今日はバイト休みで朝から美容室行ってきますた。


もちろん昼ごはん持参で。(笑)


最近ではストレートが流行っているのでワシのようなスパイラルパーマをかけるお客さんも

めっきり少なくなったようです。


なので半年に一度位だしと喜んでやって貰いました。


前回はかなり緩めにしてもらったんですが

再び少し元に戻そうかと。

「・・・そうなの?」と美容師さん顔がヒクヒク・・・


まぁ一番細かくかけていた時よりは緩めだったのでOKしてもらいましたけど。


終わったのは3時近くでしたね。


パーマのかかり具合も大満足。

さて料金をと思ったら・・・


・・・・・お金が足らない(大汗)


何年も通ってるし子供もお世話になっているので次回でもと言ってくださったんですが

やはり支払いはきちんとしないと。


隣がローソンだったのでダッシュでお金下ろしてきました。


ホッとしましたよ。恥ずかしかったぁ・・・


大体半年に一度なので帰るときに早くも美容師さんに


「良いお年を~!!」と言われて笑いましたが。


「ま、子供とまた来ますよ」と笑って答えましたが。


さてと。とりあえず髪の毛はなんとか終わった・・・


あとは・・・何の準備したら良い?


・・・・未だ実感湧きません。


こんなもんですかね・・・♪

今日もバイト終わって帰ってきますた。


明日は早速朝9:30から美容室へ乗り込んで参ります。


終わるのは・・・昼完全に過ぎだけど(爆)


普段は飲み物とお昼ご飯持参で行くんだよね・・・

美容室に昼ごはん持参て凄いかも・・・


一番細いロッドで巻いてもらっていたときにはホント朝一から入って

3時過ぎで終わればラッキー位だったっけ・・・(遠い目)

その頃は長さも腰位まで髪が長かったのでホント美容師殺しだったよね・・・


今は切ってしまって背中あたりなのでまだまだ短いし。

・・・・また伸ばそうかね・・・(ニヤリ)



早いものでワシが出稼ぎに出て一ヶ月経ったんだよな・・・

初めての接客業だったしどうなることやらとか思ったけど

とりあえず試用期間は・・・無事大丈夫みたいです。

わずか3時間半という時間だしお客さんも良い方が多いのでやっていけそうです。

初の給料日だったけど思わずしみじみしちゃったな・・・

ま、全部車のローンに飛ぶとしてもね。(笑)


ワシより後に入ってきた人はワシとはタイプが違うのでわかりませんが

結構心配屋さんのようで。

ま、やめないで欲しいし。ワシが言われたことを気づいてアドバイスしたりしてます。

ま、言い方一つだし。何でも。


人によってはキツイなぁ・・・と思う人もいるし

ありがたいなぁ指摘してくれて。と思う人もいる。


それでも全て仕事の事だからね。


どうか楽しく仕事が続けられると良いな。





さて・・・・どうするよ?



孝天ファンミあと10日だよ・・・・


正直凄い冷静なんだよね・・・笑えるほど。


きっと現実味無いからだな・・・


何やるかわからんし。


もっとドキドキとは胃が痛くなるとか思ってたけど・・・

(あ、でもこう書いてるとドキドキしてくるけど)


ホント普段の生活に追われてる自分としてはカウントダウンもままならない感じ。


きっと来週に入ったら・・・凄いヤヴァくなるんだろか・・・


自分でも予想できない・・・怖ぇ・・・(爆)


とりあえず笑顔の生孝天に会えることだけを楽しみにしてます。





ま、欲を言えばさ・・・


生でガハハ笑いを聞いてみたいもんだ!

今日は暖かな一日だったかな・・・風が強くて洗濯物が飛んでましたが。


さて、久々に迷KIDSの話なぞ・・・


一応これでもおかんなのよね。ワシ。


ちびばねは食べることが大好きでして・・・


ワシが食べているメカブとか大人チックな食べ物でも興味を示して食べないと気がすまないタイプ。


一方2号は野菜嫌いで好きなものは納豆とかしらすとか数えるほど。


保育園では少しは野菜を食べるもののホント家では食べません。


「野菜を食わないヤツにお菓子なんかやれるかいっ!」


と言っても


「お菓子食べないから野菜食べない!」と言う始末。


次の日にはすっかり言ったことを忘れてお菓子を食べると号泣。


ワシは絶対やらないけどおばあちゃんが泣くからと言って結局食べさせてしまう。


困ったもんです。


そこで今日は婆ちゃんが旅行で留守なのでワシがどうにか2号に野菜を食わせるために


オムライスを作ることに。


我が家のオムライスは野菜9に対してご飯が1の割合なんです。


人参を鬼のようにみじん切りでたっぷり入れて玉葱も物凄い量を入れます。


ご飯なんて4人分なのにお茶碗1.5杯分くらい。


お菓子を食べるという2号をなだめてダッシュで作りましたよ。ハイ。


結果・・・・見事に完食!


お菓子食わなきゃ食べるのよね・・・・・解ってるの。


なので、明日もお菓子をやめさせねば。

えと・・・昨日勢いのみで書いた仔仔編


日を置くとアップしないだろうから・・・


今日とりあえずアップしますわ。


色々書いてやっぱり思うのは・・・


孝天のが一番サクサクと書けるってこと。(笑)


