こんにちは
私が自分の問題を乗り越えた過程を綴っているシリーズ。
その①
その②
の続きです!
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『毒になる親 一生苦しむ子供/スーザン・フォワード』という本に感銘を受け、著者の勧める「親との対決」を決意した私。
「親との対決」とは・・・
親と直接向き合い、「あなたのせいで、私が、昔も今もどれだけ苦しんでいるか」について語ること
なんて恐ろしいんでしょう
その頃、私と父の関係は割とうまくいっていました。
子供の頃には暴力も受けたけど、ある面では、大好きだったし尊敬もしていた父。
そんな父に、わざわざ昔のことを蒸し返すのは、やはり抵抗がありました。
でも、私は「やるしかない」と思った。
だって、早く何とかしないと私は彼氏を殺してしまうかもしれなかったから。
藁にもすがる思いでした。
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対決の顛末を書く前に、私と父の関係について整理しておこうと思います。
前回書いたように、私たち兄妹は、幼いころから父によく殴られていました。
父としてはしつけのつもりなのでしょうが、その基準がどうもよくわからない。
彼なりのマイルールがあったのか、その時の機嫌だったのか・・・たぶん両方でしょう。
私も兄も、抑圧された大きな怒りを抱えていたので、兄妹ゲンカは激しかったです。
でも、私は兄が殴られる場面もさんざん見せられていたので、私にとって兄はずっと「かわいそうな人」というイメージでした。
兄のことを思うと胸が締め付けられるような感覚は、大人になってからもしばらく続いていました。(社会人として立派にやっているのを見て、だんだん減ってきましたが)
でもそんな恐ろしい父も、機嫌が良い時は、明るくてひょうきんで家族を笑わせ、子供を溺愛する優しい父だったのです。
そんなときの父は大好きでした。
殴る父と、溺愛する父、どちらの方が多かったのだろう・・と考えるのですが、もはや正確には思い出せません。
ただ、どちらの父も、私に強烈なインパクトを与えました。
そして子供の私は混乱 し、父の顔色を伺うようになっていきました。
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
父の定年退職を機に、「えいっ!」と私も会社を辞め、30歳を過ぎて初めて実家を出て一人暮らしをしました。
この時の解放感はすごかったです。
ずっと住みたかった憧れの街に住み、ずっとやりたかった音楽関係の仕事をして自由を満喫、やっと自分になれたような気がしました。
私も父も旅行好きだったので、二人で旅行に行ったことも何度かあります。
二人で北海道一周旅行をしたのは、直接対決をする前年のこと。
父が9日間の旅程を組み、私が車を運転し、あちこち観光しながら北海道を一周しました。
父娘二人で9日間の旅行って・・・どんだけ仲良し親子だよ、って感じですが、とても楽しかったし、良い思い出になりました。
まさかその1年後、私に呼び出され、衝撃の告白をされることになるとは父も夢にも思わなかったことでしょう。(私もまさかそんなことになるとは思っていませんでした・・)
さて、次回はいよいよ「父との対決」について書きます
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「うちの親も毒親かもしれない・・」
「私もアダルトチルドレンかも・・」
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