大学入学
18歳まで生まれ育った田舎を離れ、県外で一人暮らしをしながら、大学に通う生活が始まりました。
大学は、地方都市とよばれる県の中心地から遠く離れたのどかな田舎にあり、僕は大学に自転車で通える距離にあるアパートで暮らし始めました。
このアパートは学生アパートで、住人は皆同じ大学の学生であり、新入生は僕を含めて5人。
同じ学部の「やっちゃん」とは、おっとりした性格が似ていたのか、すぐに仲良くなりました。
他には、
神戸出身のコテコテの関西人「おーやん」
栃木訛りが印象的なスポーツマンの「カズト」
富山出身の「テヅカ」
入学してすぐの頃は、仕切り屋のおーやんの部屋に集まったりもしましたが、すぐに授業やサークル、アルバイトなどで、それぞれの生活リズムが出来上がり、頻繁につるむこともなくなりました。
初めての一人暮らしなので、最初は力んでいましたが、すぐにいいかげんでだらしない生活リズムに陥り、部屋は散らかり放題。
それでも、根がマジメな僕は、授業を欠席することなく毎日大学に通っていました。
比較的マジメ系(?)の大学のせいか、学生も地味で洒落っ気もなく、田舎出身の僕でもファッションでは、そう臆することなくいられました。
京都の山陰地方の出身で、体育会のやっちゃんから見ると、僕のファッションは個性的に見えたらしく、買い物に付き合ってアドバイスしてくれと頼まれたりもしました。
アパートと大学の往復の毎日。とにかく、友達を増やさないことには大学生活を充実させることはできないと、焦る反面、一人アパートでテレビを見たり、ホモ雑誌や妄想をネタにオナニーに明け暮れる毎日の気楽さに、奇妙な充実感を覚えてしまったりしていました。
気がつくと、僕はいつも独りぼっちでした。
大学は、地方都市とよばれる県の中心地から遠く離れたのどかな田舎にあり、僕は大学に自転車で通える距離にあるアパートで暮らし始めました。
このアパートは学生アパートで、住人は皆同じ大学の学生であり、新入生は僕を含めて5人。
同じ学部の「やっちゃん」とは、おっとりした性格が似ていたのか、すぐに仲良くなりました。
他には、
神戸出身のコテコテの関西人「おーやん」
栃木訛りが印象的なスポーツマンの「カズト」
富山出身の「テヅカ」
入学してすぐの頃は、仕切り屋のおーやんの部屋に集まったりもしましたが、すぐに授業やサークル、アルバイトなどで、それぞれの生活リズムが出来上がり、頻繁につるむこともなくなりました。
初めての一人暮らしなので、最初は力んでいましたが、すぐにいいかげんでだらしない生活リズムに陥り、部屋は散らかり放題。
それでも、根がマジメな僕は、授業を欠席することなく毎日大学に通っていました。
比較的マジメ系(?)の大学のせいか、学生も地味で洒落っ気もなく、田舎出身の僕でもファッションでは、そう臆することなくいられました。
京都の山陰地方の出身で、体育会のやっちゃんから見ると、僕のファッションは個性的に見えたらしく、買い物に付き合ってアドバイスしてくれと頼まれたりもしました。
アパートと大学の往復の毎日。とにかく、友達を増やさないことには大学生活を充実させることはできないと、焦る反面、一人アパートでテレビを見たり、ホモ雑誌や妄想をネタにオナニーに明け暮れる毎日の気楽さに、奇妙な充実感を覚えてしまったりしていました。
気がつくと、僕はいつも独りぼっちでした。
高校卒業
高校3年の3学期には「卒業試験」があります。
大抵の生徒は、進学先なり就職先が決まっているので、そうひどい成績でなければ、クリアできる試験ですが、のんびり屋の山本山くんは、2学期までの成績があまり良くなかったらしく、担任から「しっかり勉強するように!」と、釘をさされました。
当然のごとく、僕は駆り出され、山本山くんと一緒に勉強しました。
その成果があったのか、無事に試験をクリアし、後は卒業式を待つばかりになりました。
僕は、年末にお世話になった和菓子屋のおばさんに声をかけられ、再びデパートの地下食品売場でアルバイトをすることになりました。