まぁそれでもまた懲りずにヴァネスのも仔仔のも書いてみようかと思っております。


それでは仔仔編後編です・・・・どぞ。


「MakeLove」 後編 -仔仔編-


月曜の夜からあたしはいつもの店に来ていた。

家に帰っても一人だったし彼を失ったばかりのあたしはあまりにもこのまま帰るのは

つまらなかったからだ。

相変わらずあたしは名前さえ忘れた知り合いの男のコ達とたわいもないお喋りを楽しんでいた。

意味のない事だとわかっているのにあたしは寂しいという理由で話を続けている。

話にも飽きたあたしはその子達に手をあげてフロアへ飛び出した。

大きな音と身体に響くベース音が心地いい。

あたしは何も考えずにただ音の中に身体を預けるようにして踊っていた。

踊っているあたしの側に誰かが近づいてきた。

「先週末も来てたよね?こんばんは。」

あたしが振り返るとそこには背の高い男の人が踊っていた。

「あ・・・確か仔仔のお友達の・・・」

「ヴァネス。よろしく」

「あ、由美。こちらこそよろしく。今日は仔仔と一緒じゃないの?」

踊りながらあたしはヴァネスと話を続ける

「ん。ここで待ち合わせかな。仔仔にピッチャーの水かけてた子だよね?」

笑いながらヴァネスはあたしに尋ねる

「あ・・・見てたんだ。ちょっとね・・・」

「それなのに仔仔が気になるんだ?へぇ・・・」

「ここ以外でも昨日偶然会ったりしたから・・・」

「そっか。」

ヴァネスはそれ以上あたしに何も言わずに踊り続けた。

あたしは思わず彼に言った。

「踊り上手いよね・・・」

「ん?あぁ・・・踊るの好きだし。由美も結構上手いよ。」

「ありがとう。」

あたしとヴァネスは向き合い踊りながら話をしていた。
ヴァネスのダンスは周りの人を釘付けにしていつのまにか彼の周りに

人だかりができていた。

ヴァネスは気持ち良さそうにステップを決めていく・・・

あたしも思わず踊るのをやめて彼のダンスを見ていた。


曲が終わりヴァネスは皆から歓声を浴びていた。

ヴァネスは周りの歓声に答ながらフロアを出てカウンターのほうへ行った。

カウンターのほうへ目を向けると仔仔が来ていた。

仔仔があたしに気づいて手を振っていた。

「あ、来てたんだ?」

あたしは仔仔に言いながらカウンターへ移動した。

「こっちの台詞じゃない?来ないって言ってたのに。」

「まぁね。早い時間に帰っても一人だし。なんとなくね。」

「何か飲む?」

「あ、ビールでも飲もうかな」

「・・・テキーラじゃないの?」

意地悪な顔で笑いながら仔仔があたしに尋ねた。

「今日はもう飲まないわよ。テキーラは。何よ・・・またピッチャーの水頭から浴びたい?」

「遠慮しとくよ。」

「へぇ・・・なんか知らないうちに二人仲良くなってたんだな・・・」

ヴァネスがあたし達の会話を聞きながら水を飲んで言った。

「別に仲が良い訳じゃないわよ。」

あたしはヴァネスにそう答えた。

「げっ・・・酷いな・・・家でコーヒー飲んだ仲なのにさ・・・」

「な、何言ってんのよ。無理やりコーヒー飲ませろって押しかけたくせに。」

あたし達の会話を聞いていたヴァネスが笑って言った。

「へぇ・・・この前と随分雰囲気違うね・・・由美は。」

「え?雰囲気って?」

「・・・・お人形じゃないってことだろ・・・」

仔仔が笑ってあたしに言う。

「あぁ・・・そういうことね。まぁね。この前会った時の姿見られたらね・・・」

「この前より全然今のほうがキュートだね。」

ヴァネスはニッコリ笑ってあたしに言った。

「さて・・・オレはまたフロアーに戻るよ。ごゆっくりね。お二人さん。」

「ん。いってらっしゃい。」

仔仔はヴァネスに手を振って送り出した。

「ホントヴァネスは踊り上手いね・・・彼が踊ると皆が思わず見とれるよ・・・」

「俺達の仲間の中で一番ダンスが上手いしね。」

「へぇ・・・そうなんだ?」

「由美も見とれた?」

「まぁね。あそこまで上手だと思わずこっちが踊るのやめちゃうかな。」

「ふーん・・・」

仔仔は面白くないといった表情であたしの顔を見た。

「何?その顔・・・」

「別に~。」

「は?あたしがヴァネスの踊りに夢中になったらいけないわけ?」

「そんなこと言ってないよ。」

「んじゃ何よ~?」

あたしと仔仔は二人でカウンターで楽しく話を続けていた。


「随分盛り上がってるな・・・お二人さん・・・」

背後で声がしたのであたし達は振り返った。

そこには普段あたしと話をする男達が立っていた。

「何?」

「由美・・・誰そいつ?」

「は?あたしの知り合いだけど?」

「あ、どうも。」

「何楽しそうにそいつと話してるんだよ・・・」

「別に。知り合いだし話してるのが楽しいから話してるだけだよ。」

「そんなヤツほっとけよ。俺達と踊ろうぜ。」

「今あたし話してるの・・・そっちこそ放っておいてよ。」

「話終わったらそっちに行くから。」

そうあたしは彼らに伝えた。

「お前の知り合いだろ・・・一人で踊ってるヤツ・・・」

男たちが顎で指した方向にヴァネスがいた。

「そうだけど?」

「随分生意気そうなヤツだな・・・」

「別に・・・・単に踊りが好きなだけだよ。踊ってるだけ。」

仔仔はそう言いながら目線を彼らに向けた。

あたしは雰囲気を察知して慌てて彼らに言った。

「ちょっと・・・単にヴァネスは踊ってるだけじゃない。彼が何したっていうのよ?」

「ここは俺達がずっと出入りしてる店なんだよ。急に来て生意気なことされたら困るんだよ。」

「何言ってるのよ。踊りが上手いからって生意気って・・・」

あたしは慌てて彼らの前に立った。

「由美・・・お前何言ってんだ?俺達の仲間だろうが。」

「仲間ってなんの仲間よ?あたしは単に踊るのと飲むのが好きでここに来てるのよ。」

「別に仲間だとか関係ないよ。」

「いいよ・・・俺達が帰れば気が済むわけ?なら帰るよ。」

仔仔が立ち上がって彼らに言った。

「ちょ、ちょっと!何で仔仔達が出て行かなくちゃいけないのよ。

 ここは別に彼らがオーナーな訳じゃないよ。 踊りたい人間が踊って何が悪いのさ。」

あたしはそう言いながら彼らの前に立った。

「まったく・・・少し良い女だからって調子乗るなよ・・・」

男の一人がそう言ったと同時にあたしは頬を思い切りぶたれてその拍子に床に倒れていた。

「・・・・痛っ・・・・」

あたしは何があったか一瞬わからずにいたがすぐに自分のされたことを理解した。

「なんで殴られなくちゃいけないのよ・・・」

その瞬間頭に血が一気に昇った・・・

あたしは咄嗟に側にあった空のビールのボトルを手にして自分に手を挙げた男の頭に思い切りボトルを叩きつけた。

男はその場に頭を抱えてしゃがみ込んでいる。

傍らでその仲間が慌てていた。


「逃げるよ!」

仔仔はそう叫んであたしの手を掴み店の外へと向かった。

ヴァネスも素早く店の出入り口に向かって移動し始めた

男たちは怒りに任せてあたし達を捕まえようとしていた。

あたし達は男たちに捕まりそうになりながらも店の外へ向かう

店内は大騒ぎになっていた。

「由美!早く行け」

マスターと馴染みの他の客達が男たちに向かって酒をわざとこぼして足止めをしてくれた。

「マスターありがとっ!恩に着るね!」

あたし達は何とか店の外へ逃げ出すことが出来た・・・


しばらく走り続けてあたし達は安全な距離まで来てようやく走るのをやめた・・・

「はぁはぁ・・・も、もう大丈夫かな・・・」

あたしは息を切らせながら仔仔に言った。

「あ、ヴァネスは?ヴァネスは逃げれた?」

「・・・・ヴァネスは・・・・多分・・・大丈夫。心配ないよ。」

仔仔も息を切らせていた。

「しっかし・・・何やってんだよ?いきなりあんな物で頭殴るなんて・・・」

「殴ってきたのアイツらが先だよ。女殴るなんてサイテーな奴らじゃない。」

「俺達が帰れば済む問題だっただろ?」

「何で仔仔たちが帰る必要があるのよ?」

「アイツらのほうがあそこの店では古株なんだからさ・・・」

「だからって。気に入らないからって理由で追い出す理由にはならないでしょ。」

「あたしだって仔仔たちと楽しく話してたのにさ・・・」

「帰る必要なんて無いじゃない。」

息を整えながらあたしは仔仔に言った。


「ごめん・・・血・・・出てる。」

仔仔があたしの方を見ながら言った。

あたしが口に指をあててみるとさっきのせいで口の端が切れて血が出ていた。

「あぁ・・・大丈夫。大したことないよ。」

あたしは笑いながら指で血をぬぐった。

「あぁ・・・あの店当分出入り禁止かなぁ・・・ま、いっか。しっかしスッキリした~。

 あたし初めてあんなことしたよ。あいつらザマァみろだわ。」

「ごめん・・・」

「ん?別に仔仔が謝ることじゃないでしょ?あたしが手出したんだし。マスターは知り合いだし。心配ないよ。

 アイツらもしばらく出入り禁止になると思うわよ。気にしないでよ。最悪の場合他の店行けばいいだけだしね。」

「それよりさ・・・ヴァネスが心配だから・・・連絡取ってみれば?」

「あ・・・うん。」


仔仔はヴァネスに携帯で連絡をし始めた。

その間にあたしは近くの自動販売機で水を買って口をゆすいでいた。

口の中が血で鉄の味がする・・・


仔仔が電話を終えて戻ってきた。

「ヴァネス無事に逃げれたってさ。由美の友達が偶然そばにいて逃がしてくれたって。」

「あ、なら良かった。それじゃ仔仔もヴァネスと合流しなよ。あたしはもう今日はまっすぐ帰るね。じゃぁね。」

あたしは仔仔にそう伝えた。

「・・・やっぱり由美はお人形なんかじゃないよ。ゴメン。この前は酷いこと言って。」

「え?別に誤らないで良いってば。仔仔が言ったこと間違ってないよ。」

「間違ってない?」

「うん。あたしが彼に振られ続けたのはやっぱり自分を繕ったからだし。

 ま、今日みたいなあたしだとしてもきっと振られるだろうけど。

 でもあたしは今日みたいに感情を思いっきり出したほうが自分らしいって思ったから。」

「うん。この前よりずっと由美はいい女だよ。」

「何言ってんだか。じゃぁね。おやすみ。」

あたしは笑って仔仔に手を振って歩き出した。


「送ってくよ。怪我させたのオレのせいだし。」

仔仔は走ってあたしの横に並んだ。

「良いってば。早くヴァネスと合流しなさいよ。心配してるよ。」

「ヴァネスは由美の友達と飲みに行くってさ。」

「ならそっちに合流しなさいよ。」

「やだ・・・。由美のこと送る。」

「あのね・・・ホントに大丈夫だってば。」

「送りたいんだってば。」

仔仔はあたしの腕を掴んで立ち止まった。

「今日の由美は凄い良い女だからね・・・送って行きたいんだ。」

「何・・・それ・・」

