VESPER ヴェスパー (2022年) 公開中 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

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アンニョン~、いつも、ありがとうございます(^-^)ノ

続けて書かせてもらいます…キスマーク

 

24日、公開中のこの作品を観てきました…キラキラカチンコキラキラ

 

 


 

 

VESPER ヴェスパー

 

 

映画 『VESPER/ヴェスパー』 公式サイト

THEATERS
※ 公式サイトさんのコピペですので、観に行かれる方はもう一度、ご確認ください、よろしく!!


北海道地区
北海道 サツゲキ 1/19(金)~

関東地区
埼玉 シネプレックス幸手 1/19(金)~
東京 新宿バルト9 1/19(金)~
東京 ヒューマントラストシネマ渋谷 1/19(金)~
東京 T・ジョイPRINCE品川 1/19(金)~
東京 kino cinema 立川高島屋 S.C.館 1/19(金)~
神奈川 横浜ブルク13 1/19(金)~
神奈川 川崎チネチッタ ~2/8(木)

中部地区
長野 長野松竹相生座/長野ロキシー 3/15(金)~3/28(木)
静岡 静岡シネギャラリー 2/16(金)~2/29(木)
静岡 シネマサンシャイン沼津 2/23(祝・金)~3/7(木)
愛知 ミッドランドスクエア シネマ 1/19(金)~

近畿地区
京都 T・ジョイ京都 1/19(金)~
大阪 T・ジョイ梅田 1/19(金)~
大阪 なんばパークスシネマ 1/19(金)~
兵庫 kino cinema 神戸国際 1/19(金)~

中国・四国地区
愛媛 シネマサンシャイン重信 2/23(祝・金)~3/7(木)

九州・沖縄地区
福岡 T・ジョイ博多 1/19(金)~

 

 

19日から公開がスタートした『VESPER ヴェスパー』 ―― 
壊れて分断された地球を舞台に、絶望的な世界から抜け出そうとする少女の戦いを独創的かつ壮大な世界観で描いたSFダークファンタジー。(映画.comさん) ―― です。

コンクリート・ユートピア』(2023年)を観に行った時に予告編を見てインスピレーションを受け「あ、観たいビックリマーク」と思った作品です。

フランス、リトアニア、ベルギー合作のSF映画ということで、SF映画でもハリウッド系の作品とはまた違う何かを感じたんじゃないかと思います。

 

結果として自分の予想通りの映画ではありませんでしたが、確かにSFらしい異常な世界での出来事を体験できたと思います。

 

え~、感想といっても何を書けばいいのかちょっと困ってしまうんですが、観ようかどうしようか迷われてる方には、やっぱりハリウッドの娯楽大作とはかなり違うとお伝えしたいと思います。

 

いわゆるコスト・パフォーマンスの高い映画娯楽を期待して観られると、ガッカリされる方もおられるかもしれません。

 

ヨーロッパの方の映画のらしさのようなものがあるので、そう思って観られた方がいいのかな、と思います。

 

派手なアクションもないし、劇的な盛り上がりにも欠けるのかもしれません。

 

しかし、その上で他の映画にはない個性がある作品だと思うし、とにかく作品のムードやリズムなどはかなり私の好きな世界だったと思います。

 

 

私の否定的な感想としては ―― その1、この作品には私が体験したい「怖さ」「恐怖」を期待してたんだけど、それについてはそこまでではなかった、というのが正直な感想です。

 

しかし、ホラー的な恐怖はそんなにないけど、不穏、不安に満ちた作品ですし、それらを切実に感じました。

映画の舞台となる未来世界における安全上の怖さ、そんな世界で生きる主人公が14歳の少女であることの心配、そして主人公たちがどうなってしまうのかという不安ですね。

それは映画を観てる間、ずっとありました。

 

そして、その2 ―― 思ってたよりも斬新な観たことのない作品ではなかった、ということかな。

そうですね、私がアルフォンソ・キュアロン監督の『トゥモロー・ワールド』(2006年)を観た時に実感した「新しい映画を観ている」という経験には及ばなかったと思います。

 

しかし、それも映画、SF映画としての必然で、どうしても人が想像することは、そこまで斬新になれないのかもしれませんね。

どうしてもこれまでの映画と似てしまうものなのかもしれない。

私なんかそんなに映画の作品数を観れてませんけど、やっぱり過去作との類似を考えてしまいますからね。

それでも、どうしても全く観たことのない新しい作品を求めてしまうんですよね。

だからSF映画を作るクリエーターの方々も、観たことのない世界を築こうと努力されてるんでしょう。

 

