韓国映画 ザ・ガーディアン 守護者 (2023年) 公開中 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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必ず守り抜く――

 

 

 

 


ザ・ガーディアン/守護者

 

 


2024年01月26日(金)公開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




映画 『ザ・ガーディアン/守護者』 公式サイト

THEATERS

北海道地区
北海道 サツゲキ 上映中

関東地区
埼玉 こうのすシネマ 上映中
埼玉 MOVIX三郷 上映中
千葉 T・ジョイ蘇我 上映中
東京 新宿バルト9 上映中
東京 MOVIX昭島 上映中
東京 kino cinema 立川高島屋 S.C.館 上映中
神奈川 横浜ブルク13 上映中
神奈川 川崎チネチッタ 上映中

中部地区
新潟 T・ジョイ新潟万代 上映中
新潟 T・ジョイ長岡 上映中
静岡 シネマサンシャイン沼津 3/1(金)~3/14(木)
愛知 ミッドランドスクエア シネマ 上映中

近畿地区
京都 T・ジョイ京都 上映中
大阪 T・ジョイ梅田 上映中
大阪 シネマート心斎橋 上映中
兵庫 kino cinema 神戸国際 ~2/8(木)

中国・四国地区
広島 広島バルト11 上映中
愛媛 シネマサンシャイン重信 3/8(金)~3/21(木)

九州・沖縄地区
福岡 T・ジョイ博多 上映中
福岡 T・ジョイリバーウォーク北九州 上映中
福岡 T・ジョイ久留米 上映中
長崎 長崎セントラル劇場 2/23(祝・金)~3/7(木)
大分 T・ジョイパークプレイス大分 上映中
鹿児島 鹿児島ミッテ10 上映中

 



INTRODUCTION
韓国映画界を牽引する俳優チョン・ウソンが遂に監督デビューを飾る。手掛けるのは10年ぶりに出所して自分を追う過去から抜け出し平凡に生きようとする一人の男スヒョクの死闘を描いたアクション大作。チョン・ウソンは監督だけでなく、主演のスヒョク役を演じ深みのある演技とパワフルなアクション演技を披露している。共演に最新作『非常宣言』での活躍も記憶に新しいキム・ナムギル、さらには『新しき世界』をはじめ強烈な印象を残すパク・ソンウンという同じく韓国映画界を代表する名優が集結し、作品を更に盛り上げている。斬新なストーリー展開とともに個性的なキャラクター、スタイリッシュなアクションでトロント国際映画祭を騒然とさせた話題作が遂に日本へ上陸する。

 



STORY
凶悪な殺人の罪で懲役10年を言い渡されたスヒョク(チョン・ウソン)が出所の日を迎える。今も忘れられずにいる昔の恋人の元を訪れたスヒョクは、自分との間に子供が生まれ、幼い女の子の父親になった事実を悟る。所属していた犯罪組織との縁を切り、家族のために平凡な日常を送ろうとするスヒョクだったが、ボスの反感を買い、組織が雇った成功率100%の殺し屋に元恋人を殺され、娘は人質に取られてしまうのであった。自分に残されたかけがえのない最愛の人を守るため、スヒョクは再び暴力と謀略の世界に身を投じていく――。


 

アンニョン(^-^)ノ

1月もありがとうございます…キラキラ

2月もよろしくお願いしますね…キスマーク

 

昨日1月31日ですが、公開中の『ザ・ガーディアン 守護者』を観てきました…カチンコ

 

チョン・ウソンさんの初監督作です。

 

いやい~、ホンマ、いい映画でしたビックリマーク

めちゃくちゃ面白かったです!!