「送ったついでにコーヒーまた飲ませてよ。」

「あのね・・・全く・・・わかったわよ。」

あたしは笑って仔仔と歩き出した。


途中でタクシーを拾ってあたし達は乗り込んだ。

「口・・・痛む?」

「ん?あぁ・・・もう血も止まったみたいだし。少しだけね。」

「見せて・・・」

仔仔はあたしの顎に手をあてて自分のほうへ顔を向かせた。

「あぁ・・・腫れてるかな・・・冷やしたほうが良いね・・・」

指であたしの唇を触れながら顔を近くまで寄せてあたしの唇をじっと見ていた

思わずあたしは顔が赤くなりそうで必死にこらえた・・・

「ん?どうしたの?」

「別に・・・大丈夫だってば。」

「ひょっとして・・・照れてる?」

「・・・・うるさいよ。」

仔仔はあたしの様子を見て笑っていた。


「ほら・・・入って。」

「お邪魔しま~す。」

「コーヒー今入れるね。」

「あ、先に口冷やしたほうが良いよ。腫れ出してる。」

「大丈夫だよ。後で冷やすから。」

「いいから。」

「解ったわよ。ソファーで座って待ってて。」

「了解。」

あたしは冷蔵庫から氷を出して切れた口を冷やしていた。

手が冷たくなっていたので氷を口に含んだ。

「ちゃんと冷やした?」

「ん・・・冷やしたわよ。」

「氷貸して。」

ソファーから立ちあがって冷凍庫から氷を手にした仔仔があたしの口に氷を当てた・・・

「大丈夫だから。自分で出来るよ。」

「いいから・・・喋らないの!」

そう言われてあたしは黙ってされるがままになった。

「手・・・冷たっ・・・」

そう言いながらいきなり仔仔はその氷を口に放り込んだ。

「ちょっと。汚いよ。」

「ん?何で?別に平気だよ。」

「平気じゃないわよ。あたしの口についてたのに・・・出しなさいよ。」

「別に・・・キスもしたことあるし。平気でしょ?」

仔仔は笑いながら氷を舐めていた。


「コーヒー入れるね。ソファーに戻って。」

「手伝うよ。」

「いいわよ。手伝うことないから。」

「んじゃ・・・入れるのここで見てる。」

「・・・・勝手にしなさいよ・・・」

あたしは呆れながらコーヒーをドリップし始めた。

キッチンのテーブルの椅子に腰掛けテーブルに顎を置いて仔仔はコーヒーが

落ちていくのをじっと眺めていた。

あたしはそんな仔仔の表情を見ながらコーヒーを入れ続けた。

「・・・・嬉しかったよ・・・」

仔仔が突然あたしに言った。

「ん?何が?」

「店でさ・・・俺たちが帰るって言ったのを止めてくれたこと。」

「あぁ・・・・別に出て行く必要なかったしね・・・」

「アイツらの雰囲気察知して俺とアイツらの間に割って入ってくれたでしょ・・・」

「・・・・せっかく楽しんでるのに気分悪くさせるの嫌だしね・・・」

「・・・それだけの理由?」

「え?」

「アイツらが怒るとどうなるか解ってるのに間に入ったでしょ・・・」

「あぁ・・・気が短い連中なのは解ってたけど。

 まさか女に手挙げるほど酷いヤツラだとは思ってもみなかったな・・・」

「そか・・・でも嬉しかったよ。俺。」

「嬉しいって・・・変なの。」

「・・・・俺じゃなくてもさ・・・同じようにした?」

仔仔がテーブルに顎を乗せたまま上目使いであたしを見た


「は・・・?そうねぇ・・・あたしが楽しかったし。仔仔と話してて。」

「同じように話をしてる場合だったらさ・・・他の人でもそうするかなぁ・・・」

「そっか・・・」

仔仔はあたしの言った言葉にフッと笑ってコーヒーに目線を戻した。


あたしはコーヒーにドリップをし終えて残りが落ちるのを待つために椅子に座った。

あたしも仔仔の真似をしてテーブルに顎を乗せた。

「でもさ・・・あたしも感謝してる・・・仔仔に。」

「ん?俺に?何かしたっけ?」

「うん・・・あたしがお人形だって面と向かって言ってくれたこと。」

「あぁ・・・って感謝されることかな?」

あたしはコーヒーから目線を仔仔に変えて続けた。

「うん。ハッキリ言ってくれたからね・・・」

「最初はさぁ・・・頭きたけど・・・ホントその通りだなって気づかせてくれた。」

「もう格好つけたり自分を繕うのやめようって思わせてくれたの仔仔だから。」

「ありがとね。」

あたしは仔仔にニッコリ笑った。


仔仔はいきなり瞬きをし始めた。

「・・・・凄いヤバイ・・・その笑顔。」

「な、何?」

「・・・・今までで一番かも・・・」

「ま、またぁ・・・」

「・・・・・本気で・・・・惚れたかも・・・俺・・・」

そう言った仔仔はテーブルに顎を乗せたままあたしの顔に近づいた。

「ちょ、ちょっと・・・・」

思わずあたしは顔をテーブルから離そうとした。

「・・・・動かないで・・・」

いきなりそう言われてあたしは何故か言うことを聞いてしまった。

「・・・そのまま・・・・」

そう言って仔仔はあたしにキスをした・・・

あたしもそのままで受け入れていた

あたしの頭を手で押さえたまま仔仔はキスを続けた・・・

彼の舌があたしの口の中へ滑り込みあたし達はお互いを味わっていた・・・


「・・・・ホントはさ・・・初めて会った時から気になってた・・・」

「嘘ばっかり・・」

「ホントだよ。でもあの時の由美は本当の由美じゃない気がしてさ・・・

 あんなこと言ったんだ・・・・やっぱり今の由美のほうが好きだよ・・・」

お互いのおでこを着けながらあたし達は笑った。


「・・・今ならさ・・・由美に教えてあげれそうだよ・・・」

「・・・え?何を・・・」

そう答えたあたしの耳元に唇を寄せて仔仔が言った

「・・・・本当のMakeLoveの意味をさ・・・由美は俺とじゃ無理だと思う?」

そう言いながらあたしの耳を甘噛みしながらあたしの答を待っていた・・・

「・・・・お互いが愛を紡ぎ合うってことでしょ・・・」

「うん・・・どう?」

あたしは赤い顔をしながら仔仔に言った

「・・・・あたしにも出来るかな・・・・」

「・・・・照れてる?」

「うん・・・何かあたし・・・照れてるみたい・・・」

そんなあたしを見ながら仔仔は優しく微笑んで言った。

「・・・・そんな顔すると・・・・益々由美が欲しくなる・・・」

「・・・・うん。」

そう言ったあたしを抱き抱えて仔仔は言った。

「寝室どこ・・?早く行こう。」

あたしは目線を寝室に向けて仔仔に答えた。


あたし達はそのまま寝室へ入った・・・


仔仔は初めて会った時あたしに向けた表情でもなく

二人でコーヒーを飲んでいた時の甘えた顔でもない

一人の男の顔をしてあたしを愛した・・・

あたしも初めてあたしの為だけでなく相手のことを思いやりながら身体を重ねた

あたしは仔仔のおかげでMakeLoveの意味を知った・・・


「・・・・解った?」

「うん・・・ありがと。」

「うん。俺も嬉しかった・・・由美が俺を愛してくれてさ・・・・」

あたしは嬉しさのあまり仔仔の脇に顔をうずめて答えた。


「・・・・あ・・・忘れてた。」

仔仔が思い出したように言った。

「何?」

「・・・・ヴァネスに後で合流するから待っててって言ったままだった・・・」

「・・・え?ちょっと・・・ヴァネス待ってるんじゃない?」

「・・・・まぁ・・・いっかぁ・・・今から電話してもさ怒られるの一緒だし。」

「・・・急いで行ったら?」

そう言ったあたしに驚いた顔をして言った。

「・・・・そういうこと言う?まだ終わりじゃないよ・・・もう・・・」

「・・・え?」

「・・・・急いで今ヴァネスに電話する・・・今日はもうそっちに行けないって。」

あたしは仔仔の顔をただ見ていた。


「だってさ・・・由美がちゃんとMakeLoveの意味理解したかもう一度確認しないとね・・・」


そう笑って言った仔仔はあたしを抱きしめながら自分の携帯電話を手に取った・・・


一応ファンミ当選を確認したんですが、どこまでいってもネガティブ思考の孝天迷のワシ。


ハガキ来るまで気が抜けなかったんですよ。ハイ。


「実はあの番号は間違いだった」とか

「F4everの手違いだった」とか・・・・


そこまで想定してたりして。(ププ)


ま、本日バイト終わって歯医者に寄って帰宅すると


ハガキ無事来てました。


これで・・・本当に行けるよね?


しみじみ思ってしまったわ・・・


あとは・・・孝天のほうが無事日本に来てくれることを祈るのみ・・・

「やっぱ・・・や~めたっ!」とはなりませんように・・・


さて、これで行けると決まったならば・・・・


やらねばならない事があるのよね。


早速すっかり落ちてしまったパーマかけに行かねば!


そのくらいしか自分を繕う方法って無いし(笑)


また恐る恐る美容師さんに電話して予約しなくては・・・

前回からまだ4ヶ月しか経ってないんだよねぇ・・・

半年に一度っていう約束なんだけど・・・(約束っていうのもおかしいけどな)

前回はかなりロッドを太めにしてもらって美容師さんの負担が軽くなったと

喜ばれたけどさ・・・


今回はもう一段細いのでかけて貰おうかと・・・(!!)

・・・・担当さんの引きつった顔が浮かぶわ・・・ほほほ。






今から不安だわ・・・生孝天に会った感激で


また勢い余って・・・・


ピアス開けちゃいそうで!!(爆)


ま、本人その気満々なんですけどね・・・


考えてみたら・・・


どこに開けるんだ?っつー話。


左耳はすでに6個・・・残るは耳の上の方だけ・・・軟骨部。


右耳はまだかなりスペース開いてるしな・・・そっちか?

そういう問題なのか?


いい加減やめろよ・・・と旦那からも言われそうだ・・・


自分でもそう思ってます。


どうなんだろねぇ・・・

昨日の妄想小説もかなり皆様読んでくださったようで・・・


ありがとうございます。


励みになります。自慰行為的な小説ですが・・・(汗)


ヴァネス編に挑戦して・・・


「そういえば・・・仔仔ならどんなかねぇ・・・」とふと思い


・・・・勢い(のみ)で書いてみますた。


なので勢いで前半部のみアップしてみます・・・


イメージとかけ離れてたら・・・スイマセン。


最近はすっかり可愛いだけでなく男らしくもなってきた仔仔なので・・・・


少しはイメージ浮かびますかね・・・・?


では・・・お試しあれ・・・




「MakeLove」 前編 -仔仔編-



あたしはいつものように彼に捨てられた・・・


「お前よりコイツが好きなんだ・・・お前は良い女だけどな・・・それだけだ。」

いつもそんな台詞で彼に別れを告げられる


あたしから彼を奪う女ははっきり言って美人な訳じゃない・・・

なのにどうして・・・?

あたしが何をしたっていう訳?

あたしの性格のせいだっていうの?

