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2010リゾートしらかみでビール三昧 これが列車旅行の醍醐味なのだ 

リゾートしらかみはJR東日本が奥羽本線・五能線経由で運行している臨時快速列車である。

3号青池編成に乗車した。

今回の旅は大まかな計画は立てているものの着のみ着のままがモットーのゆるゆるぶらぶら旅行である。リゾートしらかみはたまたま空きがあったので乗れたものであった。全席指定であるこの列車に焦りや急ぐという言葉は全くない。ゆっくりと席に座り缶ビールをブシュッと開けドッドッドッとノドヘ流し込んだ。列車が動くまでのワクワク感をビールが更に高めてくれた。


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まさにぬくもりの町であった。ありがとう。


列車が動き出すと東北の日本海が目の前を通過していく。多少曇りがかっていたこともありイメージの東北とピッタリなのであった。またまたビールがグイグイ進んでしまう。

この列車は千畳敷駅で10分間停車するアナウンスが車内で流れていた。

千畳敷とは青森県西津軽郡深浦町にある津軽国定公園に属する海岸である。

昔津軽の殿様が千畳敷を敷かせ大宴会を開いたとされるところからこの地名がついたという。

ビールを飲みながら海を眺め、千畳敷に着くまでのゆったりとした時間を贅沢に優雅に使っていった。

到着した千畳敷は予想以上のスケールにびっくりした。停車時間が10分で無ければ長く見て回りたい雄大で少し寂しげな圧倒的な景色に引き込まれてしまう雰囲気であった。うみねこが100羽以上いた。北の地に来た感じが心に迫ってきた。

たまらなくなり思わず千畳敷海岸を走りまわってしまった。自分が抑えられなくなる景色が脳にスゥーッと入ってきたのであった。大満足。知らなかった景色を知る。これも旅の醍醐味の1つ。


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車窓から見る日本海。
東北旅行らしいせつなさがビールを誘う。

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千畳敷海岸の大仏岩。
吸い込まれるような景色に10分は短かった。


再びリゾートしらかみに乗り込むと津軽三味線の生演奏が行われた。たまらない東北の演出。ビールが益々止まらない。

しかし能代駅の駅員さんには感謝したい。海が見られる左側の座席。となりに誰も座ることなくおさえてくれた配慮。リゾートしらかみの旅がこんなに充実したのもみなさんのおかげなのである。申し訳ないくらいの時間を過ごさせていただいていたのであった。


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車内での津軽三味線演奏。この列車に乗って本当に良かった。


弘前に到着しホテルに荷物を置き弘前散策に出かけた。

りんごの生産量が日本一という弘前市は歴史的建造物も多く第五十九銀行本店本館(現青森銀行)等素敵すぎる建物が立ち並んでいた。弘前城についた。5月半ばというのに桜がきれいに咲き誇っていた。今年2度目の桜を見るという人生で初めての経験をさせてもらった。あ~~も~~う~~く~~というくらい興奮し、旅している満足感が五感を駆け巡り巡って7周半という感じである。

東北の素晴らしい洗礼を受けた初日であった。明日は青森県の下北半島を車で巡る予定とした。

東北最高。ホテルでビールを飲みながらつぶやいていた私がいた。


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かなりかっこいい青森銀行記念館。

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弘前城址にて。

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思わず笑ってしまう桜の綺麗さ。
東北に行くと1年で2回桜が見れることを教えてくださったのだ。



2010能代 幻のB級グルメに温かいA級人情 

朝9:30頃能代駅に到着した。夜行バスではやはり眠れずであったが、この日の能代の太陽は日本一眩しかったような気がした。ただ単に徹夜明けだからという訳ではないのは分かっていた。今日から3日間東北をぶらぶらと着のみ着のまま旅ができるからに違いなかった。

こんな環境でも会社からメールがガンガン飛んでくる。この日ばかりは優越感に浸らせてもらった。がんばれ同僚達!と・・・


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能代駅に到着。太陽が眩しかった。


さて能代についたら行ってみたかったのが能代工業高校だ。

言わずもがなバスケットボールの強豪校としてバスケットをやらない私でも知っている高校である。NBAでプレーをした田臥勇太選手の出身校という事でも有名である。

一流の人間を生み出した雰囲気を味わいにテクテクと周りの景色と、音を楽しみながら歩きはじめた。

意外にも住宅地の中に学校は建っていた。おおこんなところに!!という感じである。

平日だったので中からは学生の声が学校独特の感じで聞こえてきた。さすがに中には入れないので校門まで歩き中をのぞいてみるとこれぞ能代工業高校ともいうべきバスケットをしている選手の銅像が入口付近にで~んと建っていたのである。すかさず写真をパチリと撮影。満足。


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能代工業高校。やはりバスケットだよな~


能代駅に引き返すのに来た道といっしょではつまらないと思い商店街のアーケードが見える道から駅方面へ向かった。

1989年からバスケの街づくりに取り組んでいるらしく商店街中のシャッターにはバスケをする選手の絵が書かれていた。なんか悲しい地方の風景であった。


駅に着くと腹が減った事に気づいてしまった。駅のすぐそばにある食彩人の店というところに入った。

中には年配男性のお客さんが1人と中年男性と女性が1名づついらっしゃった。

テーブルは中に1つ外に1つあり、中に座った私は当然年配男性と合い席となった。

私は能代の名物らしい檜山納豆とこれまた能代の名物らしいうどんの組み合わせである檜山納豆うどんを注文した。

目の前に座ってビールを飲んでいた年配男性が話しかけてきた。

「どっから来たの?」

「神奈川県です」

「ずいぶん遠い所から何もない能代に来たもんだね~」

するとお店の男性が

「神奈川には良く行くんだよ~」と加わってきてくれた。

理由を聞くとB級グルメの出店やそれに伴う会議の為に神奈川だけでは無く色々な所に飛び回っているという事であった。ようは目の前にいるこの方が能代のB級グルメを背負っているといっても過言では無い人物なのだ。

そうこしている間に檜山納豆うどんが出来上がった。ズルズル食べると文句なしに美味かった!!