いきなり私の今年のベスト10に入るような映画でしたよクラッカー

 

チェ・スヒョク(チョン・ウソン)はヤクザの組員でしたが、「終わりが見えません」ということで当時のボスをぶち殺し、懲役10年でした。

出所して、昔の情婦ミンソ(イ・エリア)に再会したのですが、ミンソはスヒョクが刑務所に行ったあと、スヒョクの娘インビ(リュ・ジアン)を産み育てていました。

娘の父親には平凡な人であってほしい ―― ミンソからそう言われたスヒョクはカタギになり慎ましく暮らしていくことを決めます。

が、ホントに平凡になれたかどうかわかるまでミンソはスヒョクが父親だとインビに教えないようだ。

シルバニアファミリーのお家とかプレゼントに用意してるのにあせる

 

スヒョクがいた組はホテル業とかの「会社」になっててウングク兄貴(パク・ソンウン)は「会長」になっていました。

スヒョクはウングク会長に挨拶に行ったのですが、10年の懲役を務め上げたスヒョクがこれからどうするつもりなのか、会長にはその本心が見えなかったので(このあたりのコミュニケーション不足は韓国映画ではよくあることですあせる)、部下のパク・ソンジュン理事(キム・ジュナン)にスヒョクを監視するように命じます。

 

しかし自分よりも男っぷりがよく何ごとにも動じないスヒョクに対してジェラシーを含んでいたソンジュンは危なすぎる殺し屋たちにスヒョクを殺すよう依頼してしまう。

 

スヒョクはおそらくもう、裏社会とは手を切るつもりだったのですが、つまらない行き違いから悲劇が起こり ―― スヒョクはインビのため、望まぬ戦いを強いられていく。

 

前半は割と静かで、どこかしら「アート風味」のようなこの映画ならではの個性を感じました。

主人公スヒョクは10年を刑務所で過ごしても、とても強く、彼はまたとても無口です。

ハードボイルドな雰囲気がビシバシきます。

ちょっとどの映画か思い出せないんだけど、昔、観たフランス映画の感触を思い出したりしました。

 

そして映画は途中から一気に、めちゃくちゃ興奮なアクションになだれ込んでいきます。

 

Gotye - Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra) [Official Music Video]

 

 

この映画、もともとはチョン・ウソンさんが監督する予定ではなかったそうですね。

最初に新人の監督さんが撮る予定だったそうですが降板されたそうです。

ウソンさんは主人公のスヒョク役ですでに出演を決めていたので、じゃあ自分が監督をやりますよと提案して、製作会社側がその申し出を受け入れたようです。

その後、ウソンさんは脚本にも参加されたとか。

 

とにかくチョン・ウソンさんがご自分で主演した初監督作ということなのでね~…韓国での興行成績は残念な結果だったようですが、私の採点では100点満点で200点ですよ合格

いや、ホンマ、自分の監督作でよくここまでかっこよく主演ができたな~(≧∇≦)

 

私が初めてチョン・ウソンさんの出演作を観たのは2003年の『トンケの蒼い空』でしたね…。

その頃はぜんぜん韓国映画を理解してませんでした。

でもよく覚えてますよ。

 

初めて映画館で観た出演作はかっこよすぎる悪役ジェームズを演じた『監視者たち』(2013年)で、今でもチョン・ウソンさんの出演作で特に好きな作品です。

この前の『ハント』(2022年)もありましたし、いろいろ観てきたけど、チョン・ウソンさんの出演作、どれも好きですね。

 

『ザ・ガーディアン』はノワール・アクションで…チェ・スヒョクはホントにかっこいい主人公です。

強さの理由はわかりませんがもう、もともと強い人なんでしょ。

でも、この映画で一番強いわけではないかもしれない。

 

後半になるとわかりますが…物語を通じてスヒョクは「平凡であること」のルールを守ります。

つまり無駄な殺生はNGです。

 

 

パク・ソンウンさんは合法的な会社になりつつある(といっても十分にマフィアだけど)組の親分さんですね。

実はそこまで出演時間は多くないです。

でも、この特徴的なヘアスタイルで威厳と個性のあるボスを演じてはります。

 

 

キム・ジュンハン カン役


1983年3月29日生まれ、韓国出身。『金子文子と朴烈(パクヨル)』(17)でデビューしたキム・ジュンハンは、本当の日本人と見間違うほどのクオリティで日本人キャラクターをリアルに表現して話題を呼んだ。その後、「賢い医師生活」(20)で色気のある脳神経外科医を演じ、お茶の間の視聴者の心をがっちりと掴む。監督は、キム・ジュンハンが同じ現場で演技するのを見たことがなかったにもかかわらず、彼の出演作『藁にすがる獣たち』(20)を見て場を乱す予測不可能なキャラクターのカン役をイメージしたという。