わがままだって言わないし彼に尽くしているのに・・・


「全く・・・やってられない。もう恋人なんていらない。」

あたしはヤケになって一人で賑やかなクラブで飲んでいた。


「由美ってばまた彼に捨てられたの?他の女に取られたんだって?」

腐れ縁の亜子にいつものように慰められる・・・

「ねぇ・・・亜子あたしのどこが悪いわけ?そんなにあたしって問題ある?」

「そうだねぇ・・・あたしから見れば別に問題ないと思うけどな・・・あんたいつでもクールだし。」

「だよね・・・どうしてあんな女に取られないといけないわけ?」

「ま、少し気晴らししなよ。今日も良い男大勢来てるからさ。」

「良い男に慰めてもらいなよ・・・」

亜子は顎でフロアを向くようにあたしに促した。

あたしがフロアに目を向けると確かに良い男がそこにはいた。

背が高い可愛らしい顔をした男が踊っていた。


「ほら・・・それとなく声かけたら?行っておいでよ!」

「そうだね・・・ちょっと踊ってくるね。」

あたしは亜子に手を挙げてフロアへ飛び出した。

踊るあたしに皆が声をかける。

「由美久しぶりだな・・・最近は男いないのか?」

「まぁね・・・」

「俺と今夜どう?」

顔なじみの男があたしに耳打ちをしてくる。

あたしはその男の相手をしながらフロアの様子を見ていた。

さっき見つけた男の子があたしのほうをじっと見ていた。

「あ、ゴメン。今日はちょっとね・・・」

男の側から離れてあたしは目があったコのほうへ移動した。

「初めて会うよね?どうしてあたしを見てたの?」

あたしはその子の目を見てそう言った。

「あ・・・ゴメン。何か気になって・・・・」

恥ずかしそうにあたしの目線から逃げるようにその子は言った。

「あたし由美。名前は?」

「あ・・・仔仔」

「仔仔?ニックネーム?可愛い名前だね。よろしく仔仔」

「可愛い?そうかな・・・ あ、よろしく。」

「誰かと一緒に来たの?」

「あ、うん。友達とね。あそこで踊ってる。」

指を指した方向を見るとひときわ人だかりができている場所があった。

その中心で華やかに踊る子が一人いた。

「へぇ・・・ダンス上手なのね。お友達って。」

「ん。ダンス得意だしね。俺と違って。」

「仔仔はダンス苦手なの?結構上手だけど・・・」

「そうかな?単にリズム取ってるだけだよ・・・」

「少し・・・休む?」

「ん。何か飲む?由美さんも」

「由美でいいよ。行こう仔仔」

あたしは仔仔の手を取ってフロアから出た。


バーカウンターに二人で座った。

「何飲む?」

「あ・・・ビールかな。」

「じゃ、マスター ビールとテキーラね。」

マスターは黙ってあたし達の目の前にビールとテキーラを置いた。

「いきなりテキーラ飲むなんて酒強いんだ?」

「ん?今日は飲みたい気分なの。男に捨てられたばっかりだし。」

「ふーん・・・それで俺に声かけた?」

「迷惑だった?」

「別に迷惑じゃないよ。由美綺麗だし。」

「口が上手ね。仔仔は。」

ビールを一気に流し込んだ仔仔は話を続けた。

「でもさ・・・俺誘っても意味ないよ。」

「俺綺麗なだけの人タイプじゃないから。悪いけど。」

「どういう意味?」

あたしは仔仔の顔を見た。

「由美は綺麗なだけってこと。それ以外魅力感じないし。綺麗なら人形と一緒だからね。」

そういった仔仔にあたしは思わずカウンターにあったピッチャーの水を頭からかけた。

「・・・・いきなりそういう台詞言うとは・・・失礼な男ね。」

「ホントのこと言われてムカついた?振られた男にも同じようなこと言われたろ?」

濡れた髪を犬のように頭を振ってから仔仔は苦笑いをあたしに向けた。

「ま、そうやって怒った顔のほうがよっぽど人間味あって少しは良いけどね。」


あたしは始めて会った男に痛いところをつかれて思わず怒りをぶちまけてしまった・・・

「・・・・帰る。」

あたしはカウンターから降りて店の外へ出た。

「ナンなの?アイツ。ま、確かに痛いところつかれた・・」

「人形か・・・まったく。」

確かに今回あたしが振られた相手はみんなそうだったかもしれない・・・

彼らは確かにあたしより決して美人ではないけれど人間的で魅力的な女の子を選んでいたと思い出した。


「さっき怒った顔みたとき由美もまんざらじゃないと思ったよ。」

ふいに後ろから声をかけられてあたしは驚いて振り向いた。

そこには仔仔が立っていた。

「何?まだ何か言い足らないわけ?」

あたしは立ち止まって仔仔のほうを睨んだ。

「あんたさ・・・ベッドの中でもお人形だろ?」

下を向いて悪戯な目線を向けてあたしにいきなり言う。

「・・・・いきなり何いう訳?夜のことまであたしに意見いう訳?」

「やっぱりな・・・由美はそういうSEXしかしたことないと思ったよ。」

「はぁ?言ってる意味わかんない。」

「ホントに好きな相手とはそんな抱き合いかたしないね。」

「馬鹿じゃないの?するじゃない。」

「解ってないなぁ・・・そんな抱き合い方はしない・・ホントに愛し合ってる相手とはね。」

「同じことじゃない。身体を重ねることは一緒でしょ?」

「違いが解ってないね・・・ま、お人形じゃ仕方ないかぁ。」

「・・・・いい加減にしてくれる?」

「これで最後にするよ。でもさちょっとチェックさせて。」

そう言ってあたしのほうに仔仔が近寄ってきた。

いきなりあたしの唇を奪ってきた。

驚いたあたしに構わず仔仔の舌があたしの口の中に滑り込んでくる

無意識のうちにあたしの舌は彼の舌をとらえていた。


唇を離して仔仔は笑って言った。

「へぇ・・・キスのほうは悪くないね・・・素質あるかもな・・・。」

「何なの?いきなり・・・」

「お人形から卒業したらきっと由美もいい女になれるよ。またね。」

そういい残して仔仔は手を振ってあたしを置いて去っていった。

「好き勝手して行って・・・・何なの?あの男。」

あたしは腹が立ちながらも何故か彼の言った言葉が気になっていた。


昨日の出来事であたしはなかなか眠れず寝不足で休みを半日無駄にしてしまった・・・

「あぁ・・・もう今日は出かけるのやめよ・・・」

近所の公園へあたしは散歩に出かけた

公園ではいつも遊んでいる子供達があたしに声をかける。

「お~い!由美!なんだよ!今日も一人かよ!」

「あんたたちね・・呼び捨てとは・・・生意気な!一人で悪いかっ!」

小憎らしい子供達とあたしはよく一緒に遊んでいる。

一人で部屋にいるよりはずっと楽しい休日が送れるからだ。

「バスケやろうぜっ!由美!」

「また!このやろっ・・・バスケ?良いよ。相手してやろうじゃないのさ!」

あたしは小学生相手にバスケットを始めた。

小学生相手ならあたしでもそこそこ余裕で勝てる。

子供だからと手を抜かないあたしに子供達は文句を言っていた。

「悔しかったら早くデカくなりなっ!けけけ。」

「由美のヤツ・・・誰か助っ人探してこようぜっ!」

子供達は一時中断して誰か仲間を探しに行った。

その間にあたしは腰を下ろし休んでいた。

「いい天気だなぁ・・・はぁ・・・」

「由美!助っ人呼んできたぞ!続きやるぞ!」

「はぁ?助っ人?かかってきなさいってぇの!」

振り向いたあたしの目に映ったのは昨日のあの生意気な男だった・・・

「あ・・・・」

「お兄さん。こいつだよ!バスケでやっつけちゃって!」

子供達にせがまれてバスケットボールを手にした仔仔が立っていた。

「へぇ・・・このお姉さんバスケ上手いんだ?OK!助っ人するよ!」

あたしの顔を見て意地悪そうに笑いながら子供達のチームに仔仔は入った。


バスケの試合が再び始まった。

仔仔が入ったため子供達はがぜん有利になった。

「ちょ、ちょっと!女相手に卑怯な!何本気でやってんのよっ!」

「何言ってんの?子供相手に手抜いてなかったんでしょ?」

笑いながら仔仔はあたしを翻弄してスリーポイントシュートを次々決めていった。

結局試合は子供達が逆転勝利した・・・


「お兄ちゃんのお陰で由美に初めて勝てたよ!ありがと!」

「どういたしまして。また誘ってよ。バスケ久しぶりで楽しかったよ。」

あたしは息が切れて側のベンチに腰を下ろした。

「はぁ・・・疲れた・・・まったく・・・勝てる訳ないじゃない。こっちは一人だってのに。

 仔仔も容赦ないんだから・・・・ま、久々に本気でバスケしたから気持ちいいや。」

「ハイ。お疲れ。」

あたしの目の前に水が差し出された。

仔仔が笑いながらあたしに手渡していた。

「あ、ありがと。しかし何でここにいんの?」

あたしは水を一気に飲みながら仔仔に聞いた。

「ん?たまたま散歩してたらさあの子供達にバスケの助っ人頼まれたんだ。

 まさかこんな場所で由美に会うとは思ってもいなかったな・・・意外だった。」

「意外?あぁ・・・そうかもね。」

「へぇ・・・普段はそんな格好してるんだ?化粧も薄いね・・・」

休日だからとあたしはラフなジャージとTシャツでいたのを忘れていた。

「あぁ・・・今日は出かける予定なかったしね・・・普段はこんな感じ。」

「昨日の夜より全然こっちのほうが良いね。」

「大きなお世話よ。」

「言うと思ったよ・・・由美ならね。」

「昨日からホント失礼なこと言うよね。仔仔。」

あたしはそう文句を言ったけれど怒ってはいなかった。


「オレの言った言葉気になってんだ?へぇ・・・」

仔仔は意地悪な表情であたしを見た。

「まぁね。痛いところつかれたからね・・・お人形って言葉も結構キタし・・」

「今は凄い人間らしいのにな・・・由美。」

「子供相手に自分を繕う必要もないしね・・・格好もつけないで良いし。」

「何でそんなことすんの?」

不思議そうな顔をして仔仔はあたしに尋ねた。

「は?そりゃ好きになって欲しいしさ・・・相手に好きでいて欲しいじゃない。」

「無理してもバレるよ・・・本当の姿見せないのって男としては寂しい気持ちもするしね。」

「ふーん・・・なるほどね。だからあたしはお人形ってことか・・・・」

「そういうことかな・・・」

「ま、今の由美と昨日の夜会いたかったな・・・俺としては。」

「は?」

「今の由美となら色んなことお相手したかったなって思っただけだよ。」

そう言ってあたしの目を見つめた。


「な、何言ってんのよ。生意気な。」

あたしは慌てて仔仔の背中を叩いた。

「さてと・・・お人形さんは家に帰るわ。仔仔も帰りなよ。じゃあね。」

「ねぇ・・・コーヒー飲ませてよ。」

帰ろうとしたあたしに仔仔が声をかける。

「はぁ?何でよ?あたしが何で仔仔を招き入れてコーヒー飲ませなくちゃいけないわけ?」

「一緒にバスケした仲でしょ?コーヒー飲みたい!飲ませて!」

昨日あたしに生意気な口を聞いた時と同じ人間とは思えないほど仔仔は甘えて言っている。

「自分こそナンなのよ。昨日の夜あんだけ生意気な事あたしに言っておいてさ・・その態度。」

「コーヒー飲ませてくれる?」

「・・・・わかったわよ」

「由美は優しいね~」

仔仔は子供のような笑顔で喜んでいた。

あたしはその笑顔に負けてしまった・・・

「行くよ。仔仔」

「オッケー。行こう!」

仔仔があたしの手を握った。

「何手握ってるのよ。」

「ん?良いじゃん。嫌なわけ?」

ニコニコしながらあたしの顔を見た。

「・・・ほら。行くわよ。」

あたし達は手を握ったままあたしの部屋へと戻った。


「どうぞ・・・綺麗じゃないけど・・・入って。」

「お邪魔しま~す。へぇ・・・結構綺麗だね・・・」

「コーヒー飲んだら帰りなさいよ。全く。」

「はいはい。コーヒー飲んだらすぐ帰るから。」

