知人が上海に駐在してくることになり、物件探しの相談を受けたので少しずつ整理しています。


一般的なチェックポイントはネットで検索すれば出てくると思うので、私見で重要だと思われるところだけピックアップします。

 

 

※あくまで素人による私見です。

※異なる情報がある場合は、やさしくご指摘いただけますと幸いですラブラブ



 

今日は、サービスアパートメントかオーナー物件か、についてです。




 

サービスアパートメントの特徴

 

 

以下は、私が住んでいたところを参考にしています。サービスアパートメントによって提供しているサービスは異なりますので、ご了承ください。


 

<メリット>


■24時間対応でとにかく何でも電話一本で解決するので楽。


電球交換、飲み水の配達、ちょっとしたものの修理でも電話一本で対応してくれます。

 


クリーニングサービスあり。

 

電気代やガス代もフロントに支払えばOK。

 

不在時の荷物の受け取りサービスがある。

しかも部屋まで運んでくれます。

 

英語・日本語が通じる。

 

掃除やシーツ交換のサービスがついているので、アイさんを雇う必要がない。

 

セキュリティも◎(保安スタッフの感じがよい)。

 

マンションでのイベントが充実しているところも。


毎月1回のお茶会、クリスマスやハロウィンイベントなど、住民参加型のイベントがあるのでお友達作りにも便利。。

 

 

プレイルームやミーティングルーム、スポーツジム、朝食サービス、近くのショッピングモールへの送迎サービス等があるところもあります。

 

 

<デメリット>

 

お値段がそれなりにする。


人気エリアのサービスアパートメントは、高額のところが多いため、駐在員の場合、会社の規定金額をオーバーしてしまうことがあります。

 



物件数が限られるので、満室で空きがない場合がある。


以前はサービスアパートメントだったところが、分譲マンションとして売りに出されてしまうケースが増えており、少なくなっているみたいですね。


数年前に日本人が多く住むサービスが売りに出されることになって、一度に多くの日本人家庭が引越し先を探さなければならず、大変だったことがありました。



 

お付き合いが大変という声も。


アパートによっては住民の殆どが日本人というところも。


また、アパート社会は狭いので、人によってはそれを懸念する人はいます。


人付き合いについては、一応デメリットに挙げましたが、人それぞれなので、なんとも言えないですね。




 

 

オーナー物件の特徴

 

 

内装・設備が物件ごとに異なる。


中国ではマンションは、内装がされていない状態(箱の状態)で販売されます。


内装は購入者が自ら内装会社に依頼をして行うことが殆どです。


 

そのため、同じマンションでもオーナーが違えば、内装・設備が異なることが多いです。



 

オーナーが「投資用」に買った物件と自分や自分の家族、親族が住むことを想定した物件とで内装へのお金のかけ方が違う。


当然ながら、後者のほうが内装の質がよいです。




<デメリット>


物が壊れた場合には管理会社に電話をし、修理を手配する必要がある。


サービスアパートメントのようにすぐに来てもらえるわけではなく、1-2日後に来てもらえればよいほう。


勿論、緊急時はその旨を伝えてすぐに来てもらいますけれど。

 

そして、日本と違って、まあ家の不具合の多いこと。


初めて中国でオーナー物件に住む場合は、少し面食らうかもしれません。


 

それから、たまにオーナーに直接、連絡をして修理を手配する物件もあるようなのですが、面倒なので、管理会社を間に挟んでいるところのほうがよいかなと思います。



マンションエリア内に管理会社のオフィスがあれば、ベスト。管理会社が修理対応等を行ってくれるのでスムーズです。


 

 

水光熱費などは自分で支払う。


WeChatや支付宝を使えば簡単ですが、使えないうちはコンビニ等へ支払いに行く必要があります。

 

 

掃除代行を頼む場合は別途アイさんを雇う必要あり。


お掃除のアイさんを雇う場合は、不動産の仲介業者が手配してくれたり、知り合いの伝で紹介をしてもらったりします。

 

 

荷物の受け取りは自分で。

マンションによっては宅配ボックスがあります。

 

 

オーナーにも借主を選ぶ権利がある。


たまに小さな子どもがいる家庭は備品を壊したり、騒がしいから嫌だというオーナーさんもいます。


小さなお子さんのいる家庭は、物件探しの際にそういう意向のあるオーナーさんはあらかじめ外してもらいましょう。



オーナー都合で借りられなくなることがある。


オーナーさんが「物件を売りたいから」、「もっとよい家賃で借りてくれる人がいるから」、「家族が住むから」等の理由から、これ以上貸せないと言ってくる場合があります。



しかもけっこう急に言ってくるアセアセ

これはちょっと困ります…



が、これはそういうものだと割り切って、新しい物件を探すしかないです…

 

 


一応、デメリットとして上記を挙げましたが、あくまでサービスアパートメントと比べた場合のデメリットです。



中国語と文化の違いという最大の壁はありますが、上記のようなことは日本での一般的な生活でも発生することなので、これをデメリットというのは、個人的にはちょっと抵抗があるかな〜。


 

 

 

<メリット>


同じ家賃・エリアなら、サービスアパートメントより面積が広い物件に住める可能性が高い。


 

契約時に交渉すれば、家電を新しくしてもらえたり、壁や床の張替えをしてくれる場合がある。


 

中国語力はそれなりに鍛えられる。


修理対応、荷物の受け取りなどで中国語が必要になります。



 

※初めて上海に住む場合で中国語に自信がない場合等は、日本語ができるスタッフのいる日系の仲介会社をはさむと楽ちんです。


オーナーさんとの交渉や修理対応など、日系の仲介会社経由で日本語で行うことができます。

 

 




 

サービスアパートメントとオーナー物件のどちらがいいか

 

 

 

個人的には「住めるものならサービスアパートメント」ですが、こればっかりは個人の好みと会社の規定によるので何ともいえません。



 

上にも書きましたが、一部のサービスアパートメントだと、日本人比率が高くてお付き合いが大変だという人もいますし、オーナー物件は何でも自分でやらないといけないから面倒だという人もいます。

 


アイさんについても、自宅に他人が出入りするのが嫌でアイさんを雇わない人もいるし、どちらがいいかはホント人それぞれです。


 

まあ、家は実際に住んでみないとわからないですしね。



「住めば都」な場合もあるし、「どうしても厳しい、辛い、引っ越したい」という場合は、引越しを検討するのもひとつの方法だと思います。因みにこちらの賃貸契約の契約期間は大体1年です。




今日は以上です。





家いつもありがとうございます家

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