気分も味わったり

あるあるやったりもしました。

次回は9月の収穫祭で、うりゅうでお会いしましょう!

 

 

私は平成14年~24年まで、当店の店長を担当させて頂きました。

配属当初はまだ産地直送がそこまで浸透しておらず、今考えると毎日が本当に手探りで、やる事全てが初めての試みと言うイメージでしたが、当店が今まで評価頂けた背景には、やっぱり厚岸の恵まれた自然環境と、漁業者の知恵と努力から生まれる水産物のポテンシャルの高さ、そして『一年を通じて獲れる名産物がある』これらが直売事業としては重要で、本当に恵まれているなと日々感じております。

 

これからも、一年を通じて獲れる水産物に、厚岸が誇る四季折々の魚種を添えて厚岸ブランドをしっかりご案内して参ります。

 

数年前に赤潮が発生し、様々な水産資源に甚大な影響を受けましたが、最近は刺身つぶの漁模様も安定し、今では全道一のつぶ産地に成長したように感じます。

このつぶは刺身用として高級なつぶですが、この時期は気温も高く、つぶの一番の天敵である湿度も高いので取扱いが難しいですが、厚岸のつぶは大丈夫なんです!!

 

理由は、漁業者が選別する際は、海水を常にかけながら鮮度保持して選別してますし、その後、速やかに市場へ上場した後は、厚岸市場内の10℃以下に保たれた低温庫に保管して販売・流通させているからです。

 

厚岸市場には特に鮮度保持が必要な魚種、今で言えば『剥きかき・煮えび・殻つぶ』などが低温庫で管理されます。産地の市場でこのような定温庫を備え、高い意識で販売している市場は恐らく厚岸くらいしか無いのでは?と思います。

 

その分、お陰様で評価も高いので、他産地より浜値も高めな部分もありますが、このような取組みこそ、産地として一番大切な部分になると信じてます。『どうせ買うなら厚岸産だね!』そう言って頂ける産地になれるよう、益々頑張ります!!

 

 

本日より、厚岸では厚岸港まつりが開催されます。

残念ながら雨天で、この厚岸音頭のパレードは中止になってしまいましたが、

この時間までは雨は上がりそうなので花火は行けそう!

是非、綺麗な夜空に上がる花火をお楽しみ下さい。

 

また、明日から二日間の日程で

厚岸町内が一番盛り上がる二日間。

厚岸が好きな、厚岸のお祭りが好きな沢山の有志が集まり、町を盛り上げてくれます。是非、見に来て下さい!

 

私も直売店配属になる直前まで、毎年かかさずお祭りに参加してました。参加すると本当に楽しいし、厚岸が益々好きになる。

 

直売店はお祭り期間中も営業してますので、部下も参加出来ない者も多いなか、私は責任者として参加すべきではないと考え、自粛するようになりましたが、今でも応援しています。

 

中途半端にお手伝いも出来ないので、出来る事があれば何でも協力したい、そう思えるお祭りです。

 

是非、皆さん厚岸にお集まり下さい!!

さて、本日も開店です。いらっしゃいませ!!

おはようございます。加藤です。

 

今日の厚岸は天気が良く、最高気温は25℃を予想しておりますが、今朝は割と涼しい気持ち良い朝でした。

 

さて、昨日、厚岸漁協の職員で構成される『厚岸漁協 職員協議会』による新体制での初の催しが開催されました。

 

内容は『花見』としてますが、特に花は咲いてる雰囲気なく…

これにちなんで!と言う事にしましょう 笑

 

職員協議会と言うのは、職員全員が一体となり、業務のスキルアップや問題・課題を検証するなどして、その内容を組合経営に活かすべく役員会に具申出来る正式な組織です。

 

慢性的な人員不足の中、法令法規は常に複雑化し、業務量は増えている現状ではありますが、厚岸漁協で今働いてくれている方々は前向きで責任感が強い方が多く、正直、少数精鋭化して来たと年々感じます。

 

余裕があると言うか、暇な奴ほど余計な事を考えて、自分勝手な考え方を口に出す事で、知らない内に評価がだだ下がりして『何でだ!』と怒り狂って叫ぶと言う、間抜けな負のループに自分で飛び込む人も世の中にはいるようですが、お陰様で厚岸漁協は常識人ばかりで助かりますわ。

 

自分が選んで入社させて頂いた厚岸漁協を一番の漁協にしたい。

そんな真っすぐな気持ちで、皆で総合力を高めて突き進みたいですね。

 

この春、職員協議会も役員改選があり、会長には若手管理職から漁業振興部の渡邊課長が選任されました。

会長より乾杯の挨拶を頂き、

 

これが役員の皆さまです。

 

会員の皆さんも楽しんでました!

若手が元気良いと盛り上がります。頼むよ!!

