ふんわりシフォン -355ページ目

宵の明星

街灯の下を歩いてゆく。

ひとりでとぼとぼと。明るい輪の外にはまた、闇がまっている。




空には薄く雲がかかり、輝いた星を飾り立てるように浮かんでいる。

明るい金に輝く宵の明星。
願いをかけたら叶うのかな。




心でそっと唱える。




あの人が幸せでありますように。




休みの日には、寂しさに潰れそうになるから、なにも考えられなくなるくらい働いて疲れきるのもいいかもしれない。


働く間、なかなかうまくいく気がしても、寝ようとして布団に入ると思いだす。

脳内麻薬が寝かせてくれないから。

疲れていても、神経は高ぶっていて目が冴える。

正論や世間体が気持ちにふたをしようとする。





まだ、わたしから取り上げないで。





この気持ちは
無くしたくないから。





かえらない卵を抱きしめている

クールダウンするまで起きていよう。

月が満ちるまで 君と僕 6

生徒会長は三年の高藤先輩になる。

文化祭が最後のイベントで生徒会は引退する。
変わっているかもしれないけれど、文化祭後から生徒会は入れ替わる。


「最後は花をもたせてくれよ、金井」

「僕が持たせなくたって、先輩なら大丈夫じゃないですか」




高藤先輩は大人っぽい。生徒会会長というだけあって、人を引き付ける。

あどけない笑顔をみせるくせに、先生への交渉は譲らない粘り強さがある。

笑顔でいくのか泣き落とすのかその手腕は鮮やかだ。

現国の化石と帰宅時間について揉めた時も、

「先生にそんなに心配してもらえるなんて、オレ嬉しいです……」

と返して、独身40女に恥じらいを抱かせたという過去がある。




「サクッとやっていこう。今日は去年の文化祭のおさらいだから、活発に問題点をあげていこう」

去年の記録に目を通しながら、高藤先輩が話していく。

落ち着いた声音で聞きやすい話しかたをする。

あわてると呂律がまわらなくなる僕とはすごい違いだ。



となりでメモをとる小林が落ち着きがない。

いつもなら冷静すぎるくらいなのに、資料をめくったり、ノートを確認したりせわしない。

ペンで、とんとんとリズムをとりだした所で、高藤先輩の声がかかる。

「小林、落ち着きがないな。なにか心配でもあるのか」

その場にいた6人の視線が集まる。

急に名指しされて、小林も頬に赤みがさす。


「……いえ心配はありません」

片眉をあげて、先輩が続ける。


「おい、おい。ここにいるのは同じ釜のめしを食う仲間だぞ。これから祭体制に入るんだから、心配があるなら早く言えよ。金と勉強意外なら相談にのるからさ」

はい、と杉田。

「先輩、セックスは」

「お前とはやらん」

「相談、でしょ」

「早く彼女を作れ」

くすりとした笑いがおきる。



うーんと伸びをして、なにげなくコーヒーを飲む。

「まあ…言いたくなったら、いつでも聞くから。悪かったなこんなアホがいるときで」

「オレ、ムードメーカーでしょうが」

と杉田。

「空気読めよ」

にべもない。



小林は

「それじゃあ、今度」

と言ってノートに視線を落とした。

おやすみ


長時間の仕事で集中してると目が充血してくる。

一瞬の判断力と、計画性。いつも最良のものを選ぶように。

一日に何度かあるトラブル。


単に機械的なものから、人間のミス…トラブルは尽きない。


で。なにが言いたいの~ってね…

仕事でハイになってて寝付けませんのです。

今日の小説は帰宅してすぐ取り掛かったものの……更新できなかったなぁ…11時11分に(更新時間は書きはじめの時刻になります)残念です。


とりあえず寝てみます。