「適当に座って。」

仔仔はソファーに腰を下ろした。

「へぇ・・・シンプルなんだね。もっと派手な部屋かと思った。」

「はぁ?部屋まで派手なわけないじゃない。変なの。」

あたしはコーヒーをドリップし始めた。

「由美はここに彼とか連れて来ないの?」

ソファーに身体を預けながら部屋を見回した仔仔が尋ねる

「あ?ここには連れて来ないわよ。相手の家ばっかり。」

「何で?」

「普段とあたしのイメージが違うからね・・・。それにここに居ても自分を繕うの疲れるし。」

「なるほどねぇ・・・んじゃ今は繕ってないんだ?」

「何で繕う必要があんのよ?」

「オレも一応男だけど?」

「あたしみたいなお人形には興味ないんでしょ?だからよ。」

「今はお人形じゃないからなぁ・・・少し興味出てきた・・・」

「何言ってるのよ。全く。コーヒー入ったわよ。」

「あ、ありがと。」

あたしと仔仔はコーヒーを飲んだ。


「聞きたかったんだ・・・そういえば。」

コーヒーを飲みながらあたしは仔仔に尋ねた。

「ん?何を?何でも聞いてよ。」

「本当に好きな人との抱合い方って仔仔は知ってるわけ?」

「あぁ・・・そのことか。由美はわかんないの?」

「なんとなくは・・・こうなのかなって感じはあるけど。」

「SEXはさぁ・・・動物でも出来るでしょ。交尾と同じもんだね。

 でも・・・ま、英語で言うと・・・MakeLoveって感じかな。

 MakeLoveはお互いの身体と心を繋げて文字通り二人で愛を創造する行為ってことだよ。」

「愛を創造するねぇ・・・」

「ん。お互いのことを思いやりながらさ・・・相手を喜ばすために自分が相手のことを思いやりながら身体を繋ぐんだよ。」

「なるほどね・・・そう言われてみればなるほどだわ。」

「由美はそんな愛し方を愛する人としたことないの?」

「・・・・・」

「何も言わないってことは無いのかぁ・・・」

「・・・・大きなお世話よ。」

「キスは結構良い線いってたけどなぁ・・・勿体無い。」

「あのねぇ・・・コーヒー飲み終わった?なら帰りなさいよ。」

「ちぇっ。冷たいね・・・由美は。」

「あたしは冷たいお人形なんだから。帰りなさいよ。」

「・・・・結構根に持つね・・・」

仔仔は笑いをこらえながらあたしに言った。

「帰るよ。またね。あのお店にまた来るだろ?俺もダチと行くから。」

「仔仔がいるなら行かないわよっ!」

「そんなこと言わないでよ。また一緒にお酒飲んだり踊ろうよ。」

「じゃぁね。」

仔仔は玄関であたしに手を振った。

玄関先であたしは仔仔を見送った。

「あ・・・そうだ。」

玄関のドアをあけて帰ろうとした時仔仔は急に振り返った。

「忘れ物した・・・」

そう言うとあたしの唇にふいに唇を触れた・・・

「じゃ~ね~。コーヒーも旨かったよ。」

仔仔は笑顔で出て行った。

「・・・・なんなのよ?あのコ。」

声に出しながら唇に指を触れてあたしは思わず微笑んだ。



さてさて・・・昨日はヴァネさんネタでしたね・・・


ファンミが決まったので孝天ネタはやめとくか・・・とか思ったんですが。


やはりワシは腐女子のおかんなのよね。


孝天ネタいきます・・・


ま、今回はチマチマと書き溜めてたメチャクチャ長いシリーズです。


ダラダラと長いですが・・・お付き合いくださいませ。


では、どうぞ。



「のらネコ」その1 <孝天編>


昔から『目は口ほどにモノを言う』っていうけど・・・どうやら本当らしい。


あたしは目の前に急に現れたこの人に見つめられて全て自分の心の中を見透かされていた・・・


目の前にいるこの人は何故か見抜いていた


会社の主催するパーティーに出席した大勢の人の中で

今まで誰一人気付かなかったあたしが隠してきたホントの思いを・・・・


酔いにまかせてあたしに絡んできた見知らぬ男・・・多分あたしが覚えていないだけのその男に

しつこく身体を触られていてとうとう我慢しきれなくなって

その男に手酷い仕打ちを仕掛けようとした瞬間あたしの目の前にその人は現れた。


たしの中の防衛本能が働いて男に我慢できなくなり手に持ったグラスを男に投げつけようとした瞬間に

その人は目の前であたしを触っていた手を掴んで男に忠告をしたのだ


あたしは普段大人しいと言われる部類の人間だしなるべく目立たないようにしていた。

それなのに・・・何故かこの人だけはあたしが男に向けた冷たく残酷な視線に気付いていた。


あたしから背を向け男に一言だけ言って男をその場から立ち去らせた・・・・


「危なかったな・・・・」

初めて会ったその人は下を向いているあたしの顔を覗き込むように言った


「・・・・・どうも」

あたしは一言お礼を言った。

それから下を向いて気持ちを落ち着かせた。


「・・・・俺があの男を止めなかったら

あの男・・・アンタにとんでもないことされるとこだったからな・・・・」

そう言いながら長い前髪から覗きこむ目が笑っていた


・・・・・・この人あたしがあの男に何しようとしてたか解ってて止めた?

「何のこと・・・ですか?」


「アンタ一瞬で目の色が変わったから・・・ヤバイなと思ってさ」


「目?・・・そうですか?」

この人はあの時のあたしの目に気付いていたんだろうか・・


「う~ん・・・・何か似てるんだよな・・・俺に」


ずっとその人は下から覗き込みながら話している。

そっか・・・きっとあの男に見せた表情はあたしのソレと同じ目をしていたに違いない。


そんなことを考えていたらその人は急に優しい顔で言った。

「何か同じニオイがするんだよな・・・俺は孝天・・・お前名前は?」


あたしはその笑顔にドキリとしながら顔を上げて言った。

「・・・・・日向(ひなた)」


「日向 ね・・・・ふ~ん・・・・温かそうな名前だな。」

「実際は名前とは全然違うのにね・・・完全に名前負けかな」

「そうか?お前の笑顔見たら幸せな気分になれそうだけどな・・・名前のとおりさ」

笑顔でそんなことを彼に言われてあたしは一瞬どんな表情をしたら良いかわからなかった・・・


「話をするにはちょっと騒がしいなここは・・・・・少し静かなところで話するか・・・行くぞ・・・」

突然彼に腕を掴まれたままされるがままにされていた・・・


あたしはどうしてこの人の言うことを聞いているんだろう・・・

「この辺りは静かで良いな・・・・」

人影もないパーティー会場から離れた場所で

彼とあたしはただのんびりと外の風を受けていた


早く話を終わらせて一人になりたい・・そう思っていた。

とうとう耐えられずに口を開いた。


「あの・・・・あたしとあなたどう似てるんですか?」

「・・・孝天で良いよ。 似てないか?」

「どこも似てないと思う。」


「・・・・な~んかさぁ・・・あの目見てて痛々しくなったんだよな

 つーか・・・ホント自分見てる気分になってさ・・・」


「・・・・きっとそれは気のせいだと思う」

この人はどこから見ても自信満々で堂々としているように見える

あたしとは正反対なヒトだと思う・・・・なのに似てるだなんて


「お前さぁ・・暑くない?その格好・・・この暑いのに肌も見せずに」

そう言った彼の姿を見る・・・そういえば彼もわざわざ長袖を着て袖を捲り上げていた。

あたしは暑い中薄手とはいえ皆が露出の多い服を着ている中で肌をなるべく見せない格好をしていた。


「別に・・・好きで着てるから」


「好きでねぇ・・・日向はそういう趣味か」


そういいながら彼の全てお見通しと言った目に正直あたしは戸惑っていた


「いや・・・好みなら良いけどさ。何か頑なに守ってる気がしてな・・・」


「孝天・・・さんはどうしてそんな風に思うわけ?」


「・・・・孝天で良いってば・・・ま、いっか・・・呼び方なんてさ。

 ん?俺?俺自身が見られるといろいろ面倒なモンがあるから。

 単に色々聞かれるのが面倒くさいだけ。ひょっとして日向もそうかと思ったんだけどな。」


「ま、見られてもどうってことないけど自慢する程のモンでもないしな。」


「面倒なもんね・・・」


「ん?」


「確かに面倒かもね・・・面倒なモンあるよ。あたしにも。

 孝天さん・・・と同じで自慢するモンでもないから・・・見せてないだけだし。

 驚かせても嫌だし・・・・人って珍しいもの見ると見る目が変わるでしょ・・・」


そう言ったあたしを彼はじっと黙って見つめていた・・・・


その視線から目を逸らし下を向いて自却気味に笑うあたしの頭を

ポンポンと優しく叩きながら突然あたしを上に向かせた

顔を上げると彼が目の前で見つめていた。


「お前さぁ・・・・・服の下に他にも色々隠してるだろ。」


どうしてこの人はそんな事言うんだろう・・・あたしの心を見透かされてる気がする

突然現れてズカズカと土足で人の心に入り込む彼の行動にあたしはイライラした。


「・・・・なんでそんなこと・・・・言うんですか・・・」


「案外誰かに素直に見せたら楽かもよ・・・自分をさ」


「何言ってるんですか?言ってる意味わかんない・・・何にも知らないくせに。」


「知らないからこそ・・・俺は知りたいね」


「教える気ない・・・勝手なこと言わないで」

「・・・色々話すとまるで自分だけ不幸だとか思ってると思われるの嫌だから・・・話す気もない」


・・・このままここにいたら駄目だ

スグにこの人の前から逃げなくちゃ

あたしの中の防衛本能がそう言ってる

それなのに足が動かない・・・


・・・素直な自分を見せたくない

たとえ誰であろうと・・・

素直になって心を許しても結局は傷つけられてきた・・・

今までだって散々そんな思いをしてきた・・・

今回だってきっと同じ結果になるのは目にみえてる・・・


「・・・・戻らなきゃ」

あたしは彼の前から逃げ出そうとした瞬間に彼に腕を掴まれた。

「逃げんのか?」

彼の目があたしを見つめて全てを見透かす・・・


「離してよ・・・」

ありったけの力で掴まれた腕を振り解こうとした

それでも彼は黙ったまま掴んだ手を離そうとはしない。


あたしは迷わず彼の頬を叩いた

彼を睨みつけて何も言わずに再び彼の腕を振りほどこうとした。


「何だよ・・・お前なぁ・・・まったく・・・・」

彼はそう一言寂しそうな声で呟いたあと悲しそうにあたしの目を見つめて強く抱きしめた。


あたしは無意識の内に咄嗟に抱きしめられた腕に噛み付いた

「つっ・・」

小さく唸る彼は痛みに耐えるように顔を歪ませたがそれでも離そうとはしない

噛み付くあたしは彼の目をじっと睨みながら力を込める

それでもあたしを悲しそうな目で見つめたままの彼は

血が滲むほどに噛み付つかれてもあたしを抱きしめたままだった・・・・


「離して・・・離してよ・・・」


強く抱きしめられた両腕は逃げるあたしを離さない

本当は逃げたくないと思っているあたしの気持ちを解ってるかのように・・・

でもあたしはここにいたら弱くなる

「もうやめてよ・・・離して・・・・お願いだから・・・・」

なんであたしにそこまでするのかわからない

そんなことされたらこのまま二度と自力で立てなくなる・・・・

あたしはそんな気持ちでいた


そんな態度に呆れたのか彼の抱きしめていた腕の力が弱くなった

その瞬間彼が頬を両手で包み込んできた

あたしを見つめる彼の目に小さな子供のように彼に怯えて震える自分が写る・・・


「なんで・・・そんなに一人で頑張るんだ?・・・なぁ?」


そう寂しそうに言ってあたしの目をじっと見つめた

・・・どうしてそういうことを言うの?