【主な出演作】
『サンセット・イン・マイ・ホームタウン』(18)、「時間」(18)、「神のクイズ:リブート」(18)、『王の願い ハングルの始まり』(19)など

 

 

キム・ジュンハンさん演じるパク・ソンジュン理事は組のナンバー2なんですけど、この男がまた腹立つヤツなんですわ。

鉄砲を持ってていきがってましてね~。

 

で、想像なんですけど、ソンジュンはホテルなどの事業面では仕事ができる男だったと思うんですね。

だからその点で会長ウングクも信頼して仕事を任せてたんちゃいますか。

 

しかしソンジュンもヤクザから始まった人。

強さ、度胸、相手になめられない威厳を重要に感じる気持ちは抜けなかったんでしょう。

ソンジュンが周囲の部下たちになめられていないか気にする雰囲気がありました。

彼はだから、チェ・スヒョクに張り合うように、彼を敵視したのではないでしょうか。

 

 

で、もう、ホントに嬉しくなるんですけど、スヒョクを狙う殺し屋ウジンを演じるのがキム・ナムギルさん。

好きなんですよ~(´∀`*)

ウジンもかっこいいですよ~。

ナムギルさんがカップ麺をすする時、必ず笑いが起こる!!

そしてウジンが使う自動釘打ちマシンはてなマークの音が「バスバスバスバス!!」と素敵音譜

 

てか、ホンマだいぶクレイジー系な人でね~、子どもじみたところがあって意外とツメが甘かったりして成功率100%と言いつつ失敗してますしあせる…だいぶん狂ってるんですけど、映画の後半では何でそうなのか、垣間見れるセリフがあります。

それがまたゾクッとくるんですけどね。

 

 

とにかくナムギルさん演じるウジン…主人公みたいになっちゃってるビックリマーク(≧∇≦)

明らかにスヒョクよりもウジンの方がセリフが多いです。

またウジンとスヒョクの関係が面白くってね…ウジンはかなりコミカルですよ。

ホント好きなキャラクターでした。

やっぱりナムギルさんはどんな役でも素敵ですよぉ~。

 

だから最後の方では私、しょんぼりしてしまったんですけど、そのあたり監督チョン・ウソンさんの演出の凄みを感じましたし、チェ・スヒョクの物語として、納得の結末でした。

 

よくこうまでナムギルさんをご自分の監督作で自分よりも目立つほどに大事にしはったなあと感動しましたけど、ウソンさんはこの映画では周囲の登場人物に話させてドラマを動かし、自分は動かない(動くけど)役作りで作ろうと思わはったのかもしれません。

スヒョクは無口であることで際立っていたイメージでしたよね。

 

対してウジンはキャーキャーうるさくてホント可愛い。

 

 

パク・ユナ ジナ役


1997年12月23日生まれ、韓国出身。「私のIDはカンナム美人」(18)や「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(18)、「女神降臨」(20)などの人気TVシリーズで活躍する若手実力派俳優。ジナ役のキャスティングにあたり、チョン・ウソン監督は敢えてあまり知られていない俳優を求めた。本作ではジナ役として、キム・ナムギル演じるウジンのキャラクターを巧みに引き立てながら、彼女独自の魅力を存分に発揮し、ドラマに自然に溶け込んでいる。

【主な出演作】
『ホワイトデー:壊れた結界』(19)、「ホテルデルーナ ~月明かりの恋人~」(19)、「キミと僕の警察学校」(22)など

 

 

そしてウジンには相棒がいまして、ジナという年下の女の子なんだけど、ウジンとジナのコンビがホンマに良かったです。

 

ジナの方が大人というかしっかりしてるんですけどね~あせる

息が合ってます、二人。

 

ジナもサイコパスでしっかり悪いんですけど、私は嫌いになれない…てか好きです。

韓国映画で最近増えてきた「強く、かっこいい女性キャラ」ですね。

パク・ユナさん、知らなかったけど一気に注目です。

 

 

インビを演じたリュ・ジアン ―― どこかで見たことあるなあ…と思ってたんですが、『ベイビーブローカー』(2022年)のソン・ガンホさんの娘ちゃん役でしたかひらめき電球

彼女も優れた女優です。

年頃なので撮影から時間が経ってて、一気に成長してますね。

 

日本でも2月23日から公開の『ソウルメイト』にも出演してるそうですNEW

 

映画 『ソウルメイト』 オフィシャルサイト

 

 

イ・ジョンジェさんとも音譜

撮ったのはウソンさんか!?