 

今年入社した新人さんにも挨拶を頂きました。

昔は新入写真の出し物とか強制でやってた時代もありましたが、時代が変わりそのような物は一切無くなりました 笑

決して二人でデュエットしてる写真ではありません。

これから仲間として宜しくお願いします!

 

恒例のビンゴ大会も盛り上がり、特賞は直売店のエースである

平子君がかっさらって行きました。

 

一次会の最後は後ろ姿ですが、エーウロコ佐藤課長の気持ちのこもった締めの挨拶で終了しました。

 

仲間意識を持ち、皆で協調し合って一緒に幸せになる。

これが一番良いと思いますね。

新体制でこれからも意味のある活動を続けて行きましょう!

 

 

 

話は変わりますが、今年の日本200海里さけます流し網漁は、中々漁に恵まれず低調のまま終漁を迎えてしまいました。

 

春の時しらず、カラフトマス、これらは産地にとってとても大切な魚種なので、何とか火が消えないよう祈っております。

 

そんな中、隣町の昆布森から『定置で凄く状態良い時しらず獲れたよ!』と連絡があり、何とか少し買ってみました。

こりゃ、物凄い良いもんです。マジ、ビックリした。

この6月下旬にこんなに良い時しらず獲れるなんで珍しい。

自然は本当に分かりません。でも良い事ですな。

週明けにガッチリ期待します!!

 

さて、今週は暑い日が続きましたが、忙しい日々を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

週末も元気に営業しておりますので、宜しくお願い致します!

 

皆さん、自分が一番癒されるよう良い週末を。

私は本日、釧路で会合です。飲みすぎ注意します…。

こんばんわ、加藤です。

 

厚岸もここ数日、急激に気温が上がり、今日の日中は最高気温はなんと27℃。

この位は普通と言う方が多いと思いますが厚岸人は無理。

俺の理想の気温は18℃ 。  今日もエアコンかけて寝ますわ。

 

さて昨日、今年度の厚岸産 北海しまえび漁がスタート!

今年は抱卵状態が長かった事もあり、資源保護を考慮してスタートを遅れさせて始まりました。意識が高くで有難いです。

 

大黒は3パックのみの上場でした。

 

厚岸の北海しまえびは、特大の大黒しまえびの他、大・中と主に3種類の規格で水揚げされます。

 

私も朝から期待して、漁業者の顔色を見に行きましたが、今年は残念ながら初日の水揚げは低調なスタートとなりました。

 

昨年の一発目の上場数量は、760パック程度ありましたが、今年度は450パック程度の上場となり、昨年対比で60%弱でのスタートです。

 

班長さんに聞いたら『今年は海水温が上がるのが遅くて、住処の藻が伸びるの遅かったからから上手く獲れなかったのかもな!』と今後に期待したくなる一言でした。

 

初水揚げの最高値は㎏11,500円!!買ったのはこの人。

塚田店長!   セリの時、目がキマッてました。負けず嫌い!

 

価格は昨年を大きく上回るものとなりましたが、やっぱり大漁で一人でも多くの皆さんにこの旨さを味わって欲しい。北海しまえびはそんな商品ですね。

 

まだ初日ですから、今後にガッチリ期待しましょう!!

 

 

 

最近、いわしも水揚げされて来ましたよ。

この時期は、お腹の皮が薄くて中々良い状態で水揚げするのが難しい時期でありますが…

さすが厚岸の敏腕漁師です。完璧な鮮度で水揚げしてます。

道東でも何か所かで水揚げされてますが、鮮度感は間違いなく№1だと思います。自信あります!!

 

漁業者の努力と技術に加え、衛生管理型を徹底した厚岸市場で、2℃まで冷やし込みした紫外線殺菌海水を、イワシの荷受けに惜しみなく使う事で、漁業者が船で管理してきた鮮度を、より長く保って販売する事を可能にしました。

 

このギンギンに冷えた紫外線殺菌海水こそが、完全に他産地と差別化を生んでおりますので、そんな厚岸産いわしを扱い出来るのは嬉しい限り。我々のような仲買人も当然頑張っちゃいます。

 

今まで当たり前に近くで獲れた魚が、急に遠方で獲れる時代になっても、何とか消費者の皆さまに納得頂ける鮮度を保てるよう工夫する、そんな事を想定して思い切って設備した甲斐がありましたね。

 

このイワシを、生鮮で道外まで発送しましたが『さすが厚岸の魚ですね!これなら全く問題ないからまたやりましょう!』と、嬉しいお言葉を頂きました。心躍るとはこの事ですな。

 

これからも色々な変化があると思いますが、厚岸一丸となって取り組んで生き残りかけて勝負します!!

 

さて、本日も平日に関わらず沢山ご利用頂き有難うございます。

またのご来店、ご利用心よりお待ちしてます!!

 

皆さん、くれぐれも体調に気をつけて過ごしましょうね。