『ヴェスパー』に関しては、風景としての絵にそこまでお金をかけたCGを使ってないと思うんですけど、しかしロケーションなどでホント、「生態系が壊れてしまった地球」を見せてくれてると思うんですね。

さらにここ一番では「あっ」と思うような斬新な絵が織り込まれていたと思いますし、また未来世界での生活様式なんかにかなり驚きがありました。

そういった面で非常に満足でしたね。

 

 

え~と、ストーリーは…いや~、私が語るには科学的な設定などが難解すぎて、困難ですねえあせる

 

そこを飛ばしてだったら、なんか書けますけど。

 

けど、いやいやいや、ありがたいことに、マズル刑事さんとミケット刑事がね、先に観に行ってくれててブログを書いてくれてるんですよ、刑事なのに!!

 

新作映画見ちゃお!「ヴェスパー」は、世界観が渋いSFダークファンタジー!

 

↑こちらですひらめき電球

 

いや~、マズル刑事とミケちゃんの解説、わかりやすいなあ~。

 

ストーリーを知ってから観たい方は是非、マズル刑事さんのレビューを読んでくださいね。

オススメでっせビックリマーク

 

299分署の皆様、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

舞台はどこの国なんでしょうか…わからないけどセリフは英語でしたね。

ロケ地はリトアニアだそうです。

 

タイトル・ロールの主人公ヴェスパーを演じるのはラフィエラ・チャップマン Raffiella Chapman。
2007年生まれのまだ16歳ですか。

映画撮影時はガチで14歳だったんでしょう。

映画デビューは2014年の『博士と彼女のセオリー』で『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2016年)、『インフィニット 無限の記憶』(2021年)といった作品に出演してきたそうですが、私は観てなくって…いや、観たいなああせる

とにかく彼女演じるヴェスパーは、まだ中学生くらいで…しかし異常な世界になってしまった地球で暮らしていくことに、すでに慣れているようです。

そのあたり子どもの方が適応できたりするのかな。

 

ただ、ヴェスパーは年頃の女の子の楽しみや遊びはなく、怪我で動けないお父さんのためにも、ただ生き抜き、頑張っていくしかない毎日みたいです。

 

そんな中でも「私の研究」「私の研究」と偉そうに言うので、子どもがどんな研究ですかはてなマークとバカにしていたら、ごめんなさいあせる

その点ではすごくほんまに研究してはりました。

娯楽がない分、勉強してはったんやね。

 


お父さんの兄(つまりヴェスパーの伯父さん)ヨナス(エディ・マーサン)も、この荒廃した世界で自分なりの権力を維持するやり方を確立したようで、何か非道な行いをしてそうですが、この人が身内でありながら何だか危ないので凄くイヤでした。

映画としてはヨナスの怖さがありますよね。

 

ともかく、キャストは皆さん、私の知らない方々ばかりだったので、その点でもSFとしての異常な世界を体験するのには良かったかもしれません。

お一人…メラニー・ゲイドスさん演じるキャラクターの登場シーンでは優れた演技、演出もあり、すごく悲しくなったし、怖くもありましたね。

 

最初の方でアクションはないように書きましたけど、アクションもあります。

バイオレンスもあります。

そして、ヒヤヒヤするサスペンスもありますね。

意外なことに「泣ける場面」もありました。

それらが的確に配置されています。

 

監督はクリスティーナ・ブオジーテさんとブルーノ・サンペルさんのお二人で…この映画を6年間かけて作ったそうです。

お二人は2012年、すでに『ナイトメアは欲情する Vanishing Waves』で共同作業を行っているそうです。

『ヴェスパー』には監督さんお二人の強い気持ちが表れていたように思いました。

 

 

 

 

パンフレットは 880円(税込)だそうですが、私、買わなかったんですよ~。

さっき調べたらクロックワークスさんがツイッターでご紹介されてましたけど、良さそうなパンフレットあせる

ザ・ガーディアン 守護者』(2022年、公開中NEW)を観に行く時、買うたろかなあ~。

 



💥ご注意を💥
ネタバレ覚悟で感想を書かせてもらいますね。

 

続編を期待するご感想もありますが、私はこの作品はこの作品だけでいいと思います。

そうまで大掛かりな動きがある映画ではないので、もっと観たくなる気持ちもわかりますし、確かにシタデルには行かないし、「ピルグリム」の行動など謎が残ったようにも思いますが、映画には描かれないことから得るものも多いと思います。

