河内長野・富田林・大阪狭山 車の車検・修理・カスタム Auto car lounge A.R.I

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大阪の河内長野で小さな車屋を営んでおります。
毎日の出来事を綴っていきたいと思いますので
みなさんどうぞ覗いてってください。お願いします。

こちらいつもお世話になっているお客様の

60ヴォクシーなんですがたまにエンジンが

かからなくなるという症状でご入庫いただきました

見るからに古いお車なんですが大事に乗られているので

わたくしアリちゃんが何とかしないと!!


イグニッションキーを回してエンジンをかけるも

うんともすんともいいません

そこで車屋あるあるなんですがまずはショック療法を!

セルモーターを叩いてイグニッションキーを回すと

1発でエンジン始動!!笑

これで何がアカンかわかりましたね!!

セルモーターの異常だとわかったので

セルモーターを交換する事に!!


ほんでついでの作業にはなりますがトヨタのこの手の

エンジンの定番修理でありますヒーターホースジョイントも交換させていただく事にしました


ヒーターホースジョイントはプラスチック製で

経年劣化によって朽ち果ててしまいここから水漏れを

起こしてしまいます。そうなってしまうとエンジンが

オーバーヒートを起こしてしまうので

今回予防整備としてお客様のご承諾をいただき

交換させていただく事にしました


こちらが外したセルモーターであります

新品のセルモーターは部品だけで95810円!!

高すぎる!!ですので今回リビルト品で交換しました!


リビルトパーツは再生品でセルモーターの

中身の消耗部品など新品に交換された

ほぼ新品パーツであります

保証もついているので保証期間中は無料で交換できます


次はヒーターホースジョイントを交換します

この部品はプラスチック製で経年劣化ですぐに

ダメになってしまいます。この古い部品はまだ

朽ち果ててはなかったのですが予防整備として

壊れてしまう前に交換しておきます。

お客様に語承諾いただいて交換させていただきました


これが交換したヒーターホースジョイント

これで安心でございます!真夏のお出掛け中に

オーバーヒートなんてしたら最高の思い出も

最低な思い出に変わってしまいます。


そうなる前に予防整備を!!

あとはLLCを充填してからエア抜きを!

我々車屋は車の弱い部分をたくさん知ってます!

壊れる前に直して故障を防ぎましょう!


最後に当店自慢のエアコンガスクリーニングを!

この夏、エアコンが壊れないよう、エアコンが

キンキンに効くよう、そして快適な夏を

おくれるますように!


U様この度はありがとうございます😊


今回は当店のご近所にお住まいのお客様から

N-BOXの修理のご依頼をいただきました

前から当店の事が気になってたらしく一度おじゃま

したいと思ってまして!と言っていただいたんですが

そんなんわたくしいつでもウェルカムです!笑


さて!本題にはいります!こちらの車両は

ハンドルを切った際の旋回時にカタカタと

音が鳴る症状で、お車を拝見させていただいた結果

左のドライブシャフトのアウター側のブーツが破れ

そこからグリスが飛び出しておりました


そのせいでドライブシャフトの

ベアリングが油切れを起こし

ベアリングが焼きついてカタカタと

異音が出てしまうようになったようです

こうなるともうドライブシャフトの交換しか

修理方法が無いのでドライブシャフトを交換します

N-BOXの定番修理ちがうんかなぁ?

N-BOXに乗ってる方は要注意です!


さて!ほなドライブシャフトを外していきます

まずは車速センサーを外します

横着してたらドライブシャフトを抜く時に車速センサーの

ハーネスをちぎってしまう可能性があります

しっかりと外してから作業します


次にストラットからナックル上側を外して

ドライブシャフトを抜きます

ドライブシャフトを抜くとCVTオイルが抜けてしまいます

抜けてしまったCVTオイルは真っ黒です!

CVTオイルの交換をおすすめします!

当店はATオイルやCVTオイル交換が得意です

ぜひご相談ください!


左側が新しいドライブシャフト

右側がダメになったドライブシャフト

今回はリビルトのドライブシャフトで対応。

新品は高いので安価な再生品を使ってドライブシャフトを

交換させていただいております


リビルトドライブシャフトの装着が終わりました

これで旋回時の嫌な異音は解消できてると思います

このあと抜けた分のCVTオイルを補充しました


最後は足回りを分解したのでサイドスリップの

測定・調整を行いました

トーが少しだけ狂っていたので調整しておきました

ハンドルセンターも少し右にズレてましたが直進時

真っ直ぐになるように調整しております


この度は当店をお選びいただき修理のご依頼

ありがとうございました😊


次はワゴンRのCVTフルードの交換をおこないます

まずはCVTフルードを抜いていきます


次にCVT横に付いているフィルターを外して

交換します

リターンフィルターとでも言ったらいいのでしょうか?

このフィルターでCVTフルードをろ過しているようです

このフィルターを交換するとスズキのCVT特有の

息継ぎみたいなしゃくる症状が少し軽減されますので

CVTフルードを交換する際は必ずこのフィルターを

交換される事をオススメいたします


続いてCVTのオイルパンを外します

オイルパンの底には磁石が2個付いています

磁石には鉄粉がたくさん付着しておりました


次にオイルパンを外したCVT内を見ていきます

するとストレーナーにも鉄粉が付着している事がわかります


次にCVTからストレーナーを外します

ストレーナーは今回新品に交換します


次にパーツクリーナーを使ってCVT内を洗っていきます

見える部分だけになりますがパーツクリーナーを使って

洗浄をしたので綺麗になりました


そのまんま新品のストレーナーを装着します

なんか綺麗になったので気持ちいい🙌


こちらが綺麗になったCVTのオイルパンです


磁石に付着した鉄粉も綺麗に除去できました


次にCVTのリターンフィルターを交換します

こいつはCVTフルードを交換する場合には

どんな事があっても交換しましょう!!

