ウォールストリート・ジャーナルで

取り上げられてトレンドとなった

静かな退職(quiet quitting )

 

 

 

 

簡単に言うと

与えられた仕事だけして

それ以上は頑張らない

という意味だそう。

 

 

 

 

 

退職という言葉を使うけど

退職はしていない。

不思議な言葉だけど

この微妙なニュアンスを

分かる日本人は多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そして

この言葉

日本ではトレンドになってほしくないと

切に願います。

 

 

 

 

 

たぶん

海外とは全く異なった意味での

正当化が行われるので。

 

 

 

 

 

このquiet quittingという働き方は

海外でも大議論になっています。

 

 

 

 

 

しかし

海外の労働者がこの働き方をする根底には

自分のより良いキャリア構築のステップ

という考え方があります。

 

 

 

 

 

 

果たして日本で

このような考え方を持って

静かな退職という言葉を使う人が

どれくらいいるでしょう。

 

 

 

 

 

そもそも日本の就活は

 

 

 

「就職」よりも「就社」

 

 

 

の意識が強いです。

 

 

 

 

 

 

 

入社さえしてしまえば

そうそう辞めさせられることもないので

降ってくる仕事をこなしているだけで

生きていけます。

 

 

 

 

それが不本意就職であっても。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静かな退職を先の意味に解するなら

すでに日本には

静かな退職をしている人が沢山います。

 

 

 

 

 

 

なのでこの言葉に

今の日本で注目が集まってしまうと

quiet quittingという言葉を

 

 

いかに労力を使わずに

会社に依存して

給料をもらい続けるか

 

 

という目的を持ち

この言葉を隠れ蓑として

会社に寄生しようとする人たちに

悪用される可能性が非常に高いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

依存気質の日本と

あらゆることに自立が求められる欧米とでは

キャリアに対する考え方も

異なる部分が多いです。

 

 

 

 

 

そもそも

quiet quittingをしている人が多い日本で

この言葉を更に悪用されてしまうと

日本経済マジで大丈夫か?

状態になると思います。

 
 
 
 
 

 

もちろん

働く従業員たちに

士気を上げる何かを見せられない

企業にも問題はあります。

 

 

 

 

 

 

静かな退職なんて言葉が

トレンドになってしまうような時代だからこそ

商売はなぜ社会で成り立っているのか

働くとはどういうことなのか

ということを

企業も個人も考える必要があるように思います。

 

 

 

 

 

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