11月の終わりに
ずっと探していて、去年も探していた…
あのヒヤシンスを見つけました。
やったーーー(≧▽≦)
あったのは、会社近くの大きなホームセンター。
球根は白、ピンク、ブルーの三色しかありませんでしたがよかった。
ブルーの球根と一緒に、プラスチックの水鉢も購入しました。
根が生えるまでは、紙で容器を覆うそうです。早速、新聞をまきまきすることにします。
球根の頭からは緑の芽がのぞいていて、バッチリ成長してくれそうです。
時々成長記録を載せたいな←おバカさん
隣には、ずうっと花を咲かせてくれているガーベラがあります。
今年は葉が枯れてしまってもうダメかと思っていたら、枯れた葉の下から新しい葉が出てきています。
もう5年育てていて愛着があります。本当にかわいいなぁ(T_T)
いい土に換えてあげるから待っててね!高級?培養土があるのだ!!
これで寂しくなりがちな冬もヒヤシンスと楽しく過ごせそうです。
あのヒヤシンスを見つけました。
やったーーー(≧▽≦)
あったのは、会社近くの大きなホームセンター。
球根は白、ピンク、ブルーの三色しかありませんでしたがよかった。
ブルーの球根と一緒に、プラスチックの水鉢も購入しました。
根が生えるまでは、紙で容器を覆うそうです。早速、新聞をまきまきすることにします。
球根の頭からは緑の芽がのぞいていて、バッチリ成長してくれそうです。
時々成長記録を載せたいな←おバカさん
隣には、ずうっと花を咲かせてくれているガーベラがあります。
今年は葉が枯れてしまってもうダメかと思っていたら、枯れた葉の下から新しい葉が出てきています。
もう5年育てていて愛着があります。本当にかわいいなぁ(T_T)
いい土に換えてあげるから待っててね!高級?培養土があるのだ!!
これで寂しくなりがちな冬もヒヤシンスと楽しく過ごせそうです。
FULL MOON 夜を駆ける 2
秋の実りは地にも川にも満ちている。山にはキノコや果実が実り、地面の下には栄養を蓄えて膨らんだ芋が隠れている。
かさかさと、枯れ葉を踏み締めながら数人づつの団体で山に入るのも、この時期ならではだ。
山胡桃を見つけると、先頭に立っていたハンが、皆を呼びよせた。
「ちょっと休憩。胡桃拾ってきな」
幼い兄弟の子守から解放された子供らは、我先に胡桃の実を拾い、ハンの所まで持ってくる。
「割って、割って」
小さな手にも、服の合わせにも茶色い実が握られていて、こぼれ落ちそうな笑顔とキラキラした目が見つめている。
ハンは子供から、ふたつの胡桃を受け取ると、ひとつの胡桃の筋を、もう片方の胡桃に当て、ぎゅっと握りこんだ。
すぐにパキッと音がして、握っていた手を開くと割れた胡桃が出来ていた。
「すごいねえ」
「はやいや」
「僕のも割って」
かさかさと、枯れ葉を踏み締めながら数人づつの団体で山に入るのも、この時期ならではだ。
山胡桃を見つけると、先頭に立っていたハンが、皆を呼びよせた。
「ちょっと休憩。胡桃拾ってきな」
幼い兄弟の子守から解放された子供らは、我先に胡桃の実を拾い、ハンの所まで持ってくる。
「割って、割って」
小さな手にも、服の合わせにも茶色い実が握られていて、こぼれ落ちそうな笑顔とキラキラした目が見つめている。
ハンは子供から、ふたつの胡桃を受け取ると、ひとつの胡桃の筋を、もう片方の胡桃に当て、ぎゅっと握りこんだ。
すぐにパキッと音がして、握っていた手を開くと割れた胡桃が出来ていた。
「すごいねえ」
「はやいや」
「僕のも割って」
FULL MOON 夜を駆ける 1
風に草が揺れる。ざわざわとゆらぐ藪を透かしてみる空には、月がある。
冴えわたる空には、満月がかかっている。
ぺたぺたと湿った足音をたてて森を渡る。なぜなら彼女は、裸足だったから。
服もサイズの合わない大人ものを纏っている。丈の合わない裾を幾重にも折り重ねて、それでもどこか ぶかぶかと大きかった。
切り揃えられた黒髪は、どこか作り物めいて見えるけれど、はっきりとした瞳が作り物でないことを示していた。
ぺたぺた、ひたひた
夜を渡り苔むした家へとたどり着く。軋む戸を開いて家の中に入ると、家長である父が一角に切られた炉端に座っていた。
明かりといえば、炉の炎しかなく赤い照り返しを受けて杯を口に運んでいた。
「用は済んだかい」
「ええ、父さん」
背中から鳥と野菜を下ろす。まるまると太った鴨だ。脂が乗っているから、炙って食べたら美味しいだろう。
羽根を毟り、はらわたを抜き、塩だけ擦り込んで串を打つ。炎にかざすとぱちぱちと火がはぜて赤くなった。
慣れた手つきで串を炙る。
「何か変わりはあったか」
ちびちびと酒を舐めながら、遠い目をする。
「ソウニャの子供の…12代目の子が結婚するそうよ」
「ほぉ…あの子は良く似ておるからの。血筋がよく顔にでとる」
ぱちぱちと炎のはぜる音がする。
「…随分と生きたものだの」
虫の音が、静かな山あいに響いている。
死が迎えに来るまで、私達は生き続ける。もしかしたらそれは、代替わりとして、新たな命が授かるまでなのだろう。
歳を数えるのは、もう止めている。生身の私達と最後に関わりのあった者を時間を計る物差しにしている。
あの時から、私の時間は止まっているのだから。
冴えわたる空には、満月がかかっている。
ぺたぺたと湿った足音をたてて森を渡る。なぜなら彼女は、裸足だったから。
服もサイズの合わない大人ものを纏っている。丈の合わない裾を幾重にも折り重ねて、それでもどこか ぶかぶかと大きかった。
切り揃えられた黒髪は、どこか作り物めいて見えるけれど、はっきりとした瞳が作り物でないことを示していた。
ぺたぺた、ひたひた
夜を渡り苔むした家へとたどり着く。軋む戸を開いて家の中に入ると、家長である父が一角に切られた炉端に座っていた。
明かりといえば、炉の炎しかなく赤い照り返しを受けて杯を口に運んでいた。
「用は済んだかい」
「ええ、父さん」
背中から鳥と野菜を下ろす。まるまると太った鴨だ。脂が乗っているから、炙って食べたら美味しいだろう。
羽根を毟り、はらわたを抜き、塩だけ擦り込んで串を打つ。炎にかざすとぱちぱちと火がはぜて赤くなった。
慣れた手つきで串を炙る。
「何か変わりはあったか」
ちびちびと酒を舐めながら、遠い目をする。
「ソウニャの子供の…12代目の子が結婚するそうよ」
「ほぉ…あの子は良く似ておるからの。血筋がよく顔にでとる」
ぱちぱちと炎のはぜる音がする。
「…随分と生きたものだの」
虫の音が、静かな山あいに響いている。
死が迎えに来るまで、私達は生き続ける。もしかしたらそれは、代替わりとして、新たな命が授かるまでなのだろう。
歳を数えるのは、もう止めている。生身の私達と最後に関わりのあった者を時間を計る物差しにしている。
あの時から、私の時間は止まっているのだから。