物語は完結したと思いますし、ラストの絵から私は監督さんたちが伝えたかったものを受け取れたと思います。

それはまさしく「一粒の種が全てを変える」であり、私にはこう言えます、とても感動的なラストだったと。


 

オススメの映画かというと、どうなのかなあ…暗いし、怖いし、ちょっと地味だし…日本の観客が好むようなハッキリとした終わり方じゃないし…わからないけど、でも、オススメしないと自分だけがわかってるつもりの特別ブリっ子になってしまう危険があるのでやっぱりオススメしますよ~ビックリマーク

 

劇場では、変なところで急に音が大きくなったりして、それがとても怖かったですね。

私は劇場で観てホント良かったです。

また是非、観てください。


ってことですね。

今日もおおきに、ありがとうさんでした…(^.^/)))
 



VESPER ヴェスパー


原題:Vesper
韓国語題:베스퍼
中国語題:维斯珀


2022年製作/114分/G/フランス・リトアニア・ベルギー合作

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 上映:2022年7月2日

フランス公開:2022年8月17日
日本公開:2024年1月19日
配給:クロックワークス

監督:クリスティーナ・ブオジーテ ブルーノ・サンペル
製作:アスタ・リュカイティーテ ダイバ・バルナイテ=ヨバイシエネ アレクシス・ぺリン クリスティーナ・ブオジーテ
製作総指揮:セバスティアン・レボ
原案:ブルーノ・サンペル クリスティーナ・ブオジーテ
脚本:ブライアン・クラーク ブルーノ・サンペル クリスティーナ・ブオジーテ
撮影:フェリクサス・アブルカウスカス
衣装:フロランス・ショルテ クリストフ・ピドレ
編集:スザンヌ・フェン
音楽:ダン・レビ

ラフィエラ・チャップマン - ヴェスパー
エディ・マーサン - ヨナス
ロージー・マキューアン - カメリア
リチャード・ブレイク - ダリウス
エドモンド・デーン - エリアス
メラニー・ゲイドス - ジャグ


Cast
Raffiella Chapman as Vesper, a 14-year-old girl living alone with her father; she demonstrates great aptitude at bio-hacking and tries to help Camellia after rescuing her.
Eddie Marsan as Jonas, Vesper's uncle, who is the brutal leader of a nearby group of survivors.
Rosy McEwen as Camellia, a citadel citizen whose ship crashed in the forest before being rescued by Vesper.
Richard Brake as Darius, Vesper's father and Jonas' brother, paralyzed but always following her via a talking drone.
Melanie Gaydos as Jug, a genetically created human being devoid of intelligence, used as slave labor in Jonas' camp.
Edmund Dehn as Elias, Camellia's father, who is head scientist at the nearest citadel.
Matvej Buravkov as Boz
Marijus Demiskis as Med
Markas Eimontas as Mo
Titas Rukas as Beck
Markas Sagaitis as Fitz

 



INTRODUCTION
壮大なスケールと圧巻のVFXで描かれる壊れた地球、そして絶望の世界にあっても希望を捨てず、したたかに生き抜く少女ヴェスパー。ヨーロッパ発のインディペンデント映画ながら、この独創的かつ魅力的な世界を生み出したのは、才気溢れるクリエイターコンビ、クリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンペル。既にいくつもの映画賞を獲得してきた二人だが、本作でも世界三大映ファンタスティック映画祭の一つブリュッセル国際映画祭で最高賞(金鴉賞)を受賞ほか各国の映画祭を席巻、更には映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で実に91%支持というハイスコアを獲得(2023年10月17日現在)するなどますます注目を浴びている。そして主演を務めたのはティム・バートンの『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』、アカデミー賞受賞『博士と彼女のセオリー』など、若くして名だたる作品に出演経験のある新鋭ラフィエラ・チャップマン。エディ・マーサン、リチャード・ブレイクといった実力派のキャスト陣を向こうに回して、タイトルにもなっているヴェスパーを熱演。そのイノセントな輝きで物語に希望の光を与えている。


STORY
生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市“シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界で僅かな資源を奪い合うように生活していた。そんな外の世界に寝たきりの父と二人で暮らす13歳の少女ヴェスパーは、ある日危険な森の中で倒れている女性カメリアを発見する。シタデルの権力者の娘であるという彼女は、共に墜落した飛行艇に乗っていた父親を探してほしいとヴェスパーに頼み込む。もしかするとシタデルへの道が拓けるかもしれない、父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れるヴェスパー、しかし辺り一帯を支配する残忍なヴェスパーの叔父ヨナスもまた、墜落した飛行艇の行方を追っていた……。

 

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