たった一言の言葉で今までの頑なな心が壊れていく


あたしは自分でも気付かないうちに泣いていた


泣き続けるあたしのことなど構わずにおでこにキスをした後に

「泣くなよ・・・なぁ・・・」

今にも泣きそうな目をしながらそう言ってあたしを見つめて抱きしめた

彼の大きな身体があたしをスッポリと包み込んで安心感をくれる・・


もうこの目から逃げる気力も残ってない・・・


もう・・・・一人で立ち上がれない

この人に全てを見透かされた

弱虫なあたしは小さく震えている。

彼が震えたあたしに優しく手を差し伸べている

もうあたしはその手を握らずにはいられなくなっていた。


「・・・・・落ち着いたか?」

「・・・・ん・・・・なんとか・・・・」

そう答えるのがやっとだった

ふと肩にまわした彼の腕を見て慌てた。

あたしが力一杯噛んだせいで酷く腫れ上がってていたからだ。

「・・・早く冷やさないと!」

叩いた頬もうっすらと赤く染まっていた・・・


「あぁ・・・大したことない。大丈夫だ。まぁでも・・さすがに痛かったかな。

 俺だったから良かったぞ?

 さすが今まで一人で生きてきたって言ってただけあるな。大したもんだ!」

孝天は腕を振りながら笑って言った。

「ごめんなさい・・・」 

あたしは彼に初めて素直な気持ちで彼に謝った。


「お前さ・・・少しは肩の力抜く事覚えろよ・・・もう一人で生きていこうとするな。」
この人には敵わないよ・・・そう思いながらあたしは小さく頷いた・・。

「へぇ・・・素直じゃないか・・まぁまだまだだけどな・・・」

そういいながら彼はちょっと意地悪な顔をして笑った。

「・・・・・・・・・・」

あたしは思わず彼を睨んだ。


「そんな目しても・・・俺には通じないの・・・解ってるよな?」


「・・・・何か嫌な感じ。」


「まぁだそういう事言うのか?ん?」

そう笑いながら顔を近づけてくる・・・


今度はあたしから孝天の唇にキスをした・・・

彼は少しだけ驚いた様子だったがあたしの唇を受けながら少しだけ頬を上げ笑って言った


「ん・・・少しずつで良いよ・・・どんどん甘えること覚えろよ・・・」

唇を離した後そう言って優しい笑顔であたしの頭をなでてから抱きしめてくれた


あたしの中の防衛本能はこの人をいい人だと判断したのかな・・・

この人があたしの心に差し伸べた手をあたしは噛みついた

それでも受け入れたこの人に甘えたいし側にいたい・・・そう思った。




もう早いものでワシが始めた「くびれ補完計画」ですが・・・


頑張って続けてます。


これで2ヶ月経ちました・・・


体重としては最初より8キロ減 体脂肪率は4%減です・・・


基礎代謝率は平均的に一応は普通値まで戻ってきました。

まだまだ足りないけど。


そして一番嬉しかったのは・・・・


デニムのサイズが2インチ分細くなったこと!


オレの腹ってばどれだけ緩んでたんだ?(爆)


一番スリム履いていた頃のインチ数にあと1サイズ・・・・


ま、元々が太いから十分皆さんと比べてまだまだ太いんですけどね。


食事は相変わらず野菜大目できちんと肉、魚、卵、豆類、海藻 そしてほんの少しのお米。


空腹で辛い目には一度も合ったことないです。


筋トレは少しずつ工夫を自己流ながらやりつつ続けてます。


でもあと五キロ減らしたいところなんですけどね・・・

まだおなかはぷよぷよだし。


筋肉ついてもぷよぷよお肉でわからんし。(汗)


でも、無理はせずに少しずつ絞っていこうと思ってます。


リバウンドしない為には・・・・やっぱりずっと筋トレするしかないか・・・


脂身少しつけてね・・

ホントいつ見ても見事だよな・・・

ま、ここまでは無理なの解ってるけどね。



あ、ども・・・とりあえずまだ落ち着いてません。

まぁそうは言っても今日はちびばねの通う学童がらみの祭りの店番もあるしね・・・

日々の生活に追われているので・・・


ファンミのことは考えないで済んでます。(笑)


皆さんからのおめでとうコメントありがとうございました。

まだお返事書いてませんが。

妄想小説は時間を設定してアップしているので。


ワシはナンにでもその瞬間まではドキドキしたり堕ちたりと浮き沈みするんですが・・・

当日とかその場面がきたりすると・・・


開き直りという最強のスイッチが入りまして・・・

かなり冷静になったりもするんです。ハイ。


なので、今は心臓バクバクで動悸、息切れ、目眩など起こしてますが・・・

当日孝天を生で拝む時はきっとね・・・


かなり冷静でいられる自信があるんです。ハイ。


ま、でもあの強烈なオーラにやられる自信メチャクチャあるんですが。(大汗)


気分でぇ~い!!どうにでもなったれやぁ!と言ったところでしょうか・・・


ハイ。前置き長くなりましたが・・・

今週も妄想爆発させますよ~!


