21 ベストの破れ | クリーニング業者や主婦が「洗ったら思わぬ結果になった」あらゆる衣類を復元!

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3点目のベストの裾破れは「裾丈を少し短くしてもOK」とのご了承を頂けたので、さっそく取り掛かりました。 そうしてできたのがこちらです。

 

 

最初からこの長さだったかのように、自然な仕上がりになりました。 これもちぎれた箇所が比較的下の方だったことが幸いしました。

 

 

破れた部分も同梱してご依頼主へお返しします。

 

 

 

読者様の中には、「クリーニングしただけで、どうしてベストが破れるのか??」と疑問を持たれた方もいらっしゃるかも知れません。 比較的起こりやすい原因としては、「うっかり洗濯機のドアにはさんだまま、洗濯機を回してしまう」といったものです。 業務用クリーニング機械はドアも金属製で重いので、衣服の一部をはさんだままドアを閉めても気が付かないことがあります。 もちろん注意深くドアを閉めれば防げますが、クリーニング工場などでは忙しいときは一日に何十回もドアの開け閉めをして衣類を洗うので、その「注意深く」が徹底できない状況も起こりえます。 しかも終わってドアを開けると、破れた衣類と一緒にその他のものもドカッと洗濯機から崩れ出てくるので、実際にちぎれたことが分かるのは、アイロン掛けの時・・・ということも多いです。 そうなると、正確にはいったいいつ破れたのかすら分からなくなってしまいます。 その他には洗濯物を入れる「ドライバッグ」と呼ばれるコメ俵ほどもある大きなナイロンの袋がありますが、それを持ち上げて運搬する際、バッグに付いている持ち手部分を持たずにナイロン地をつかんで持ち上げようとすると、中に入っていたものが薄手の破れやすいものだった場合、運が悪いと破れてしまうこともあります。 そう考えるとクリーニングという仕事は常に注意を怠ることが出来ない仕事なのだと痛感します。

 

さて、明日は最後のご依頼品である「スカートの糸つれ」です。

 

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