B級グルメに何を出品したのですか?と尋ねてみた

能代はうどんが名物だからうどんを出品との事だった。その名も「能代ふりふりうどん」である。

檜山納豆うどんを大満足で平らげた私は迷わず能代ふりふりうどんを注文した。

店の男性はこう続けた。

「この前同じ秋田県の横手が焼きそばで町おこしに成功したんだ。能代も頑張らないと」と

まさにこの方の背中に能代市がのっかっているような気がした。

出てきた能代ふりふりうどんはカップヌードルの容器をもっと短胴にしたようなものに蓋がされて出てきた。

「ふってから食べてよ」

言われるがままに7,8回振って蓋を開けてみた。

う~ん・・・・・・・

容器の中では汁の無いうどんがタレや具とが絡まり存在していた。

ズルズルと口の中に入れた。正直旨くも無ければまずくもないという感じである。

「全然人気が無かったんだよね~」男性は言った。申し訳無いが「そうだろうな」と心の中で思った。


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これが能代ふりふりうどんだ。特許出願中である。

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蓋をあけるとこうなっている。一口サイズのお手軽うどんなのだ。


他に能代ならではの食べ物って無いんですか?と尋ねると目の前でチビチビとビールを飲んでいる年配男性がこう言った。

「豚軟骨のたたきってよそでは食べないらしいじゃない」

「なんですかそれは 食べたことないです」

「これがあればビール何杯でもいけちゃうよ。うちのせがれはいつもつまみにしているんだ」

思わず注文したが店のメニューには無いという。

「前のスーパーに売ってるわよ」店の女性が言った。

「食べてみたいな~」

「この話のながれじゃ仕方ないから買ってきたらうちで焼いてあげる」と言ってくれた。なんとも感謝感激。

すかさずスーパーに行き購入。塩コショウで味付けしてもらい焼いた。

焼きあがるまでは能代市の事で話が盛り上がった。


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これが豚軟骨のたたきである。特別に焼いて頂いた。


昔は人が多く商店街も活気があったのにいまじゃほとんどシャッターを閉めている、警察の路上駐車の取り締まりが厳しすぎる。せめて県外ナンバーはせっかく来てくれているんだから寛大に見てほしい、大型スーパーの出店により地方にお金が残らない、等地方が直面する厳しい話も聞かせて頂いた。

焼きあがった豚軟骨のたたきはコリコリし、豚の旨味もありとても美味かった。ビールもグイグイ進んでしまった。おもわずこれで出品すれば良かったんじゃないですか~と失礼なことも言ってしまった。いやそれくらい美味かったのである。


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こんがり焼きあがりました。
コリコリジュワ~でビールがグイグイ止まらない。


「今日はこれからどうするの?」

「弘前にとまるので電車で弘前に向かいます」

「また良かったら能代に来てね」

店内の写真撮影を許可してもらい撮影した後名残り惜しく店を後にした。

お客さんだった年配男性はお店の外まで来て別れを惜しんでくれた。


幻のB級グルメである豚軟骨のたたきとA級の人情を噛みしめてリゾートしらかみに乗り込んだのであった。

ありがとう能代!!


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食彩人の店店内である。
狭いお店だが気持ちが広いお店の方々であった。

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昔の能代の話を色々聞かせてくれた人生の大先輩。
出会いに感謝しています。


葛藤! きまり! プロ野球!

久々に野球が見たくなった。

中学生のころは良く川崎球場に友達と行った。目の前で野茂英雄が完投負け、友達が最後まで肉うどんを食べようか迷って食べなかった事、ロッテの外国人選手ディアスとフェンスの中に手を入れて握手した事、好きな選手は阪神の真弓明信だった事・・・思い出にはたくさん残っているが一つ困ったことがあった。好きな選手はいてもここだっ!!という好きな球団もなかった。。。。今もそれは変わらずにいる。


巨人VS横浜


内野自由席売り切れ


どちらの外野席に入ろうか実に迷った。いつもなら地元の横浜で良いや~という感じになるところであったが、この日は巨人側のスタンドに入ったことが無い事に気づいてしまっていたのだ。


試合は取り取られのまあまあ盛り上がったゲームであったが私の心の中で周りの巨人応援団と同調できない違和感が芽生え始めていた。たとえて言うならば靴の中に小さな小さな小石が入り、始めは気にしていなかったが後々ものすごく気になってメチャメチャ嫌悪感を抱くようなあれですよ。小石は3回の裏で完全な嫌悪感となり横浜のハーパーを心の底で応援し始めていた。


結論


アンチ巨人


今日はっきり分かった事だった。



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レフト側スタンドから打てよと願う裏切り者