責任者のおばさんとパートのおばさんの確執に巻き込まれながらも、楽しく仕事ができ、何よりもアルバイト代と、売れ残った和菓子をもらえるのが魅力でした。
清々しく晴れた日に卒業式はありました。
ウチの親は面倒くさがって欠席でしたが、山本山くんのお母さんはおめかしして出席。
はりきって写真を何枚も撮ってくれました。
中学の卒業式では、そう感傷的にはなりませんでしたが、高校卒業後には田舎を離れ、新しい土地で一人暮らしを始めることが決まっていたせいなのか、卒業式では切ない気持ちになりました。
3年間クラス替えがなかったにもかかわらず、団結力に乏しいクラスでしたが、いざバラバラになり、明日からは別々の道を歩くとなると、名残惜しくてたまりませんでした。
それでも僕達は4月からの新しい生活に向けて、動き始めました。
県外へ進学する友達を一人見送り、二人見送り、大学の入学式ギリギリに田舎を後にする僕の見送りには、親しい友達は一人も来ませんでした。
大抵の生徒は、進学先なり就職先が決まっているので、そうひどい成績でなければ、クリアできる試験ですが、のんびり屋の山本山くんは、2学期までの成績があまり良くなかったらしく、担任から「しっかり勉強するように!」と、釘をさされました。
当然のごとく、僕は駆り出され、山本山くんと一緒に勉強しました。
その成果があったのか、無事に試験をクリアし、後は卒業式を待つばかりになりました。
僕は、年末にお世話になった和菓子屋のおばさんに声をかけられ、再びデパートの地下食品売場でアルバイトをすることになりました。
責任者のおばさんとパートのおばさんの確執に巻き込まれながらも、楽しく仕事ができ、何よりもアルバイト代と、売れ残った和菓子をもらえるのが魅力でした。
清々しく晴れた日に卒業式はありました。
ウチの親は面倒くさがって欠席でしたが、山本山くんのお母さんはおめかしして出席。
はりきって写真を何枚も撮ってくれました。
中学の卒業式では、そう感傷的にはなりませんでしたが、高校卒業後には田舎を離れ、新しい土地で一人暮らしを始めることが決まっていたせいなのか、卒業式では切ない気持ちになりました。
3年間クラス替えがなかったにもかかわらず、団結力に乏しいクラスでしたが、いざバラバラになり、明日からは別々の道を歩くとなると、名残惜しくてたまりませんでした。
それでも僕達は4月からの新しい生活に向けて、動き始めました。
県外へ進学する友達を一人見送り、二人見送り、大学の入学式ギリギリに田舎を後にする僕の見送りには、親しい友達は一人も来ませんでした。
グッド・アイデア!
ある日、100円ショップをブラブラしていた僕は、『包茎矯正器具』として代用できそうなモノを発見!
それは‥‥‥
‘女性用のヘアーゴム’です。
ただのヘアーゴムではなく、タオル地というかパイル地でできたゴムで、ちょうどチンコのカリの部分にはめて使えば、余った皮をせき止めて、剥きクセも付きそうな気がしました。
前回のコンドームの失敗をふまえ、さっそく買って、自分で試してみることにしました。
お風呂あがりに、程よい大きさのゴムを手に取り、勃起しても締め付けられないかどうかゴムの弾力を確かめ、いざ装着。
違和感はあるけど、痛くはない‥‥。
変に興奮して、僕のチンコはフル勃起!
でも、痛くない。
違和感はそのうち慣れるかな。
なにより、平常時に装着すると、いい具合に皮がせき止められ、亀頭は剥き出し状態に!
これを続ければ、せき止められた皮にクセが付き、いずれはズル剥けも夢じゃないかも?!
そうなってくると、このグッド・アイデアを山本山くんに教えるのが惜しいような気がしてきました。
確かに、山本山くんの亀頭に触ると痛いという、重度の仮性包茎を改善してあげたいとは思うものの、あくまで山本山くんには(勃起しても皮が被っている位の)仮性包茎でいて欲しい、というのが僕の正直な気持ちであり、ズル剥けになってしまわれたりしたら、まさに本末転倒!