さすがに昨日の今日なので孝天ネタは無理・・・


ということで以前書いたヴァネさん編をお送りします・・・

出会い編といったところでしょうかね・・・


毎回一番悩むのがタイトルなんです。

タイトルが中身とピッタリくる方って尊敬する・・・







<気になる人>-ヴァネス編ー




「いつもこういうところで遊んでるの?」


あたしは会社の仲の良い穂香と一緒にクラブに来ていた。


「まぁね。会社でのストレスを発散させるにはこういう所が一番よ。」

「心も踊りなよ。あたし先に行くね。」

穂香はフロアに勢い良く飛び出して行った。


あたしは様子を見ようと一人でカウンターに残ってカクテルを口にした。


フロアに目を移すと皆楽しそうに音に身体を預けている・・・


「踊れる人っていいよね・・・楽しそう。」

踊れないあたしは少し羨ましいと思いながらその姿を眺めていた。

フロアには沢山の人が出ていて穂香は背の高いあたしの知らない人と楽しそうに踊っていた。


「あぁ~・・・マスター水頂戴。」

ふいにあたしの隣にやってきた人がマスターに水を頼んでいた。

「ヴァネス相変わらず踊ってるな・・・ほら。」

マスターらしき人がペットボトルの水をその人に手渡した。

「ふぅ・・・美味いな。踊りに来る以外何しに来るっていうんだよ?マスターも変な人だね。」

そうニコニコと微笑みながら水を流し込んでいる。


あたしはその人の姿を見た。

見事なまでに絞り込んだ身体に張り付くような白いタンクトップを身に付け

その反対に緩めのパンツを履いていたそのパンツからは無駄のない体のラインが見えた。

「あれ?踊らないの?」

ふいに横に座っていたあたしに気づいて話しかけてきた。

「え?あぁ・・・今日初めてここに来たから・・・友人がフロアで踊ってるし。

 あたしはここでみんなが踊っているの見てるだけで楽しいし。」

「そうなの?フロアに出て踊ったらもっと楽しいのに・・・」

「あ、あたしあんまり踊れないから・・・皆みたいに上手に踊れないし。」

「音に身をまかせているだけでも気分良いよ・・・」

「ん。もうちょっとここで様子見てる。」

「そか・・・隣良い?」

「あ・・・どうぞ。」

「俺も一休みしようっと。」

あたしの隣にその人は座った。


「誰と一緒に来たの?えっと・・・何て呼べば良い?」

「あ、名前ね・・・あたしは心です。こころ。」

「心?このこころのこと?」

そう言って自分の胸を指さした。

「そう。Heartのこころ。」

「へぇ・・・良い名前だね。心ちゃんかぁ・・あ、俺はヴァネスね。」

「ヴァネスさんね。よろしく。」

「ヴァネスでいいよ。よろしく心ちゃん。」

「あ、あたしも心で良いよ。」

「OK!心ね。」

「穂香って友達と来てるの。会社の友達。」

「へぇ・・・穂香の友達かぁ・・・」
「穂香のこと知ってるの?」

「うん。良くここで踊ってるから会うんだ。」

「そうなんだ~。へぇ。」

「穂香の友達なのかぁ。意外だな。」

「え?意外って?」

「いや、悪い意味じゃなくて穂香とタイプが違うからね・・」

「あぁ・・・そういう意味かぁ。うん。そうかもね。穂香は皆の人気ものだし。会社でも。」

「ん?心は違うの?」

「あ、あたし?あたしは全然そんなんじゃないよ。単なる地味なOLです。ハイ。」

あたしは笑ってヴァネスに答えた。

「そうなんだ・・・心って安心するタイプだけどね・・・」

「安心するタイプ?」

「ん。話してて安心するっていうか・・・ホッとするんだよね。」

「あぁ・・・そうかな?単にのんびりしてるからじゃないかな?あたしって。」

「うーん・・・普段ここに来るコと雰囲気が違うからな・・心は。」

そう言いながらあたしにニッコリ笑った。

その笑顔を見るとあたしはナンだか勘違いしそうになってしまう・・・


「あ、フロアに戻らないでいいの?皆待ってるんじゃない?」

あたしは思わず彼に言った。

「俺がここにいるの・・・・嫌?」

あたしの顔を見ながら寂しそうに言った。

「あ、そんなこと無いよ!話してて楽しいし。」

「ならもう少しここにいるよ。俺も心と話してて楽しいしね。」

あたしとヴァネスは二人で乾杯して話を続けた。


「ヴァネス!ここにいたの?あれ・・・心と話してたの?」

穂香がフロアから戻ってきてあたしたちに話しかけてきた。

「あ、穂香踊ってきたんでしょ?何か飲む?」

「あ、うん。何飲んでるの?心は」

「あ、あたし?軽いカクテルかな・・・」

「ヴァネスは?」

「俺?水だけど・・・」

「相変わらずだね~水って・・・」

「まぁね。何飲む?」

「んと・・・ビール飲もうかな・・・」

マスターがビールを手渡した。

「それじゃみんなで乾杯しようよ!」

穂香はあたし達と乾杯をして一気にビールを流し込んだ。

「あぁ~美味しい。それでさ何話してたの?二人で。」

「え?何って・・・穂香と知り合いだったんだって・・・」

「俺も聞いて驚いてたんだよ・・・心と同じ会社だったんだって?」

「うん。そうだけど。何で驚くのさ?」

穂香はビールをおかわりしながらヴァネスに尋ねた。

「あたしと心じゃタイプ違うとか言うんでしょ?どうせ。」

「まぁね・・・気分悪くした?」

「別に・・・」

「怒るなよ・・・穂香。踊りに戻るんだろ?一緒に行こう。」

ヴァネスは穂香の肩に手をまわしてフロアへ向かった。

「心もフロア来ない?踊ろうよ。」

「あ、あたしはここで良いよ。適当に帰るから。ありがと。」

「帰るの?」

「うん。電車なくなると困るし。明日会社だから。」

「心 帰る時は声かけてよ!勝手に帰らないでよね。」

「うん。わかった。穂香も楽しんできて!」

あたしは独りカウンターからヴァネスと穂香を送り出した。


一人残ったあたしは穂香に肩をまわしたヴァネスを思い出していた。

「そっかぁ・・・ヴァネスは穂香と付き合ってるんだ・・・やっぱりね・・・穂香可愛いもんね・・・」

あたしはため息をついてマスターにカクテルのおかわりを頼んだ。

「穂香の知り合いだから話相手になってくれてたんだよね・・・やっぱり。」

ヴァネスみたいな人があたしと話をするわけないと思ってた・・・

穂香とそういうことだったから相手してくれてたんだ・・・

あたしってば下らない期待してバカみたいだな・・・

そう考えていたら急に自分が滑稽に感じた。

それからあたしはカクテルを一気に喉に流し込んだ。

「マスターおかわり!」


何杯飲んだか覚えてない状態になっていたあたしは

カウンターから何とか倒れずに降りてフロアにいる穂香に帰ることを伝えに行った。

フロアは大きな音と身体に響く低音が流れていた。

「あ、穂香~!あたしそろそろ帰るね~!」

酔っていたあたしは大きな声で穂香に声をかける

「ちょっと!心 あんた何杯飲んだのよ?大丈夫なの?」

「ん?大丈夫~ですぅ~♪平気だよ~。電車で帰るから~。それじゃね~」

そう言ったあたしは足がもつれて転びそうになる。

周りで踊っていた人とぶつかってとりあえず立っていられた。

「心 何で急にこんなに酔ってるんだよ? 平気か?」

ヴァネスが慌ててあたしの側にきて身体を支える

「あ、平気。邪魔してゴメンね~。あたしはこれで消えるから!」

「邪魔なんかしてないだろ?どうしたんだよ?」

「と、とにかく~!帰るね~!じゃ~ね~」

あたしはろれつが回らない状態でフロアから抜け出て店の外へなんとか自力で出た。


外の冷たい空気で少しだけ頭が働くことが出来る・・・

「えと・・・駅は・・・どっちだっけか・・・」

あたしは一人駅へと向かう道を歩き出した。

「心!どうしたんだよ?」

誰かがあたしの腕をふいに掴んだ。

振り向くと息を切らせたヴァネスが立っていた。

「あれ・・・・?何でここにいるの?」

「心配になってさ・・・何でこんなに飲んだんだろうって。俺と話してるときと全然違うから。」

「あ・・・なるほど!あ、平気だよ~。一人になったからちょっとペース間違えて飲んだだけ」

「ホントに?さっきおかしな事言ってたろ・・・俺に。」

「おかしな事?」

「あぁ。邪魔して悪かったって・・・俺の何に邪魔したんだろうって・・・」

「あぁ・・・そのことね~。穂香とヴァネスの邪魔してゴメンね~。」

「は?」

「二人って恋人同士なんでしょ?あたしそういう所恐ろしいほど鈍感コでさぁ~ゴメン。」

あたしはヴァネスに向かって手を合わせ深々と謝った。

その拍子に危うく転びそうになった。

ヴァネスが腕を掴んでなんとかこらえられた。

「はぁ?穂香と俺が?」

「うん。そうでしょ~?あたしってばホント鈍感だよね・・・嫌になっちゃうよ。

 穂香の知り合いだから話に付き合ってくれてたのに・・・調子乗って色々話しちゃって。ゴメンね。」

「あのなぁ・・・何か誤解してない?」

「誤解?誤解も六回もないでしょ~!って・・・あたし下らない~♪」

あたしは自分の言ったことに呆れて大笑いした。

「送ってくよ。車で来てるから。酒飲んでないし。」

「あ、大丈夫。電車まだあるし~。穂香が待ってるからお店に戻ってあげてよ~」

「いいから!ここで待ってて!・・・・あ、やっぱり一緒に車まで来て。」

「いや・・・ホントに大丈夫だって・・・電車で帰るよ。」

あたしは焦ってヴァネスに手を振って駅へ向かう道を歩き出した。

「まったく・・・言うこと聞けよ。」

ヴァネスがあたしにそう言ったとたんあたしの身体がふわりと宙に浮いた。


あたしはヴァネスの肩に担がれていた・・・


「ちょ、ちょっと!あたし電車で帰れるってば!降ろしてよ~!」

「良いから。動くなよ。落っことしそうになるだろ。」

「重いから降ろしてよ~!ヴァネス!」

「重くないって!いいから動かない!」

あまりに強く言われたのであたしは大人しくした・・・


車が停めてある駐車場に着くとヴァネスはあたしを助手席に乗せて車を出した。

「・・・・家どこ?」

「あの・・・ホントに電車で帰れるんだけど・・・」

「・・・まだ言う?そんなに酔って・・・危ないだろ?」

「・・・・危なくないけど・・・別に。」

「危ないの!どこに向かえば良い?家の方向どっち?」

「とりあえず・・・右に曲がって・・・」

「了解。右ね・・・」

ヴァネスはあたしの言った方向へ車を走らせた。

「・・・・それで?何で心が俺と穂香の邪魔したと思ってるの?」

「・・・・え?」

「俺と穂香は単なる知り合いなだけだけど・・・」

「嘘だぁ~。あんなに仲良さ気なのに~!」

「ホントだって。良くあの店で会うから話はするけどね。別に付き合ってるとかそういうのじゃないよ。」

「第一俺のタイプって穂香みたいなコじゃないし。」

「そうなの~?凄い仲良く肩組んでたから恋人同士だって思ったんだもん。」

「あぁ・・・俺アメリカ生まれだからね・・・肩組んだりするの普段から普通にやってる。友達に。」

「友達に~?へぇ・・・でもあたしにはしなかったよね~。あ、今日会ったばかりだから友達じゃないかぁ・・・

 あたしってば図々しいよね~♪勝手に友達だって思っちゃった。あはは。」

あたしは一人で笑っていた。


「心は俺にとっては友達としての存在じゃないよ・・・」

ヴァネスはあたしの目をみてハッキリと言った。

「・・・うん。ゴメン。」

あたしは悲しかった。あまりにもハッキリ言い切られたから・・・

「あ、この先で降ろして。もうすぐ着くから。」

あたしはヴァネスにそう伝えた。

車から降りたあたしはヴァネスに笑顔で言った。

「送ってくれてありがとうございました。それじゃ。さよなら。」

「この近くなの?歩いて大丈夫?」

「うん。歩いてすぐだから。それじゃ。おやすみなさい。」

あたしは笑顔で手を振った。


ヴァネスは何か言おうとしていたが何も言わず車を出した。

あたしは彼の車をそのまま見送った。

「・・・・友達じゃないかぁ・・・あそこまでキッパリ言われるとね・・・

 しかし・・・ここ何処だろ・・・・?もう終電も行った後だし・・・」

「とりあえずコンビニで水でも買わないと・・・酔った頭すっきりさせないとね・・・」