正直、詰まりやすいです!


左側が新油のCVTフルードで右が交換前のCVTフルード

めちゃ汚れていますな!


この後、トルコン太郎を使ってCVTフルードを

圧送交換してとても綺麗になりました!


試乗に出かけると車は完全に別物になっておりました

ATやCVTフルード交換は重要です!

一度検討してください!きっと走りも静寂性も

燃費も向上しますわよ!


最後、納車前に当店の人気メニューであります

エアコンガスクリーニングを!!

もう暑い夏も無問題!!

とにかくエアコンがよく効いて快適になります!

しかも故障などのエアコントラブルも抑制できます!


この度は堺市にお住まいのS様!!

当店でのお車のご購入ありがとうございました

この度、当店の既存のお客様のS様から中古車の

ワゴンRのご注文をいただきご成約いただきました

当店ではご成約いただいた車両は納車前に

しっかりと点検、そして整備をしてから

ご納車するようにしております


まずはオイル、オイルエレメントの

交換を行います

オイルを抜きながらオイルエレメントの

交換を行い同時に下回りの点検、タイヤの点検

そしてブーツなど破れていないか目視点検を行います


次にタイヤを外しブレーキなど足回りの点検を

行います

この車両はブレーキローターが少し偏摩耗を

起こしています。


よく見るとブレーキローターにブレーキパッドが

当たっている箇所と当たってない箇所がある事に

気づきました

ブレーキローターにパッドが当たっていない箇所が

あるという事はほんの数%ではありますか

ブレーキの制動力が落ちてしまいます


通常であればブレーキローターとブレーキパッドを

交換しますが当店はブレーキローター研磨機を完備

しておりますのでブレーキローターの研磨を行います

ローター研磨機を完備している車屋はとても

めずらしいと思います。


熱によって歪んだブレーキローターは廃棄して

新品に交換する車屋さんが今はほとんどです

歪んだブレーキローターは実は焼きが入って

強度が増しています

強度が上がったローターを研磨機を使って真っ直ぐに

修正して再利用すれば廃棄もしなくて済むし次からは

ローターも歪みにくくなるし、異音が出たりジャダ(ハンドルの振れ)も起こりにくくなるんじゃね?と思ったのが

ローター研磨機を導入した決め手です

今では当店には無くてはならない道具です!


今回ローター研磨後に耐熱スプレーを塗っておきました

見た目が綺麗に見えますね


次にブレーキパッドを新品のパッドに交換します

パッドの肩にはワコーズのパッドグリスを塗っておきます

この作業をする事によりブレーキの鳴きなどを抑制します


次りリアブレーキなどの点検を行います

リアブレーキはドラム式のブレーキになっております!


ドラムを外す前にリアブレーキの

ハブベアリングの点検を行います

おそらくハブベアリングがダメになってますね!

今回左リアのみ異音が出てましたが念のため

右リアのハブベアリングも交換しておきます


ハブベアリングはドラムに圧入されているので

このようにプレス機を使ってベアリングを抜きます

ベアリングを抜く前にちゃんとCリングを外してから

ベアリングを抜きます


左側が新品のハブベアリング、右側がダメになった

ハブベアリングであります

新しいハブベアリングにはなぜか黒いシールが

最初から入っており水の侵入を防いでおります

最初から入れといたらベアリングも傷まないのに!笑

念のため右のリアベアリングも交換しておきます


次にリアブレーキのメンテナンスを!

ここきっちりやっとかなあきません!


次はファンベルトの点検を行いました

交換履歴がわからないのですがヒビ割れなどは

ありませんでしたが念のため消耗品なので交換しときます


こちらが新品のファンベルトです

古いベルトを外して新しいベルトに交換します


そして新品ベルトに交換

ベルトの張りも完璧にできました!


いやぁ〜本格的に寒くなってきましたなぁ〜

やっと冬らしくなってきたかと!!


さて、最近車検のご依頼をSNSののDMやお電話で

たくさんいただいております

ここ最近はユーザー車検や安い車検屋さんも

増えてきてタイヤも外さない、エンジン周りも見ない

足回りのガタ、タイヤの溝さえも点検しない

唯一ブーツが破れていないかだけを点検するだけの

簡単車検のお店さんが増えてきたように思います

あれってどうなのかな?って正直思います。

ブレーキパッドやファンベルト、プラグやエアエレメントなどの消耗品の点検は完全に無視ですもんね…

よくある安い車検専門店はAコース、Bコースなど

いろんなコースをつくって車検をやっておられます。

あれって単純に手抜きコースorしっかりコースの

典型的な表れで我々からすればコースあるん?

車検ってそんな差をつけていいん?って感じがします。

車検でそんな差をつけていいんかいな?って気はします

コースを作るなら代車不要コースとかそんなんでよくない?


僕はいろんな人によく言うんですが

我々は一応、お客様の大事な命を守る車のドクターと

呼ばれる仕事をしています。

タイヤも外さない何もしない車検でいいんですか?

お客様の命はそんなに安くはありませんよね?

だからといって高い車検をしろとは言わないですが

安い!を売りにしている車検屋さんではろくな点検も

せずに車検を通してるところばかりで安全、安心には

程遠い車検内容と思います!


人で例えるならわざわざ病院行って人間ドックを受け

体重と身長と測って異常無し!はい終わりです!って

帰されてんのと同じかと!(無理やりかな?笑)


生意気な事言うてるかもしれませんが
車検制度がある国は世界でも少なくて事故は0では
ないですが比較的安全に車が走れているのは
日本の厳しい車検制度のおかげだと僕は思ってます。
ですのでしっかりと整備してくれる車屋に車検は
お願いするようにしてください