 



パンフレットは770円(税込)です。

 

・ イントロダクション

・ ストーリー

・ 監督 主演 チョン・ウソン チョン・ウソンさんのお言葉

・ キャスト キム・ナムギル パク・ソンウン キム・ジュンハン パク・ユナ

・ お写真のページ

・ アバウト・ムービー

・ プロダクション・ノート

・ 作品データ

 

う~ん、心苦しいんですが、パンフレットでしか読めないものとなると、かなりこれは弱いんですよね~あせる

単なる記念品といいますかあせる

 

でも、確かに記念になるので観た方は是非。

 

 

『ザ・ガーディアン/守護者』という日本でのタイトルはどっか違うかなあ…。

韓国語の原題は「보호자」=「保護者」でそっちの方が合ってるでしょうね。

でも「保護者」では、素っ気なさすぎますかね汗

 

98分と短めの映画なので退屈してる暇は皆無です。

 

前半、静かめな流れの中に、監督チョン・ウソンさんの映画法のようなものを感じましたが、そんなに初監督作としてエゴを感じる作品ではないように思いました。

後半の息詰まるアクション・シーンの連続に関しても、かなり他の専門的なスタッフの意見を取り入れてはるんじゃないですか。

映画監督として自分の芸術を投影したいというよりも「みんなでいい映画を作ろうぜ」って感じで作りはったように思います。

だって、娯楽映画的にもすっごくいいもの。

 

もちろん、けっこう意外な風景があったり、個性的なキャラクター像など、この作品ならではの良さにも事欠きません。

あと、やっぱりアクションですよね。

カー・アクションもガッツリありますし、そのあたり道路を封鎖して撮ってるんでしょうけど、韓国映画の嬉しいところなんでしょ。

危なさがホンマええなあ。

 

ストーリーに深みは感じるけど、ぜんぜん難しい映画じゃないです。

どなたが観ても大丈夫ですね。

 

もう、これはハッキリとオススメさせていただきます🌟

私もいい映画を観たなあ~と興奮でした。

音響がホントすごく迫力あるので、是非、劇場に観に行ってくださいね。

 

今日もありがとうございます、アンニョン(^.^/)))

 



ザ・ガーディアン/守護者


原題:보호자 保護者
英語題:A Man of Reason


2022年製作/98分/G/韓国
韓国封切:2023年8月15日
日本公開:2024年1月26日
配給:クロックワークス

PD:ソン・テチャン (P.G.K)
脚本:チョン・ヘシン
脚色:ホ・ダム
監督・脚色:チョン・ウソン [第1作]
助監督:キム・ウサン
撮影・照明:コ・ラクソン (C.G.K)
編集:キム・マングン
音楽:キム・テソン
美術:イ・ネギョン
武術:ホ・ミョンヘン、ユ・ミジン(ソウルアクションスクール)

出演
チョン・ウソン → スヒョク チェ・スヒョク
キム・ナムギル → ウジン 請負殺人業者 別名:洗濯機
キム・ジュナン → ソンジュン パク・ソンジュン 組織のナンバー2
パク・ソンウン → ウングク 組織の新ボス
パク・ユナ → チナ ウジンのパートナー 爆弾専門キラー
イ・エリヤ → ミンソ スヒョクのガールフレンド
リュ・ジアン → インビ スヒョクとミンソの娘
パク・ソンジュン → ケル
ムン・ソンファン → あんま男
キム・ジュホン → チュノ スヒョクの元仲間
キム・ムナク → セキュリティーチーム長
パク・ヨン → シン牧師

特別出演
パク・ソングン → 大きい兄貴

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただきました。

 

 

 

 

 

 

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