ふんわりシフォン -147ページ目

洗濯機騒動 2

お父さんが、お母さんを呼んでこの洗濯機にしようかと言ったのは、やっぱり安いものだった。



お母さんは、洗濯機の蓋を開けて見て、糸くずフィルターが嫌と言った。

聞き慣れない言葉に、お父さんさんはびっくりして、聞きかえした。

「糸くずフィルターって何、そんなに重要なの」

ぴょこんと飛び出しているネットを指指しながら、

「これはね、すぐちぎれちゃうの。もうちょっと新しいのなら、洗濯漕に組み込まれていて買い替えなくていいの」

わからないという顔で、お父さんさんは頭を振った。
「俺にはそんなに重要には見えない…。そんなに糸くずって気になるか」

「だって沢山取れるんだから」


お母さんも、ぷりぷりしてきた。


たかだか糸くずフィルター、しかし糸くずフィルター。こんなちっちゃい袋が僕の家庭の揉め事になるなんて。

洗濯機騒動 1

洗濯機の脱水が緩くなったとお母さんがぼやいている。

「ぎゅーって絞ると水が出るんだから。脱水出来てないよ。買い替えだわ」

バスタオルをお父さんに突き付けて、ぷりぷりしている。洗濯物を絞っていた手は真っ赤で冷たそうだ。

「毎日のことだし、乾きが悪くて困るのよ」

ぷりぷりしているお母さんとは逆に、お父さんは冷静だ。

「じゃあチラシ見て、比較してからお店に行こう。たくチラシ持ってきて」

チラシを広げて、一番安いお店に出かけることにした。



お店に着くと、ピカピカした新商品が目立つ場所に並んでいた。節水、エコと書かれているのは、ドラム型と呼ばれているもので、横からドアを開けて出し入れする。

カッコイイよね、と振り返ってみたら、お母さんが苦笑いして、それは見るだけねと言われた。

新商品に並んでいる洗濯機の蓋を開けながら、お母さんは悩んでいた。

洗剤と柔軟剤をどこに入れて、糸くずフィルターはどんなものか、ぱたぱた蓋を開け閉めして見ていた。

「たく見てよ。新しいほうの洗濯機はね、糸くずフィルターが、ネットじゃなくて、引っ掛からないように洗濯漕のなかに組み込まれてるのよ」

すごいねーと言われてもピンとこない。ただ見比べたら、ネットがぴょこんと飛び出しているより、ないほうがすっきりしている。

お父さんといえば別の場所の洗濯機を見ていた。お母さんが見ていたのより、安いもの。

ひなたぼっこ

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現在のヒヤシンス。

お天気もいいので、ひなたぼっこをしました。普段は東の窓に置いてますが、日中動かせなくてそのまま置いてあります。

ねっこ も 芽ものびてきました。


早く咲かないかな。久しぶりに嗅ぐ香りは懐かしいはずですね。