ふんわりシフォン -270ページ目

言葉探し

言葉に惹かれます

きれいな言葉が好き

物や仕草やにも名前があって

その言葉がぴったりしたものだと嬉しくなります

ジョウロの水の出る部分は、蓮口といいます

蓮の実に 似ているから

仏様が持っていることもあるし、乾燥された状態で売られていて装飾に使われることがあります

乾燥させると種がからからと穴の中で動きます

赤ちゃんのガラガラみたいです



まだまだ知らない言葉もたくさんあって

これからも新しい言葉は生まれてくるし

尽きない言葉の海にいます

月が満ちるまで つばさ

からからと夜道に下駄の音がする。
花火を見て騒いだ余韻で、気持ちがふわふわして気持ちがいい。

「こんなそばで見れたの初めてだよ」

ちはやも、かごバックをぶらぶら揺らしながら機嫌がいい。

「また、見ようね。来年もみんなで」

今日、何度同じことを言っただろう。これから、何度同じことを言うだろう。

それくらい特別だった。




ぽつりぽつり電灯のともる道には人影はなく、開け放した窓から漏れるテレビの音が聞こえてくる。
どこかで風鈴が風に揺れた。
今日は過ごしやすい。エアコンを使わなくても眠りにつけそうだった。





家に着くとおばあちゃんは居間でうちわを使いながら、テレビを見ていた。

「楽しかったみたいだねぇ」
笑いながら飲み物か、アイスどちらがいいか聞いてくる。

「アイスがいいなぁ」

ぱたんと軽い音がして、ガリガリ君が出てきた。夏のガリガリ君はシャリシャリして美味しい。さっきかき氷を食べたのに、歩いて喉のかわいたわたし達は、今日二つ目のアイスを美味しく食べた。

「さ、少し休んだら汗をながしたらいいよ」

どれだけ花火が綺麗だったか話しつかれて、慣れない下駄に歩きつかれていた。

「ちはや、先にシャワー使って。帯、解いてあげるよ」

ちはやの体がわずかに硬くなる。気にせずくるくる帯を解いて浴衣の肩に手をかける。風を入れてあげようと衿を後ろに引くと、思いがけず大きく開いて、なめらかな背中が肩甲骨のあたりまで覗くようになってしまった。

「ごめんやり過ぎ。風を入れてあげようとしたんだよ」

何やってんの、そう返してくると思った。
それなのに。ちはやは強張った顔をしていた。

「…見える?」

なにが、そう聞こうとしてもう一度背中を見た。

右の肩甲骨の上には、さっとほうきでひと掃きしたような形に、そこだけ肌の色が違う。
そこだけまわりより白く、つるりとしていた。やけどだった。

首の後ろをかくようにして、隠す様子が痛々しい。そうだよね、女の子だもんね。

「バカ親父に突き飛ばされた時、ストーブのヤカンにかすってね」

ふうっと大きく息を吐く。

引きすぎた衿を、前でくつろげるように直す。
そういえば、ちはやは背中の開いた服は着なかった。理由をつけてプールも休んでいた。

「ごめんね、ちはや。やけどの事知らなくて…いやな思いをさせちゃったよね」

ひらっと目の前で手を振る。手の平に遮られて、ちはやの表情は見ることができなかった。
少し皮肉っぽい声がする。

「いいよ。背中なんて普段は気にしないのにね」

肩を抱くように撫でている。その姿がホントはすごく気にしてると言っていた。

にゃんこレンジ

実話と思われがちな都市伝説「死体洗いのバイト」等


都市伝説ということは…実際の話ではないのね。

にゃんこレンジ信じてました。やる子がいるかもって。仕組みが分からなかったら、温かくしてくれる謎の箱だものね、レンジは。