でも、この矯正に成功するとしても、数ヵ月~数年はかかるだろうし、4月から別々の県でお互い一人暮らしで、そう会える機会もない。
この方法で本当に矯正できるかどうかもわからないし、親しくなってから何かと僕を頼りにしてくれる山本山くんへの最後のアドバイスとして、教えてあげることにしました。
僕からやり方と感想、数個のゴムを与えられた山本山くんは、
「さっそく今晩から試してみるよ!」
と、大喜びで足取り軽く帰っていきました。
次の日、山本山くんからは「お風呂あがりにはめてみたところ、確かにズル剥けになるけど、剥き出しになった亀頭が敏感すぎて、長時間は無理。毎日少しずつ時間をのばして、亀頭を鍛えていく」
と、報告がありました。
数週間後、山本山くんは落ち込んだ様子で
「思い切って、ゴムをはめて亀頭を剥き出しのまま寝てみたら、朝起きると朝勃ちはしてないうえに、ゴムを乗り越え皮がすっぽり被ってた」
と言ってきました。
僕はとりあえず
「短時間でも皮を剥いた状態をキープできるんだから、気長に続けたら? またアイデアが浮かんだら、教えるよ~」
と言いながらも、ゴムを乗り越えすっぽりと被ってしまう程の、強力な皮に守られた山本山くんの包茎チンコを想像しては、興奮していました。
それは‥‥‥
‘女性用のヘアーゴム’です。
ただのヘアーゴムではなく、タオル地というかパイル地でできたゴムで、ちょうどチンコのカリの部分にはめて使えば、余った皮をせき止めて、剥きクセも付きそうな気がしました。
前回のコンドームの失敗をふまえ、さっそく買って、自分で試してみることにしました。
お風呂あがりに、程よい大きさのゴムを手に取り、勃起しても締め付けられないかどうかゴムの弾力を確かめ、いざ装着。
違和感はあるけど、痛くはない‥‥。
変に興奮して、僕のチンコはフル勃起!
でも、痛くない。
違和感はそのうち慣れるかな。
なにより、平常時に装着すると、いい具合に皮がせき止められ、亀頭は剥き出し状態に!
これを続ければ、せき止められた皮にクセが付き、いずれはズル剥けも夢じゃないかも?!
そうなってくると、このグッド・アイデアを山本山くんに教えるのが惜しいような気がしてきました。
確かに、山本山くんの亀頭に触ると痛いという、重度の仮性包茎を改善してあげたいとは思うものの、あくまで山本山くんには(勃起しても皮が被っている位の)仮性包茎でいて欲しい、というのが僕の正直な気持ちであり、ズル剥けになってしまわれたりしたら、まさに本末転倒!
でも、この矯正に成功するとしても、数ヵ月~数年はかかるだろうし、4月から別々の県でお互い一人暮らしで、そう会える機会もない。
この方法で本当に矯正できるかどうかもわからないし、親しくなってから何かと僕を頼りにしてくれる山本山くんへの最後のアドバイスとして、教えてあげることにしました。
僕からやり方と感想、数個のゴムを与えられた山本山くんは、
「さっそく今晩から試してみるよ!」
と、大喜びで足取り軽く帰っていきました。
次の日、山本山くんからは「お風呂あがりにはめてみたところ、確かにズル剥けになるけど、剥き出しになった亀頭が敏感すぎて、長時間は無理。毎日少しずつ時間をのばして、亀頭を鍛えていく」
と、報告がありました。
数週間後、山本山くんは落ち込んだ様子で
「思い切って、ゴムをはめて亀頭を剥き出しのまま寝てみたら、朝起きると朝勃ちはしてないうえに、ゴムを乗り越え皮がすっぽり被ってた」
と言ってきました。
僕はとりあえず
「短時間でも皮を剥いた状態をキープできるんだから、気長に続けたら? またアイデアが浮かんだら、教えるよ~」
と言いながらも、ゴムを乗り越えすっぽりと被ってしまう程の、強力な皮に守られた山本山くんの包茎チンコを想像しては、興奮していました。