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メモ 飛行機事故

なうにしたら長いかもと、ブログにあげることにしました。



先日、飛行機墜落事故の原因解明をしていまして、こういう『どうして?どうして?』なお話は興味があり見ました。

実話だということでしたが、海外だということもあり大きく扱われなかったようです。




飛行場を離陸した飛行機が数分後通信を断ち、目的地の飛行場上空で旋回した後、郊外の山林に墜落したという事件でした。乗客全員が死亡するという大惨事でした。



謎①
なぜ通信を断ったのか

謎②
飛行機の乗客、パイロットに動いているものがいなかったのになぜ墜落したのか


その日、客室乗務員の彼女を持つ男性が飛行機に乗り込みました。

飛行機は空港から10分後に通信が途絶えています。その後飛行機は目的地の空港に到着して、上空を旋回するのみで着陸しません。

首相はテロリストの飛行機ジャックの可能性も考えましたが、管制塔と連絡をとらない飛行機は撃墜するということになっているので、戦闘機を二機向かわせます。



戦闘機のパイロットが旅客機を窺うと乗客、さらにはパイロットまでもが眠りこけています。テロリストによるガスによる殺人なのかというと、死後の解剖では生存が確認されました。



パイロットが撃墜しようとした時、コックピットにいた男性が操縦桿を森へと向けたのです。



回収されたブラックボックスには、コックピットを開けるための暗証番号を打ち込む音が録音されていたそうです。

彼がコックピットに入った時には燃料が底を尽きかけていました。

このまま自動操縦で飛行場の上空を旋回していたら、都市部に墜落して大惨事になってしまいます。

最後の力を振りしぼって、操縦桿を森林のある右に倒しました。


死後の解剖で乗客は生きていたとわかりました。低酸素症に陥り、意識のない状態でした。



ここで少し飛行機の構造について。

飛行機というのは高度の高い所を飛ぶため、気圧が下がってしまい、気圧を上げないと乗客は普通に呼吸ができなくなってしまいます。

どうやって気圧を上げるのかというと、両翼にあるエンジンから空気を取り込み圧力をかけます。そして余分な空気は後方にある圧力弁から排出して機内の気圧を一定に保つのです。


今回の事故では、圧力弁が自動ではなく手動に設定されていたことにパイロットが気づかずに、エマージェンシーを無視したことが大きな原因なようです。機長はエマージェンシーコールを気圧ではなく他の計器の音と聞き間違っていて、エマージェンシーを止めるために席を立ち低酸素症で気絶してしまったのでしょう。副操縦士もそうでした。




どうして彼一人動けたのかというと、非常用の酸素の予備で息を繋いでいたようです。通常、非常事態で下りてくる非常マスクの酸素は12分。座席数より多いそうですが、空席があるならそれも利用できます。

そして非常用の酸素ボンベ4本のうち、使用された形跡のあるものは3本でした。

憶測でしかないのですが、彼女を助けようとしたはずです。助けられるなら助けたかったのでしょう。飛行機には彼女が客室乗務員として乗っていたのですから。


そして自分も客室乗務員でありながら、パイロットを目指していた彼は素潜りと特殊部隊経験者でした。



最後の瞬間、その飛行機のなかで彼だけが恐怖と戦っていたのです。




とりとめなくなりましたが、メモしておくことにします。ちなみにこの文章、四日かけてます…遅筆だ。




追記

パイロット志望の彼が、無線で管制塔と連絡が取れて、もっと燃料があったらこの事故は起こらなかったでしょう。

ただ残念ながら無線は到着空港の周波数に合わされていませんでした。

絵本の紹介。瀬波さんの本棚

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だんごむしの話を書いた際にに参考にした本がこちらです。


書いてからしばらく経ってしまいました。いまさら…!?感は拭えませんが、掃除をしていて出てきたのと、書店に行った際にハードカバーで出版されていたので、紹介することにしました。現在でも入手可能です(笑)



福音舘書店
『ぼく、だんごむし』
得田之久 作
たかはしきよし え



この本は、よく保育園や幼稚園で配布される『こどものとも』のうちの一冊。

『こどものとも』は月刊誌で普通に本屋さんでも買えます。年齢別のお話があって好みのものが選べます。買った当時の値段410円なので、紙は薄いのですがそれさえ気にしなければお買い得。

現在はハードカバーで出版されているので、良い本だと認められているのですね。お値段も1000円でおつりがきますから安い買い物です。





科学絵本の部類には、昆虫にまつわる絵本があるのですが、結構面白いのです。
身近な虫でも知らないことは多いし、知るということは好奇心、興味だったりします。

知っている相手のことは怖くないし、愛着がわきます。



小説の主人公である瀬波さんも、子供の頃にはこういった絵本を見ていたのではないかと思います。虫についての興味があったらむやみに虫を嫌わないのかもしれません。

図鑑が好きで眺めていたのかもしれません。




人との出会いみたいに、本との出会いもあります。

それはやっぱりタイミングなのだけれど。



よき出会いをしてくださいね。

Focus 10 Reiji side

「自然にしてて」

撮影を再開するにあたって玲奈ちゃんには、そう言った。


「俺はね、誰かの真似なんかじゃない玲奈ちゃんを撮りたいんだからね」

「はい」

にこっと笑うと出来る、大きな三日月を写真に収める。

「…今のは不意打ちです」

照れて前髪を直す仕草がおかしくて、またシャッターを切る。

「ああっ…ダメですよぅ」

「大丈夫、かわいい」

かあっと赤くなるのがわかった。肌が白いので、赤くなったのがよくわかる。


「本当」

目が潤んで艶っぽい表情になる。


「かわいいよ」

言いながらもシャッターを切る。使えるかはわからないけれど、貴重な一枚には違いなかった。

「礼治さん、あんまりイジメないでくださいね。玲奈ちゃんまだうぶだから」

見かねたのかスタイリストさんから声がかかる。

「ひどいね。イジメてないでしょ褒めてるのに酷い言われようだ」

「モデル恥ずかしがらせてどうするんです?口説いてるんじゃないんだから」

「ははっまったくね」

笑いが出て場が明るくなったので、ちらりと結輝を見たら明らかにほっとした顔をしていた。

あたってしまったことは仕方ない。後でフォローを入れないと。明らかに空気の変わった撮影現場で撮影をこなしていく。




玲奈ちゃんは被写体としては完璧なプロポーションをしているけれど、どこか緩く支えたいというような保護欲を掻き立てる。

最新のファッションをまとってランウェイをウォーキングする玲奈ちゃんを想像できないくらい、今の玲奈ちゃんは生き生きとしていた。

この子は、こっちのほうが向いている。

服を着こなすすべに長けるより、飾らない素のままでいたほうが、より彼女の魅力を引き出せていた。