こんにちはニコニコ

今回は、自己紹介の続きです音譜

 

「自分がアダルトチルドレンであることを自覚するまで」をまとめてみました。

 

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私は周りの人から、
「怒ることないでしょ!?」
「落ち着いてるよね~!」
 
という風に言われることが多いです。
 
師匠も「やたら地に足が着いていて落ち着いている感じ」と紹介してくださいました。
 
子供を産んだとき家に来てくれた保健士さんにも、
「お子さん一人目ですよね・・?なんでそんなに落ち着いているんですか??」と言われましたw
 
沈着冷静なのは、割と若いころからそうだったので、持って生まれた性質なのかな~と思ってます。
 
彼氏と山に遊びに行って洞窟の中で遭難wしたときも、泣きべそをかく彼氏を叱咤しつつ冷静に対策を講じて脱出したし。
震災が起きた時も、恐怖でへたり込む上司の背中をさすりつつ、もう片方の手でオカンに安否確認メールを送るという沈着ぶりでした。
 
 
でも、「怒る」ことは、今でこそ少なくなったんですが、昔はぜんぜん違っていまして。
 
めちゃくちゃキレまくる人だったんです。
 
怒りに振り回され、怒りと向き合ってきた人生でした。
 
 
小学生の頃から、私はとにかくキレやすかった。
一旦、怒りの感情が爆発すると、自分をコントロールできなくなるのです。
その瞬間に感じている感情が全てとなり、それ以外ことは全てどうでもよくなってしまう傾向がありました。
 
中学生以降の反抗期は激しかったです。
親に暴言を吐きまくり、手当たり次第に物を投げたり、壊したり。
 
大人になってからも、キレやすい性格は変わりませんでした。
駐車位置をめぐって、通りすがりのオッサンと白昼、見物人が出るほどの激しい怒鳴り合いを繰り広げたこともあります。
 
そんな感じだから、テレビのニュースで、「ついカッとなってやった」なんていう事件を見ると、他人事と思えなかった。
「いつか自分も、取り返しのつかないことをしでかしてしまうかもしれない」、という不安を、漠然と持っていました。
 
そして恐ろしいことに、私の反抗期は30代になっても続いていました。
実家の壁を殴って穴を開けたのは、30歳を少しすぎた頃のこと。
 
怒りをぶつける相手は主に、家族と彼氏でした。
 
なので、恋愛もことごとくうまくいかない。
 
20代の頃は、甘やかしてくれる彼のもとで、女王様のようにわがままに振る舞っていました。
やがて彼氏が浮気すると怒り狂って彼氏を追い詰め、そしてフラれる。
 
30代ではW不倫を経験。
やはり自分の感情がコントロールできず、相手も自分も追い込んでお互いボロボロに。そして破滅。
パートナーだけでなく、大事にしていた趣味や仲間も失い、人生をあきらめかけました。
この時はほんとにしんどかった。。(遠い目)
 
しばらくインドを放浪して生命力を取り戻し日本へ帰ってくるも、懲りずにまた別の相手と不倫関係に。
 
 
解決されない“課題”は、形を変えて何度でも現れてくるのです。
 
 
30代も後半にさしかかった頃、また新たな問題が勃発しました。
 
お酒を飲んだときに、私が彼氏に暴力をふるうようになったのです。
 
当時の彼とは、私の家で半同棲していたのでよく一緒にお酒を飲んでいたのですが。
いつも楽しく飲んでいたのに、なぜかある時から、私が暴れるようになった。
 
彼氏曰く、「突然目つきが変わる」そうで。
 
で、彼に掴みかかり、暴言を吐き、殴る蹴る。
でも、当然彼の方が強いので、最後は取り押さえられた揚句、号泣してそのまま寝てしまう、ということを繰り返すようになりました。
 
しかも繰り返すうちに、だんだんエスカレートしていき。
 
わめきながらウイスキーのボトルを部屋中に投げて、壁や柱を凹ませたり。
 
彼氏のケータイは、2回折りました。
 
彼氏が大事にしていたギターも、折りました。(リアルでこれやった↓)
 
 
この本の中で、暴れる妻が自ら110番して警察沙汰になるシーンがあるんですが↓

 

 

私も、まったく同じことやりました。

 

 

自分で暴れておきながら、「彼に暴力を振るわれた」なんて被害者面して自分で警察を呼んだんですよねぇ。。

 

心のどこかで、「誰か私を止めて!この場をなんとかして!」と思っていたのかもしれません。

 

 

深夜にマンションのドアをガンガン蹴りまくったりして、当時住んでいたマンションのお隣さんは、さぞかし恐怖だっただろうと思います(ごめんなさい)。

 

 

それにしても、当時の彼氏は、そこまでされて、よく私のもとを去らなかったなぁ~と思います。

 

暴れた翌日、(何となく記憶のある)私は神妙な顔をして彼氏に謝るのですが、彼氏はあっけらかんと

「次のプライドはいつ?(笑)」

なんて、格闘技のイベントになぞらえて笑い飛ばしてくれました。

 

コンプレックスの塊のようなモラハラ彼氏で、私もずいぶんひどい目に遭わされましたが、私が自分の問題に気付き、向き合うまで付き合ってくれたという点は感謝しています。(まぁ、共依存だったんですけど)

 

 

で、暴れ方がどんどんエスカレートしていき、ついに彼氏に包丁を突き付けたところで私は、

 

「このままでは本当に取り返しのつかないことになる。何とかしなくては。」

 

と決意したのでした。

 

 

しかし、あちこちに相談してみたけど、一向に解決しない。
 
追い詰められ、「何か他に方法はないか!?」と考えるうちに、 ふと根本先生のことを思い出したのです。
 
根本先生は、W不倫時代に一度、彼氏と二人でカウンセリングを受けに行っていました。
 
他のカウンセラーには説教されたのですが、根本先生は、無茶苦茶な私のことを否定しなかった。
 
淡々と、でも心地いい語り口で、その時にできる方法をアドバイスしてくれた。
 
 
あの人ならなんとかしてくれるかもしれない。
 
 
そんな期待をこめて、電話カウンセリングの予約を取りました。
 
 
電話で、私が酒を飲むたびに彼氏に暴力をふるっていることを説明すると、根本先生はこう質問しました。
 
「ご両親や祖父母で、お酒を飲んで同じようになる人はいますか?」
 
「いません。」
 
「では、ご兄弟ではいかがですか?」
 
 
 
ここで私はハッとしました。
 
 
 
私の兄も、お酒でしょっちゅう失敗していることを思い出したからです。
 
それを根本先生に伝えたところ、
 
「遺伝ではなさそうだし、お兄さんが同じ状況ということは、育った環境によるものなのかもしれません。子供時代のことについて、教えていただけますか・・」
 
 
これが、私の人生が変わり始めた瞬間でした。
 

この電話をきっかけに、私は自分がアダルトチルドレンであることに気づき、インナーチャイルドと向き合い、長年抱えてきた問題をいよいよ克服していくことになります。

 

その過程についてはまたそのうち書きます。(追記:続き書きました!→コチラ

 

ではまた音譜

 

 

 

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