あたしは口に出して言って近くのコンビニへ入った。

コンビニの入り口で今自分がいる場所がなんとか把握できる。

水を買ってあたしは一口飲んだ。

「さてと・・・とりあえずは家に向かって歩こうかな・・・」

あたしは夜中の街を歩き出した。


どの位歩いたんだろう・・・とりあえず方向は家に向かっている。

歩いて帰るのには向かないパンプスで足が痛む。

あたしはパンプスを脱いで手に持って歩き出した。

「何やってるんだか・・・あたしってば。」

口に出した瞬間涙が溢れそうになった。

慌てて空を見上げると冬のキンとした空気の中空に星が見えた。

「へぇ・・・都会でも星が見れるもんだね~」

あたしは少しだけ元気になって歩ける気がした。


街灯の明かりとところどころにある家やビルの明かりだけが暗闇を照らしていた。

あたしは少しずつ酔いが醒めてきていた・・・

あたしの目に眩しすぎる車のライトが写った。

「心!何してる!」

驚いた表情のヴァネスが車から降りてきた。

「あ・・・何で?帰ったんじゃないの?」

「それはこっちの言うことだろ!・・・やっぱり。気になって戻ってきたんだ。」

「あ・・・バレちゃった。」

「家やっぱりあそこら辺じゃなかったのか・・・なんで急に降りたんだよ?」

「いや・・・それは・・・・」

「・・・俺が心は友達じゃないって言ったせいか?」

あたしはそう言われて答につまった。

「ゴメン。そんな意味で言ったんじゃないんだけど。」

「あ、気にしないで。ヴァネスが正しいもん。今日あぁ・・もう昨日か。

 知り合ったばかりなのに友達なんて言えるわけないよね。確かに。」

「とりあえず車乗って。ちゃんと家まで送る。」

「あ、もうそんなに遠くないから。あと30分歩けば着けるし。歩いて帰りたい気分だし。」

「それって俺に送って貰いたくないってこと?」

「そういう理由じゃないよ。酔った頭を少し冷やしたいだけ。」

「ちょっと待ってて。絶対そこから動かないで!」

ヴァネスはあたしにそう言うと車を近くのパーキングに置いて上着を手にして戻ってきた。

「歩いて送る・・・・それなら良いでしょ?」

「平気だって・・・一人で帰れるよ。ヴァネスも明日仕事でしょ?」

「俺も歩いて頭冷やしたいし。いいから送る。送らせて。」

あまりにも真剣に言うのであたしはそれ以上断れなかった。


二人で歩き出してしばらくしてヴァネスがあたしに言った。

「さっき言ったよね。心は友達としての存在じゃないって。」

「あ、もう良いよ。それ以上その話はしないで。」

あたしは下を向いて彼に言った。

「誤解してるよ。心は。」

「誤解して悪かったってば。ゴメン。」

急にヴァネスが立ち止まった。

あたしは少し先で立ち止まってヴァネスのほうへ振り向いた。

「心は俺にとって友達より大切な存在になってるってこと。そういう意味で言ったんだ。

 知り合ってばかりで良く知らないから友達じゃないっていう意味じゃないよ。」

立ち止まったままあたしにそう言った。

「・・・・え?良くわかんないな・・・言ってる意味がさ。」

あたしはアスファルトの冷たさに足が耐えられなくなってその場にじっとしていられなくなっていた。

「俺と穂香はホントに単なるあの店での知り合いなだけだよ。

 第一穂香は俺みたいなのタイプじゃないし。あの店のマスターが好きだしね。」

「は?そうなの?」

「そうだよ。俺に良く相談してた。どうしたらマスターと親しくなれるかって。

 俺がマスターと仲が良いから俺がマスターに穂香のことそれとなく紹介したしね。」

「そうだったんだ・・・へぇ。」

「今ごろはマスターとのんびり飲んでるんじゃないかな・・・」

ヴァネスが早足であたしの横に並んで来た。

「俺が昨日あの店で心に言ったこと覚えてる?」

「え?何か言ったっけ?」

「うん。心と話してると安心する。ホッとするって。」

「あぁ・・・言ってたね。」

「あの言葉嘘じゃないよ・・・・何か心と話してて凄い幸せな気分になった・・・」

「あ、ありがと。」

あたしはそばに自動販売機を見つけてホットコーヒーを二つ買った。

「ハイ。寒いからこれで温まって。手に持つだけで結構温かいよ。誉めてくれたお礼ね。」

そう言ってヴァネスに一つ手渡した。

「そういう意味で言ったんじゃないんだけどな・・・」

「もっと心のこと知りたいって思ったし。ずっとこのまま心と話していたいって思ったんだ。」

「またぁ~!穂香と踊りに戻ったじゃない。」

「あ、あれはさ・・・穂香に邪魔されたくなかったから・・・」

「少し踊ったら心のところに戻ろうと思ってた矢先にベロベロになった心が帰るって言うから・・・」

ヴァネスはふと思い出してあたしに言った。

「そういえば・・・どうしてあんなに急に飲んだの?俺と喋ってるときは酔ってなかったのに・・・」

そう聞かれてあたしは焦っていた。

「あ、それはね一人で飲んでたらあんまりにもマスターの作るカクテルが美味しくって。

 つい調子に乗って飲みすぎただけだよ。うん。それだけ。」

慌てたあたしを嬉しそうな顔をしたヴァネスは言った。

「俺の勘が正しければさ・・・俺が穂香といなくなって寂しくなって・・・飲みすぎたとか?」

「ま、まさか!」

「違うの?・・・なんだぁ・・・俺が一人で誤解してたかぁ・・・」

「え?」

「てっきり心は俺のこと少しは気にかけてくれてると思ってたんだ・・・

 俺は心のこともっと知りたいしいろいろ聞きたいことあったから・・・」

「い、色々聞きたいことって?」

「ん?そうだな・・・例えば・・・」

そう言ってヴァネスは立ち止まりあたしの目を見て言った。

「今付き合ってる恋人とかいる?」

「・・・いないけど・・・」

「それじゃぁ・・・誰か好きな人がいるとか?」

「・・・・好きな人っていうか・・・気になる人はいるような・・・いないような・・・」

「・・・・いるのか・・・そっか・・・」

ガックリと肩を落としてヴァネスは言った。

「その人ってどんな人?」

顔をあげてあたしに尋ねてきた。


「えっと・・・凄い話が上手で・・・笑顔が凄い素敵な人かな・・・」

「そっか・・・話が上手なんだ・・・笑顔も素敵な人なのかぁ・・・」

「うん。それに凄い人懐っこくて・・・」

「人懐っこい?それって・・・怪しい人じゃない?」

一方の眉を上げたままヴァネスは考え込んだ・・・

「そうかな?その人の顔見てる限りは怪しいとは思えないけどね・・・」

あたしは笑いを堪えるのに必死だった・・・


歩きながら話しているとあたしの家の前に着いていた。

「あ・・・ここがあたしの家なの。」

「そっか。それじゃぁ・・・おやすみ。」

ヴァネスは寂しそうに手を振ってきた道を戻ろうとしていた。

その背中にあたしは声をかけた。

「ヴァネス!あたしが気になる人ってね・・・」

そう言ったあたしにヴァネスは振り向いて手を振った。

「いいよ。もう。それ以上言わないで。」


あたしはそれでも続けた。

「その人って・・・ダンスが上手で綺麗な肌にタンクトップとか着ちゃって・・・・

 クラブで水なんて飲んじゃってて・・・・友達には普通に肩に腕回しちゃうような人なの!」


あたしの言った言葉にヴァネスの足が止まった。

「それって・・・もしかして・・・」


「それに寒い中歩いて女の子家まで送るような人かな・・・」


そう笑って言ったあたしの元に慌てて走り寄ったヴァネスは眩しいほどの笑顔であたしに言った。

「それって・・・俺のこと?ホントに?」

「気になる人だよね?あたしに尋ねたのって・・・」

「俺のことが気になる?何が知りたいの?」

ヴァネスは嬉しそうにあたしを抱きしめながらあたしの身体を抱え上げた。


「えと・・・ヴァネスは今付き合っている恋人いる?」

「いないよ!いるわけ無い!」

「それじゃぁ・・・誰か好きな人がいるとか?」
「うん!いるよ!凄い好きな人がいる!」

「・・・そうなの?どんな人?」

あたしはヴァネスの顔を覗き込んで尋ねた。


ヴァネスはあたしを降ろしてあたしの頬を大きな手で包み込んだ。

「えと・・・凄い話が上手で・・・話してて安心できてホっとする子。」

「うん。それから?」

「それから・・・自分の飲んだ量を把握できずにベロベロに酔っちゃう子。」

「そんな子かぁ・・・ロクな子じゃないよ・・・」

あたしは笑って言った。

「それに・・・自分の家が側だって嘘ついて朝方の街をパンプス脱いで裸足で歩いて帰っちゃう子。」

「えぇ~!それってかなり危ない子だよね・・・」

あたしは大笑いしながら言った。

「うん。でも・・・そういう子が俺好きなんだ・・・心はどう思う?」

そうあたしに言いながら今までで一番の笑顔で尋ねた。

「そうだねぇ・・・」

「やめたほうが良いって言われてももう無理だけどね・・・もうその子に夢中だから。」

「ヴァネスはどう思う?あたしの気になる人のこと・・・」

あたしもヴァネスに微笑んでそう尋ねた。

「そうだなぁ・・・」

あたしも負けずにヴァネスに言った。

「あたしもやめたほうが良いって言われてももう無理みたい・・・

その人のこともっと知りたいって思うしその人に夢中だから・・」

ヴァネスはそう答えたあたしにキスをした・・・

「夢中ならもう止められないよね・・・」

「うん。止められないね・・・何言われても。」

「俺は心が好きだよ・・・」

「うん。あたしもヴァネスが好き・・・」


ヴァネスは嬉しさを噛み締めるように下を向いていた。

そんな彼にあたしは声をかけた。


「ねぇ・・・送って貰ったお礼に・・・うちでコーヒーでも飲んで行く?」

「今から家に戻って仕事間に合うかな?」

「少しうちで寝てから・・・・仕事に行けば?」

あたしは赤い顔でヴァネスに言った。


「うん。すっかり歩いてきて身体が冷えちゃったからね・・・温まらせて貰う。」

「でも・・・コーヒーじゃ冷えた身体は温まらないかな・・・」

そう言ってあたしを肩に担ぎ上げあたしの家に向かって歩きだした・・・


「あ・・・車・・・」

あたしは思い出してヴァネスに言った。

「パーキングに駐車してるから平気だよ!あそこまで一緒に歩いて行って車で送るよ!」

「うん!今度は歩きやすい靴履いていくね。」


あたしはヴァネスに抱えられたままバッグから鍵を出して彼に手渡した。

「鍵開けないと・・・入れないよ。」

「了解!すぐに開けるよ。そしたらすぐに温まらないとね・・・」

悪戯っ子のような笑顔を浮かべてヴァネスはあたしに言った。





今ね・・・F4ever見てきますた・・・


・・・・孝天のファンミ結果。


試験の合格発表みたいじゃん・・・


もうさ・・・マトモに見れないの・・・自分の番号覚えてなかったし。(爆)


最初見たらさ・・・無いの。


色がついてる場所にも数字書いてあるの気づかなかったし。



























・・・・我の番号・・・・




あっちゃったよ・・・(変な日本語だな)





とたんに動悸息切れ・・・(号泣)



当たるとは思ってなかったのよね・・・ほら・・・

どこまでもネガティブ思考全開のワシなので。


あぁ・・・頭くらくらしてます・・・(ホントに)


嬉しさよりも・・・




不安で一杯なのよ!


つーか・・・このまま当日まで身体持つでしょうか・・・ホントに。


もう既に胃が痛い・・・吐きそう・・・(汗)


.


「どうやら怪しいヤツが当選したらしいね・・・」

「入り口でハジけば良いさ・・・」


とか言ってくれないかい?とまで思ってしまう・・・


会いたいけど・・・会いたくないの・・・ってどうなの?


そんなこと言ったら抽選で外れてしまったワシよりも熱烈な孝天迷さんにお叱り受けるの

百も承知なんですよ。ハイ。


でもさ・・・ホントに・・・


今から身体持たないよ・・・胃がホント痛い・・・・


自分の結婚式だって緊張しなかったっていうのに・・・(汗)



今のワシの気持ちを顔で表すなら・・・

この孝天の顔と同じ。


・・・・仕事して気分紛らわそう・・・目眩してきた・・・