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長女カウンセラーの小川ちよこです。
 
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●1冊の本から。女という性を楽しみ、味わい尽くす。

 

 

先週末、

大木あゆみさんのノート講座で

「読書会」に参加しました。

 

読書会とは、

一冊の本を読み、

みんなで感想をシェアしあうというもの。

 

課題図書と称して

お題の本が提示されます。

 

今回はこの本。

敢えて画像を大きくしてみた。

 

 

 

直木賞受賞、

夏帆、妻夫木聡主演で

映画化もされている

有名な本・・・らしい。

 

表紙からして

不穏な匂いがするゾ、

と思った私の勘は

当りました。

 

 

ぐへーーーーーチーン

むりーーーーーゲローゲローゲロー

 

 

 

一番最初に出てくる

性描写に吐き気を催して

(官能小説は好きですよドキドキ

静かに本をパタムと閉じました。

 

それが1ヶ月以上前のこと。

 


ちなみに

前回と前々回はコレでした。

感動する素晴らしい本です。

どちらもオススメです。

 

 

 

 

 

 

ここで私には疑問が湧いてきた。

「あゆみさんは
なぜこの本を課題図書にしたんやろ?」



つまり私はこの本に

非常に揺さぶられていたんです。

 

嫌悪感を感じ(体感的に)、

主人公の心理描写にイラつき(感情的に)

 

埃まみれの非常に湿った不快な

お座布団の上に

座らされているような

居心地悪さ

とでも言いますか。←言い方

 

 

この主人公の女性はホントに

流されやすいヒトで、

自分で決めないし、

その割に夫のせいにしたり

多分友達にはなれないかな、と思う。

 

正直言って嫌いなタイプです。

 

 

ただ、決して
ないがしろにできないものが
この本にはあって。

 

女性が社会で生きていくこと、

仕事を辞める・続ける事への葛藤、

不倫、セックスレス

心に傷を抱え愛されたいと望むこと、

我が子への執着にも似た感情、

嫁姑問題、

モラハラマザコン夫

愛のない形だけのセックス、

 

そういった現代の社会を

浮き彫りにするだけでなく。

 

この本の中で登場してくる人物は

どこか自分だなぁと感じたのです。

 

あんなに嫌いな女だと言っておきながら

本当にそう思った。

 

 

 

 

 

 

「あゆみさんは
なぜこの本を課題図書にしたんやろ?」


読書会当日に全員で

感想をシェアしあう時になって

この疑問への答えが出ました。

 

 

一人一人それぞれ違う人生を

歩んできた女性達が

この本を通して、自分の人生の

今までを振り返ったり、

突然ある思いが溢れて涙が出たり。

 

 

女に生まれたことや

女性であることを感じること、

愛する喜びや

愛されていると感じる事が出来ること、

心も体もしっかり味わって

パートナーと

心を通わせ合って生きていくこと。
 

 

女性として

非常に根源的な喜びじゃないかな、

そう思ったのです。

 

つづきます。